知り合いがSNSで書いてたけど、地方自治体関連のプロジェクトって、定期人事異動がネックになるというのがあった。これって、地方かどうかとか、官・民どちらかは、関係なくて、人が変わって時計の針が逆進するというのは、本当に辛いことがある。
新任者がしっかりとしたポリシーをもって、かつ過去の経緯も咀嚼したうえで、方針の転換するのであれば、それは当然ながら尊重されるべきだ。
ところが、過去の経緯などは関係なく、新任者の思いだけでプロジェクトの方向性が変ったりすることは多々ある。先週の出張先での案件なんかもそうだけど、一番キツイのは、マネージメント側に誰も以前の担当者が残っていないというパターンだ。
多くの場合、仮に現場が過去の経緯や背景を知っていても、そんなものを引きずっても、決してマネージメントの同意は得られなかったりする。こうなると、もうその場その場の対応にならざるを得ないので、継続性なんてことは、どっかにすっ飛んでしまうのが悲しい。
こういう問題って、組織運営とかガバナンスで防ぎたいのだけど、短期決戦的なプロジェクトの場合は、諦めるしかないのかなと愚痴りたい1日。