皆々様、新年あけましておめでとうございます。
このBlogをはじめて、ちょうど一年が経過しました。 年初に、とりあえず、ボケ防止のために毎日なにかを書こうとはじめた、私的な備忘録ですが、ログをみていると、いろいろな方が閲覧されていることがわかりました。 あまりに中身がないので、そういう人の時間を無駄に消費させているのが、申し訳ないのだけど... 実際には、いろいろな利害関係もあるので、書けないことが多すぎるのです。(汗);;
昨年の年始に、自宅のサーバ類を一新し、Debian+Tdiaryでこのサイトを運用していますが、特に大きな問題もなく稼動しています。 コメントスパムやリファラースパムも、フィルタがそれなりに効果があるようで、ようやく落ち着きを取り戻しました。
昨日(元旦)は、村の住民が皆公民館に集り、公民館の裏手にあるちいさな祠に祭られた氏神様に祝賀の祈りをした。 近隣の神主さんが来て、一連の神事をおこなったあと、簡単な新年会が行われた。 この時、新しく村に入居される人が紹介された。 ちょうど、去年の元旦は、我が家ともう一家族が挨拶をしたが、今年も新しく一世帯が紹介された。 いづれも、東京近郊のひとで、我が家以外は、定年後の永住ということだ。 別荘地ではないが、八ヶ岳や南アルプスを望む絶景に見せられて越してくるようだ。
今朝は、村の消防団の人が新年の挨拶に各戸をまわり、消防団の維持のための寄付を集めに来た。 こういう、共同基金的なものや無尽などは、都会では本当に少なくなってきているが、こちらでは年間を通じて、数回、数種類ある。 これを煩わしいと感じてしまう人は、こういう村ではなく、管理された別荘地などに住むことが良いだろうが、僕はこういう共同行為がコミュニティを維持していく上で重要と考えているし、適度に居心地の良さになると思っている。
今日は、年末の工事でネットワーク環境が安定したので、東京の家にあるサーバ類をメンテをし、年賀メイルのためのアドレス帳の整理をする。 こういう作業も、静かな環境でBGMを聴きながら、リモートでできるのだから、インターネットはありがたいものだ。
NPO楽っ子関係の、経理など、普段なかなか進まない事務処理を行う。 会計の手法や原則は、利益団体でも非営利団体でも変わらないが、NPO法人の場合、定款に示された非営利団体としての本業部分(非営利事業)と、この法人が行うその他の関連する事業を分けておく必要がある。 結果として、BS/PL(非営利の場合は、PLといわず、収支計算書という)は、二つになる。 営利事業によって生じた利益を、認定NPOなどでは、非営利事業へ寄付するという行為をとることで、非課税となる措置がある。 さらには、非営利事業の経費仕訳も、事業そのものに直接的に係る事業費と法人の維持管理などに係る管理費に大別して、仕訳することが必要だ。 しかし、これらの会計規則については、企業会計における会社法や監査義務などのようなルールが未整備な面も多く、計上基準を発生日基準とするのかなども、各法人によりことなるようだ。 こういう経理、会計処理で重要なのは、その透明さであり、基準が明確になっていて、説明責任(第三者に合理的な説明が可能かどうか)が果たせるかだろう。 僕は、20代の後半の時に、知人と電子機器の設計事務所を共同経営していたのだが、その当時に共同経営者の命により商工会の主催する2級簿記までの講習を受けた。 この講習で教えてくれた先生は、某大手簿記学校の教頭先生だったのだが、実家が東京の下町で文具関係の製造業を営まれていることから、とても実務的な指導をしてくれた。 そして、なによりも一番最初の講義で、取引の8要素(資産の増加/資産の減少,負債の減少/負債の増加,資本の減少/資本の増加,費用の発生/収益の発生)という基本概念をしっかりと教えていただいたことが、会計に関する全ての局面で生きている。 というわけで、さすかに会社の決算書を作ることはなくなったけど、NPOの決算書つくりには、当時の教えを生かして、今でも自分で取り組んでいる。 (但し、会計ソフトがあるからこそ出来るのだけど..)
NPO法人申請をめぐって、松岡農林水産相の秘書が内閣府に対して審査状況の照会をしたことが問題となっている。 このNPO団体の内容や、関連企業の内容はよくわからないが、法令に基づき設立方法も審査期間も明確であり、積極的にNPO法人の設立を政府は支援している中で、わざわざ国会議員に照会を依頼することが、僕には理解できない。 僕の設立したNPOも、東京都と山梨県に事業所を持つために、内閣府認定のNPOとなることから、内閣府に申請をしたわけだけど、その申請書類一式の作成から、審査まで、市販の実用書と、それに付属していたCD−ROMの電子ファイルを利用し、淡々と事務処理をし、申請、認定にいたった。 電波関係などや税務申告などでもそうだが、自己の中だけで閉じない仕事をするには、とうぜんながら一定のルールがあり、それを行うことは最低限の義務なのだが、こういうのを既存の手続きなどを確認し、それに沿ったことをしない人に限って、規制が大変だとか、手続きが煩雑だとか騒ぐことがあるように思われる。 そして、最悪の場合は、いきなりショートパスをねらって、ルール違反の行動にでたりするようだ。 仕事でも、それは大変だとか、原価がかかり過ぎるとか、納期が間に合わないとかいうネガティブな事を、反射的な唱える者に限って、本当に原価がいくら違うのかとか、納期がどう変わるのかなどを調べていないケースが散見する。 僕の場合は、既存の業務フローやルールに沿って、もの事を進め、その上で改善をするという実践的手法が好きだ。
正月休みに痛んでいた石窯を補修したので、久しぶりに石窯でピザとパンを焼いてみた。 先週、石窯を使わずにIHのオーブンで、あんパンを作ったのだが、これは残念ながらいただけなかった。 今週は、石窯でリベンジというわけで、ぶどうパンとチーズフランを作る。 さすがに石窯でのパン作りも、回を重ねて温度の感覚も慣れてきたので、こちらは満足のいくものが出来た。
雪にすっかり埋もれてしまった畑で、収穫し忘れていたブロッコリーを摘む。 これで、今シーズの収穫は、白菜を除いて概ね終わりだ。 思い返してみると、去年の春から、ほうれん草、小松菜、葱、ジャガイモ、ピーマン、シソ、ナス、ミニトマト、きゅうり、とうもろこし、ダイコン、カブ、にんじん、カリフラワー、ブロッコリ、白菜と、実に多くの収穫に恵まれた。 とうもろこしが、猿に取られてしまったため、ほとんど食べれなかったのだけれど、あとは十分に堪能することができた。 本当は、秋から冬の時期に、たい肥作りなどをするところなのだが、残念ながらまだそこまでの余裕がなかった。 それでも、そこそこに作付けの量などの感覚がわかってきたので、春からはもうすこし計画的に取り組めそうだ。
午後から、九州で電力系通信キャリアの取締役をされているK氏を訪ねる。 K氏とは、昔無線を使ったラストマイルの実験を一緒に行ったのがご縁で、いまでもいろいろ交流させていだたいている。 また、もっと昔、僕が送電線故障点評定装置(FL)という装置の仕事に関わっていたので、電力系の方々とはいろいろと縁があったりする。 K氏は数年前に無線によるラストマイルの実験と同時に、PLCの実験もされており、いろいろとあったげと、結果として昨年屋内利用で導入が実用化れさたわけで、今後のPLCについての話題となった。 電力会社は、いまオール電化住宅の販売、提案を強化しているけれど、新築のオール電化住宅などは、最初からPLCを使った情報コンセントの配備がされていたら嬉しいという話となった。 実際に、僕も山梨の家はオール電化なんだけど、結局 電話線、配電線、LANの三つの配管が家の中を駆け巡っている。 これをPLCの配管一本にして、電話もVoIPにしてしまい、各部屋のローゼットにPLCが埋め込まれる方式になっ場合、工事費の廉価額と、PLCの機器コストの比較で、まだまだ工事費のほうが安いのかもしれない。 一方で、集合住宅などでは、各戸とMDFをPLC接続するのであれば、それなりにコストメリットがでる可能性も有るだろうが、配電の構成などに依存する部分があり、簡単ではないようだ。 結局のところ、今回開放された規格の範囲だと、家のなかでの利用で、しかも既設の住宅での後付利用という範囲なので、おのずと市場も限定されてしまうようだ。
アップルがiPhoneというiPod付き携帯(携帯付きiPod??)の発表をした。 これを単なるスマートフォンの一つして捕らえるならば、フルブラウザの搭載された携帯も、音楽端末付きの携帯も、既に市場には存在しているのだから、インパクトはさほどないたろう。 しかし、アップルがやる、ジョブスがやる、となると、根本的なところで、単なる新しい端末の登場では終わらない。 アップルは、いつもスタイルを提案してきた会社だし、iPodの場合もMP3プレイヤとの最大の違いは、iTMSとの連携だったわけだ。 この場合、通信網自体には、なにも手をくわえず、インターネットそのものにもなにも変わらなく、サービスと端末という両端で、新しいスタイルを提案しているわけだ。 これに対して、キャリアバンドル型の日本の携帯端末は、着歌などの機能とサービスは、常にキャリアにより構築、提供されてきたわけで、こういうオープンな端末の登場をどう受け入れるのかが興味深いところだ。 じわじわと、携帯業界に端末開放の実態が近づきつつある。
某通信キャリアの執行役員をしているS氏の誕生日パーティに参加。 もっとも、誕生日が嬉しい年齢でもないだろうし..ってわけで、まぁ鏡開きに飲み会をしたという感じではある。 彼とは、彼が大手外資系コンサルからいまの会社の社長室に入社した頃、僕もコンサルとして参加していたことから、かれこれ8年くらいの付き合いになる。 この間、通信事業を立上げ、固定通信会社、、移動体通信会社を買収し、いまや三大通信キャリアとなった会社の一連の動きの中で、じつに密度の濃い仕事をしている。 久しぶりに、昔一緒に仕事をした連中と顔をあわせた。 中には、買収される前の会社時代に、僕の進めていた通信事業者と係争をした時の相手方の人もいたりして、ちょっとほろ苦い昔話に花が咲いたりした。(笑)
畑には、まだ雪が残っているのだけれど、その雪の下にあるニンジンとカブを収穫し、埋めてあるダイコンを少し掘り出す。 カブは、もう大きくなり過ぎで、巣が入ってるかとおもったら、なんともなっていなかった。 というわけで、夕食は自家製野菜のポトフとなるが、ダイコンもはいってると、ほとんどおでん状態だ。 まぁ、洋風おでん=ポトフなのだから、そんなもんかなと... 正月休みに補修した石窯は、耐熱型のコンクリート・モルタル用パテで、もういちど仕上げの補修しておく。 というわけで、せっかく、石窯が直ったので、デニッシュに挑戦してみることにした。 デニッシュは、IHのオーブンだと低温発酵できるので、一日でも作れようだけど、途中の折込などにも時間がかかるので、今日は成型まで行い、冷蔵庫でゆっくり発酵させてから明日焼くことにする。 それにしても、デニッシュ地って、工程が大変、そのわりには パン屋さんで売ってる値段はあまり変わらないのが不思議だ。 はたして、どんなものになるやら..
高校時代の同級生から久しぶりに連絡あり、彼が立ち上げた新しいビジネスの案内をもらった。 ミュージシャンのネットオーディションサイトでレッドカーペットというのを立ち上げたそうだ。 自分で作った楽曲などの作品を投稿し、それをネットでオーディションし、採用されると携帯の着歌配信などでデビューできるそうだ。 投稿については、セガカラというカラオケで、既存の楽曲を歌い、それを投稿することもできるようで、この場合は歌唱力を訴求するらしい。 彼は、パイロット志望からはじまり、電気工学をやって、その後ファッションデザイナ、大手自動車メーカの広報、芸能プロダクションのマネージャとして大型新人の発掘をしたりと、実に多彩な経歴をもっていた人で、こういうビジネスを立ち上げたのもなんとなく、彼らしいなぁと思った。 サイトは、ちょっとフレームの切り方が好みじゃないけど...
冬まっさかりということで、久しぶりにオイスターを楽しむ。 それにしても、日本のオイスタバーは、基本的に一人当たりが食べる量が少ない。 欧米などでは、サンプラーでもdozen単位だったりなのに、日本だとharf dozen以下だったりする。 まぁ、価格が高すぎるというのが、一番の問題かもしれないし、魚屋のカウンタで食べるような簡素なオイスタ屋が少ないせいもある。 この冬は、ノロウィルスが世間を騒がしたけれど、食の誘惑には勝てないというか、基本的に気にしていないので、店にあった安全宣言の張り紙をみるまで、すっかり忘れていた。 とはいえ、数年前に真夏のホーチミンで、生牡蠣を食べることになった時は、さすがに一瞬躊躇したこともあるけれど....
関係している製品開発チームが、もう長いこと見事なデスマーチプロジェクトにある。 まぁ、デスマーチじゃないプロジェクトには、お目にかかることはまずないのだという通説に従えば、いまさらおどくろことは無いのだが、デスマーチの第二版を書店で見かけたので、すこし変化をしないとと思い出した。 というわけで、ちょっと古典すぎるけど、コンサルタントの秘密とかを読み返してみることにした。
15年くらい前にスペクトラム拡散通信を手がけた時に知り合った、米国人の友人が久しぶりに来日すると連絡があった。 彼は、シリコンバレーの半導体ベンチャのインターナショナルセールスで、当時その会社が開発したチップのαサイトとして、徹底的に使い込んだ関係で、頻繁にやりとりし、家族ぐるみの付き合いをしている。 メイルで久しぶりの来日の予定を聞き、返信をしたら、シグネチャからこのBlogを探ったらしく、こちらにもコメントを書いてくれていた。 世界中のいろいろなところに、仕事の関係で知り合った友人がいるので、本当はBlogとかも英語で書けば良いのだけど、残念ながら日本語より時間がかるのでパス。
総務省の広帯域移動無線アクセスシステム委員会技術的条件作業班(第9回)に参加する。 これは、2.5GHz帯に割り当てる無線システムの技術検討で、世間ではWi−Max IEEE802.16が一番認知度が高いが、次世代PHSやIEEE802.20も検討されている。 昨年末に中間報告があり、それに対する公聴会としてBWAカンファレンスが開催されたわけだが、その中で地域情報化などの有効な手段としてFWA的(固定通信)利用を検討するべきという意見(僕もしました)があり、これを受けて作業版が再開されたものだ。 さらに遡れば、一昨年のワイヤレスブロードバンド推進研究会の報告を受けてこの委員会は始まっていて、この研究会には僕は参加していたのだが、こちらの委員会には参加していなかった。 今回、FWA的利用の検討にあたっては、FWA的利用を検討するため、数名が作業班の構成員として追加された。 とりあえず、今日の作業版では、今後の検討の方向付けを確認し、FWA的利用を推進する一人として、想定する利用シーンを説明する機会を得た。 世の中では、夢のような移動体通信としてモバイルWi−Maxへの期待が高まっているが、一方でブロードバンド・ゼロ地域と呼ばれるADSLさえも加入できない地域が未だ残っていて、この解消は大きな政策課題となっている。 実は、今日はこちらの委員会の前に、APPLIC(財)全国地域情報化推進協会に出席していたのだが、そちらでは、切実に地域でのインフラを解消したいという自治体からの意見があり、ADSLの誘致も出来ないという現状だ。 こんな中で、欧米などでは、IEEE802.16dを使って、FWA的利用の実績か沢山有るのだが、日本では夢の移動体通信一辺倒だ。 ところが、ベンダも含めて、製品は開発途上、チップメーカはPCに搭載すると言ってるが、それもまだ先の話なのだ。 なんだか、これはIPv6に似ていないか? と思ってしまった。 世界標準だと声高に叫び、当初はIPv4をテイクオーバーするといっていたが、結局は未だにメジャーではない。 もちろん、技術的なよさも、そのメリットも判るし、ぼくもIPv6が悪いとは思っていないけど、新技術に執着するあまり、解決できる目前の課題が放置されるのは困ったものだ。 技術研究者にとっては、明らかに新しい技術に取り組むことの方がモチベーションが上がるのだろうけど、一方で既存の技術を有効に利用することも重要だ。 もちろん、それが将来の新しい技術革新を阻むのであれば問題だが、一定の条件のもとに、マイグレーション可能な既存技術を利用することを並行に検討することも必要だろう。
山梨の家の周りには、南アルプスと八ヶ岳にの麓に別荘やちょっとした工房などが点在している。 CDラックを探しているので、家のすぐ近くにある手作り家具のみずき工房の家具洞を覗いて見た。 いろいろとセンスのいい家具が展示されていて、基本的にはオーダー家具なので、主にいろいろと教えてもらった。 その後、ハムを買いに清里に回ってみたら、清泉寮が無料のスノーパークを公開していて、子供連れがチューブやソリ遊びに結構来ていた。 ついでということで、久しぶりに小淵沢の八ヶ岳アウトレットに回ってみる。 相変わらず此処は、いまいち いなたいお店しかないんだけど、サンクゼールで、ワインが値引きになっていたので、二本ばかり購入してもどる。
マニラで開催されているAPANのメディカルWGで、遠隔医療に関係する発表を行うため、夕方成田から出国する。 フィリピンは、セブなどのリゾートも含めて、まったく行った事がなく、今回が初めてとなる。 最近は、狂犬病などが騒がれるているけれど、まぁトンボ帰りなので、あまり気にしていない。 空港についたら、入国審査の内側まで、主催側が手配してくれたエージェントがピックアップに来ていて、そのまま入国審査、税関とエスコートしてくれ、ホテルまでのタクシに乗せてくれた。 こういう、通関の外と内をエスコートする人とかがスルスルと通っていける光景というのは、とても不思議な気がする。 27年前にバリ島に行った時に、現地で対応してくれた地元の名士の人は、本当に顔パスで通関などもとおって、空港の中まで見送りに来てくれたことを思い出した。
APANの海外での開催会議には、初めて参加したのだが、想像以上に活況だ。 チェアのG先生とは、そこそこに長いお付き合いをさせていただいており、APANの部分会合や東京での会議には、ルーラルエリアのインフラ構築に関するプレゼンなどで参加したことがあるが、今回は無線ではなくて有線のVPNな話なので、いつもとは勝手が違う。 午前中は、現地の事務所の同僚やアジア地域のマネージャらと打ち合わせを行ったが、やはり業界での認知度を上げないといけないと痛感した。 IEFTやIEEEでもそうだど、休憩時間などに通路やロビーのあちらこちらで、ノートPC広げている光景がここにもあるが、これって普通の人からみたら超異常な景色なんだろうな... それでも、こういう時に、いろいろな関係者と話しをし、ビジネスにつながったりするのだ。 今日も、関係している新しい製品をもとにして、ちょっとした研究成果展開に続けたいなんていう話しをしていた。
ディナーレセプションは、ホテルの近くのGreenHills Shopping Centerなるところに、パスで移動。 民族舞踊やバンブーダンスなどのショーを見ながらの食事だが、このショーをみると、スペイン統治の面影や、ジャワやマレー文化など、この国の多様性を垣間見ることができた。 楽器などもインドネシアからマレー半島にかけて、共通する文化を感じるものだ。
今日は、参加しているMedicalWSで、韓国から内視鏡手術の様子がインターネットを使って会場に中継された。 初めて、内視鏡手術というのを見たのだが、ひたすら関心するというか、驚くばかりだ。 腹部の5箇所からマニュピレータやら内視鏡を挿入し、がん患者の胃の一部を削除して、摘出する様子がDVTSによる高画質で中継された。 その様子は、マニラの他にマレーシアやインドの会場にも中継され、双方向の、ビデオ会議がおこなわれた。 我々の会社は、こういう遠隔医療の時にインターネット上で流れる情報を保護するために、VPNを構築するルータを提供している。 胃の一部2.5cm程度を削除して、取り出す手術は、内視鏡手術のため出血はわずかに50ccで、患者の負担がとても小さいそうだ。 小さなピンセットのようなマニュピレータとレーザーメスにより、淡々と周辺の脂肪を切り離していく様子は、言葉は悪いが、鶏肉を裁いているようにしか見えない。 人の体が写るのではなく、お腹の中の様子だけなので、予想していたほど、グロテスクな感じはしなかった。
しかし、インターネットの高速化により、こういう最先端の医療技術が広く共有できるというのは、とても有効だろう。 今回の場合、IPv6ではないが、その成果は、とても社会生活に有益なものだ。 悪戯に先端技術に固執することなく、アプリケーションを見据えた、こういう技術の普及はとても大事なものだと感じた。
今日は朝から晴れて、無事に味噌作りができた。 体調も昨日しっかりと睡眠をとったお陰で、なんとか持ち直した。 朝から大豆を煮て、潰して、麹と塩を混ぜて、また煉ってと一連の工程をおこない、午後3時過ぎにひととおり終了、あとは寝かせて夏過ぎに天地返しをして、秋には出来上がりとなる。 大豆30Kgに麹と塩で、最終的には100Kgの味噌となる。 今年は、同じ村のTさんが作った無農薬の大豆を分けていただいたので、地産も地産ど真ん中だ。 大豆があと20kgあるので、もう一回二月に仕込みをする予定だ。 夕方、手伝いにきてくれたNPOの仲間に大根をお土産にと思い、畑に埋めてあるのを掘りにいったら、隣の畑で猿の家族がなにやら作物をあさっている。 こちらが近づいても、まったくお構えなしという図々しさだ。 猿は強い。
不二家の賞味期限切れ問題があったけど、その後連日新聞にはいろいろな会社からの同様の問題に対する謝罪や回収の広告が掲載されている。 これは、雪印の時もそうだったし、パロマの時もそうだ。 最初の1件をマスコミがこぞってとりあげて大騒ぎをしたあとに、必ず同様の事件に関する謝罪広告が新聞を埋める。 最初の一軒は、マスコミに叩かれるけれど、コソリと謝罪広告で済ませる他社は、以外と叩かれない。 今回も、けっこう有名な洋菓子店がシラーっと、新聞に回収広告をだしたりしている。 納豆で問題となったTV番組の捏造問題も、次々と同様の指摘が浮かび上がる。 結局のところ、問題になるのは最初の一人と、あとは話題性のあるところばかりで、実態はもっと広範に及ぶのだ。 そういう意味で、消費者が独自の選択眼をしっかりと身につけ、トレーサビリティなどにも気を使わないといけない時代になっているようだ。 といっても、我が家の自家製パンは、トレーサビリティに自信があるけど、材料の賞味気期限については、確信犯な時も有る。(笑)
仕事の関係で、監査法人の人などと、いろいろと話しをする機会が多い。 特に最近は、コンプライアンスや会社法の改正などもあり、この類の話には事欠かない。 監査を行う現場では、比較的若い会計士の人たちが多いのだが、彼らの多くは残念ながら会計士しか職務経験がない。 企業の会計価値を正しく判断していくためには、事業に対する知識はもちろん、税務や智財などに対する広範な知識が必要となる。 刑事裁判のように、疑わしきは被告人の利益にというような、前提がないのが会計監査の難しいところで、求められるのは実価値と簿価の差をいかに少なくするかである。 つまり、100% NOと言えないから資産価値として計上するというのも、100% Yesと言えないから資産価値を減損するというのも、両方とも誤った企業価値を第三者(株主等)に示してしまうという点では、等しく不適切である。 となると、諸々の判断はどうするかというと、合理的に説明責任を果たせるかであり、それには、数多くの事例に基づく経験則も必要になるのだろう。 残念ながら、若い現場の会計士達の多くは、事例を持ち合わせていないので、画一的なマニュアル化された判断に頼らざるを得ないことが多いのではないかと見受けられる。 そういう意味では、判例集ではないけれど、会計監査などのナレッジの蓄積と共有化というのは、これからも重要になるではないだろうか。
仕事でもプライベートでも、いまやメッセンジャの類が必須だ。 僕の場合には、Y!メッセンジャと、MSメッセンジャとSkypeがいつも立ち上がっている。 (AIMもあったけど、これは使っていない) でっ、国内外を問わず移動していることが多いので、プレゼンスのところに居場所を表示させているわけだが、最近はここをいろいろなメッセージ発信に使ってる人が多い。 双方向なやりとりではないので、ジョークネタが多いのだが、なんとなく相手の環境だったり心境だったりが見え隠れするのが面白い。 以前にも書いたけど、携帯電話にプレゼンス機能が着いてくれたら、 とても便利になるのだけれど、その場合にもこいういうカスタマイズできるプレゼンス表示があるとうれしい。