IEEE P3800 Data Trading Systemの10/22に予定の2nd meetingのCFP(Call for participation) や Call for Submission を発出したら、欧州のIDSAのCTOから積極的なメールが飛んできた。彼らは、彼らでいろいろと標準化をして、国内規格のDINを策定したりしているのだが、それらは当然のようにP3800とも連携したり相互参照したりできるわけで、それはそれで楽しいコラポが期待できるかもしれない。
一方で、先月少し紹介されていたWEF(World Economic Forum)のData for Common Purpose Initiativeのプロジェクトリーダからも、彼らの活動の狙いのサマリーが送られてきた。こちらは、少しパーソナルデータの主権という視点に近いけど、思うところは近い。
日本でもデジタル庁とデータ戦略の議論やアーキテクチャの議論が活発になってきているけど、こういう標準化を介した国際連携は、その中にいないと感覚がわからないかもしれない。
日本では、まだなんでなんでな人とか、具体的な事例がないと....的で、何をなすべきかという行動原理の人が少ないのが、ちょっと辛いなぁ。
信念と熱意をもって、なすべきことが何かを自らに問い続けないと、グラントデザインとかアーキテクチャは描けない。内向きの説明のための解釈論とかエクスキューズを追求するスタイルって、どうもぼくには苦手だな。
できる範囲からとか、わかりやすいことからって言う人は、きっと来年は違うことをやってるんだろうな.....