予定より20時間くらい遅れたけど、無事にKIXからイスタンブールに到着。久しぶりに来たけど、相変わらずイスタンブール空港の賑やかさとターキッシュのラウンジの規模には、驚かさせれる。特に、あのKIXの寂しさを痛感した後だから余計にそう思うな。
古来より交通の要所というのは栄えるのだけど、交通手段の発達によって、従来中継点だったとこが素通りされて寂れていくのは、新幹線などによる地方都市の衰退とも共通する。そういう意味では、イスタンブールやシンガポールは、地政学的な特徴を活かして、中継点としてのHub空港として成功している。KIXは、太平洋側からアジアへのHubとしての魅力を出す工夫をすればいいのにねと感じる。
旅程の変更の為、バクー行きの登場時間ギリギリまで、ゲートの前でデータスペースに関する某経済団体との打ち合わせに参加。相変わらず、設計はトップダウン、実装はボトムアップという、システム的思考がなくて、まずは実装とユースケースとかいう、設計なき提案が蔓延りそうで怖いわ。こうして、デスマーチが作られているのが日本の文化なのかね....
3時間ほどのフライトで、無事にアゼルバイジャンのバクーに到着。アゼルバイジャンも初めてだし、カスピ海を見るのも初めて。空港で関連会社の代理店のドライバーさんにピックアップしてもらい、市内のホテルに移動。街も行き交う車も綺麗だなというのが、第一印象。
ホテルで、先着している関連会社の人と合流した後、シャワーを浴びて一休み。夕方前に日本大使館を訪問して、当地の大使となった旧知のCさんと久しぶりに再会。関連会社の当地でのビジネスの話の他に、共通の知人の近況などについても、あれやこれやと歓談。
夜は、市内の有名なアゼルバイジャンのローカルレストランで会食。アゼルバイジャンって、ワインなども良いものがあるのだけど、陸路しかないので、輸出産業にならないらしい。いっそのこと、オイルじゃないけど、パイプラインでワイン流したらとかバカなことを妄想してみた。