午後から京都で開催されているITRCの研究会に参加する。 この学会は、産学連携ということで、企業の展示などもあるし、今回は会社の研究員がLAもやっている。 年に二回の合宿研究会では、国立大学の情報系の研究者が一同に介する。 夜のBOFでは、今後の在り方についての議論がされたのだが、以前に比べて若手が参加していないことが、一つの課題として認識されている。 たしかに、この研究会は学部生や修士課程の学生などを、先生が連れてきていて、夜なべの議論などを自由闊達にしているところが、一つの魅力ではあったが、最近は若手が少ないようだ。 この研究会に限らず、インターネット業界の高齢化というのは、なんとなく気になっているし、 まだ理工学離れは続いてるのだろうか....。
僕は、読書は苦手で、小説の類はほとんど読まない。 子供の頃に多くの人が読む童話なども、あまり読んでいない。 不思議の国のアリスやナルニア国物語は、25過ぎてから読んだ。 とはいえ、根っからのミーハーなので、流行のものは、ちょっと読んだりする。 芥川賞を最年少女流作家がとった時とかも、小説雑誌に全編が掲載されたら読んだりはするが、わざわざハードカバーを買ったり、図書館で借りて読んだりはしない。 話題のダヴィンチコードも気になっていたのだが、映画公開とともに文庫になったので買って読み始めた。 この類の宗教ミステリーものは、洋の東西を問わず沢山あるし、日常的に無宗教の人間にとっては、知らないことの缶詰なので、そこそこに読み物としても楽しい。 密教とか秘密結社の類は、日常離れしているからこそ、ミステリーなんだろうけど、もしそれらが実存するならば、そちら側の世界からこういう娯楽大作化された書籍や映画を評価する心境といのも聞いてみたい。