仕事の関係で、久しぶりにブレストを行なった。 ブレストとかJK法なんていうのは、普段 実務であまり使わないせいか、皆ブレスト慣れしていないので、個々の意見につい反応してしまい、各論になってしまいそうになる。 ある課題やテーマについて、どのくらいの数のアイデアが出るかは、参加者の視点・視座の広さに比例する。 これは、単純に年齢が若ければ、発想が柔軟で良いかというと、若さゆえの経験不足で知識範囲が狭いというマイナス面もある。 また、時に経験は固定観念を根付かせ、視点・視座を狭くしてしまうこともある。 重要なのは、多くの経験を、いかに自分の中で咀嚼し、普遍的なレベルに落としこめるかだ。 数学の問題を、答えと一対一で暗記してしまっても、その数式の原理、公式を理解していないと、応用問題が解けなくなるのと同じだろう。 今日のブレストは、第一回目なので、これから類型化と進めていくが、そこでも多角的な分析能力が求められる。 この会議は、5回くらいで、一定の意見集約をする必要があるのだが、しばらくは、このオーソドックスなスタイルを進めたい。