去年言い出しっぺになってスタートしたIEEE DTSI(Data Trading System Initiative)は、その目的であるPARの最終バージョンを今日のテレカンで承認。このまま、大きな問題がなければ、明後日には正式にNesCom(New Standard Committee) のAgendaへ申し込む。
こうなると、もう後戻りは出来ないので、結構緊張している。というのも、いままでの標準化活動は、実績あるベテランもたくさんいるコミュニティで、そこの仕組みやルールに沿ってきた活動だし、なにしろみんなベテラン勢が、まさにメンタリングしてくれてきた。
今回も、本当にIEEE SAのスタッフや、IEEE802な仲間たちにメンタリング的にサポートしてもらってきたけど、この先はPolicy&Procedureから作っていくわけで、これはかなり重い。
そんなわけで、ある意味ここを超えたら、後戻り出来ない分水嶺に、片足をかけてしまった。でもね、間違いなくこれからのデータドリブンな社会には必要なんだという信念は変わらないので、飛び込むわけだ。
物作りにしても、プログラムにしても、こう言う後戻り出来ない瞬間って、ある意味ゾクゾク感があって、それはそれで心地よいんだよね....