今朝は、内分泌診療科での検診。前立腺癌に対する内分泌療法の影響で、骨密度が低下しているため、これに対する治療方針を決める必要がある。血液検査などの結果から、甲状腺異常などの原因ではなく、内分泌療法が原因であろうことは確認できている。つまり、明確に骨密度が低下しうる原因は存在している。
となると、やはり対策を打つべきなので、ビスフォスフォネート系薬剤の投与が有効とのことなのだが、これは顎骨壊死などの副作用が報告されている。そんなわけで、近医の歯科の主治医に対して意見を求める照会状を内分泌診療科の先生が書いてくれて、先週それを歯科医の先生に見せて相談した。もともと、この歯科の主治医の先生は、抜歯することやインプラントなどは推奨せず、出来る限り自己治癒力を高めるポリシーで、薬剤などに対してもそれなりの見解を持たれている。
まぁ、予想はしていたけど、やはり歯科の主治医は、ビスフォスフォネート系薬剤投与には、慎重に望むべきであるという見解だった。こうなると、内分泌診療科の先生も無理には薦めづらいということで、ちょっとデッドロックな状態になってしまった。
そんなわけで、もう少しセカンドオピニオンならぬサードオピニオン的に周りの人に相談してみることで、時間をもらった。だれか、この辺り詳しい人いないかしらん。