幕張で今日から開催されているCEATECに行く。 今回は、自社として出展しているわけではないが、共同開発をしている会社のブースに、新製品を展示している。 CEATECの前身のひとつであるエクレクトロニクスショーは、以前はかならず見学に訪れたのだが、最近は疎遠になっていた。 電子機器の開発をする者にとっては、各社の部品などを一度に見て回れる良い機会だった。 電話帳のような厚みのあるカタログ集も領布されて、インーネットのない時代には、貴重な情報源だった。 インターネットの普及により、要素部品のカタログ、データーシートは、みな電子化され情報の入手が容易になったことから、催事でのカタログ収集というのは、意義が薄れつつあるようだ。 昔、独立して起業したときに、大手電機メーカーの半導体を取り扱っている商社の支店長が、創業祝いに半導体のデーターブック一式(30冊くらい)を贈ってくれた。 当時は、大手メーカーなどには、無償で最新のものが配布されていたが、直接部品を購入することのないデザインハウスでは、こういうデーターブックの入手や、評価用サンプルの入手(有償購入も含めて)は、さほど容易ではなかったので、大変ありがたかったことを思い出した。
午後からは、藤沢にある品質管理部門にて品質管理に関する課題などをヒアリングをし、夜東京に戻って香港から来日してる知人と一献。