今日の午後の霞ヶ関の打ち合わせでは、結局のところ標準化をやりたいのは誰よ的な話がでた。国家戦略で標準化大事と声高に叫んでも、民間が動かないと、政策での後押しが意味を成さないという話しだ。
まぁ、国が後押ししたら、それに見合った対応を民間もして欲しいわけだけど、そこの部分のバランスがなかなか厳しい。日本の企業の多くが、中長期的な国際標準化戦略が確立できていないのが辛いわけだ。
確かに、標準化そのものは手段で目的ではないけど、ある側面では標準化活動そのものを目的として、取り組んでもいいのではと思うことがある。国際競争力の話では、よく人材育成の話がでるのだけど、人材育成という視点では、OJT的に国際標準化活動の舞台を使うのはありだと思う。
諸外国では、標準化のエキスパートというのが、キャリアスキルとして認識されてて、そういう人が企業などとコントラクトベースで働いてる。日本もそういう人材が出てきてもいいと、つくづく思う打ち合わせネタだったな。
夜は、西新宿の旧知のお鮨屋さんで久しぶりに江戸前鮨を堪能。コロナでも独立系のお店は、みんなしっかり頑張ってる。