今年から品質保証関係の部門を兼務することとなった。 品管、品保、検査などの一部は、商品センタというところにあり、今日はそちらに行き部門の職員と面談をした。 丁度、月初ということもあり、朝全員による月頭の朝礼があり、これにも参加できた。 国内・外を問わず、工場やロジスティックセンタなど独立した事業所になっている所に行くと、事業所としての一体感や規律というものを感じ取ることが多い。 今日も、清潔な事業所で、凛とした空気の中での朝礼に、そんなものを垣間見た。 今回関与する部門には、パートやアルバイトとして雇用された後、正社員になった人も多く、創業直後からのベテラン社員が結構いる。 彼、彼女らは、自社に対する敬愛と誇りを持っていて、とても心強く感じた。
最近の某洋菓子会社の問題に限らず、製造業において、品質は会社の源泉の健康そのものであり、この維持管理を高いレベルに保つことは、とても大きな責務だ。 幸いに、日本は品質に関するノウハウでは、世界でも最先端であり、とてもよい環境にある。 デミング賞をとまではいかないまでも、品質として企業の看板に磨きをかけるよう努めたいものだ。
駅の売店に並ぶ夕刊紙の見出しは、いつも刺激的だ。 昨日は、”ケンケンハワイで捕獲”なんていう、マンガのキャラのネタが書かれていて、たまらなく買いたい衝動に駆られたのだが、ぐっと堪えてしまった。 ここ数週間多かったのは、2ちゃんねるに関するネタで、管理人が訴訟されたとか、マルサがどうしたなんていうのが、連日でていた。 ここで不思議なのは、2ちゃんねるネタが、夕刊紙の読者層にそんなに人気なのかだ。 夕刊紙の読者層がどのくらいなのか正確には知らないけれど、イメージとしては、サラリーマンのお父さんという感じで、50代以上のような気がする。 そして、この世代で2ちゃんねるをそれなりに知っている(管理人の名前くらい知ってる)とか、見たことがあるという人は、なんとなく少数派なのではと思うのだか、違うのだろうか。 すくなくとも、僕の周りではこの年代の人で、2ちゃんねるな話題が通じる人は少ないんだけど...なんでだろう。
先日このblogのコメントで、Prugでご縁のあったあおましさんから須玉にある酒屋さんを紹介してもらったので、早速買い物の帰りに覗いてみる。 外観は、お米屋さんと薬屋さんと酒屋さんの看板がでていて、典型的な地方の古くからのお店で、失礼だけどワインの品揃えが期待できる様子は伺えない。 ところが、中にはいったら、国産、輸入といろいろと品揃えもあり、ワインセーラで保存されているではないですか。 すかさず、主が出迎えてくれたのだけど、無農薬系なんかをいろいろと揃えてるとのこと、店のなかには、ワイン雑誌などもあって、ワインの会なども主催されているとのこと。 というわけで、地元の機山洋酒の赤と輸入品のピエールモレのピノを一本ずつ購入。 帰り際に、名刺をいただいたら、ちゃーんとソムリエ協会に認定もされているご主人でした。 家にもどって、インターネットで調べたら、CAVE DE Hokutoというネットショップもありました。 いやー、いいところ紹介してもらいました。
午後から、隣町の明野に出かける。 ここは、日照時間日本一の場所で、映画の"いま会いに行きます"のロケでひまわり畑が使われたりして、最近はちょっと有名になったようだ。 中央葡萄酒(グレイスワインというブランドの勝沼の老舗ワインメーカ)の農場と、系列のミサワワイナリーというワイナリがあるので行ってみた。 この季節なので、客は他にいないようで、ワインショップでテイスティングしながら、増富温泉出身の奥さんとしばらく世間話。 農場は、もう7年くらにいなるそうだが、このワイナリは昨年オープンしたそうだ。 ヨーロッパ品種の葡萄を生食用とは違い、VSP(Vertical shoot positioning)という仕立てで、栽培している。 品種は、シャルドネやマスカットベリーA、カベルネなどで、ライトからミディアムボディだ。 珍しく、ライトでフルーティなデラウェアと葡萄果汁を入手。
明野の旧県立フラワーセンタが、去年から、ハイジの村に変わったのだけど、冬場は無料ということで、ちらっと覗いてみたけど、まぁこの時期は、本当になにもない。 それでも、ちらちらと人は来ていて、"クララが立った"でウルウルきちゃう世代の人には、そんな展示もあるので、いいのかも。 さらに、その裏側にあるドゥ ミール Deux Milleという洋菓子屋さんによって、一休み。 モンブランはTakeOutなしで、お店でしか食べれない一品ということなので、試してみる。 生クリームふわふわで、甘味も抑えてあり、とても上品なモンブラン。 モンブラン特有の量感がないのが物足りない人もいるかも。 最後は、物産センタによって、地産の野菜などをみていたら、ちょうどここに卸している農家のおばさんが来て、自然薯をしきりに薦められて、その場でおろして試食したりで、けっきょく一本買わされてしまった。
製品開発をする知人の会社から相談を受けた。 無線からみの製品なので、その技術的な相談と思いヒアリングしてみたら、問題は技術ではなく、極めて政治的(社内の)なものだった。 こういうことは、仕事の上でよくあることで、複数の人間が関係する以上、常にそこには政治的問題がある。 この政治的な問題を、単に"そりゃ、政治の問題だね"と言ったところで、なにも解決はしない。 政治的問題の解決には、まず関係者の利害というか希望/期待を明確にし、満足度をそこそこに与える手法を探る場合と、強権発動によるセロ・サムな方法があるだろう。 具体的な行動ステップを議論するまえに、状況の分析をし、絵を描いてみると、以外とシンプルな答えが見つかる。 今回も、答えはシンプルで、それに伴うアクションプランもシンプルではあった。 最初は、各関係者の位置関係が見えなかったのだが、そこが判明した瞬間に、なすべきことは自ずと決まっていた。 それにしても、仕事ってこんなことばかりだ。(笑) だからこそ、ぜひヒアリングをし、絵を書いて、整理して、という習慣をつけて欲しいのだが、どうも絵を描けというと、綺麗なパワーポイントを作る事が仕事と思ってしまう人が多い。 自分のメモやホワイトボードに絵を描きながら、モノを考えるというのは、若いうちに習慣つける必要があるのだろうか....
通勤途中に通る最寄駅近くの大型マンションの建設現場では、現場の周辺を囲んでいる鉄の壁に、大型のディスプレイが組み込まれ、マンションの広告番組が流れている。 大きさ的には、50インチくらなのだが、屋外設置にも関わらずに十分な輝度が保たれている。 従来の屋外の広告用だと、もっと大掛かりなものなのだが、こういう建設現場にテンポラリーに設置できるほど、廉価になり、信頼性も向上したということに感心させられる。 バスに動画広告を出す実験では、やはりLCDの輝度や外光に対する反射などに課題はあったが、こちらも汎用品で賄えた。 表示装置の大型化、薄型化は本当に進歩が著しいものだ。 いまや、TVもほとんど薄型で、そのうち若い世代はブラウン管なんて知らなくなるのかもしれない。
携帯電話(PHSを含む)などの移動体の加入端末数が、一億を超えたそうだ。 この数は、乳幼児や超高齢の人をのぞく人口よりも多いだろう。 となると、もはや携帯端末の一人当たりの平均所有台数は、1.0を超えているわけだ。 企業の情報管理の強化などから、会社から支給されている端末と個人の端末を二台もっている人も沢山いるので、まぁこのくらいはいくのだろう。 しかし、平均所有台数が、2.0を超える時代は、なんとなく創造し難い。 健全な人は、2台以上端末を持つなんて、某政治家でも言わないだろう。 となると、今後通信事業の成長戦略は、RPUを上げるか、データ通信で人以外のものをつなぐ市場を開拓するかになるのだろうか。 こんな、混沌というか飽和した世界に、いまから移動体通信事業として、新規参入するデータ通信事業者は、はたしてどうなるのだろう。 この春には、新規参入組の二社が、事業開始するわけで、その行方がとても気になる。
情報通信審議会広帯域移動無線アクセスシステム委員会報告案(案)に対し提出された意見の概要及び広帯域移動無線アクセスシステム委員会の考え方が公開されている。 これは、いわゆるパブリックコメントに対する回答だ。 このなかで、実に多くの項目が、"本委員会の所掌の範囲外と考えます。" という文言で回答されている。 しかも、パブコメに対する回答は、直接意見者に個別回答されるでもなく、また回答案が審議会で承諾された旨を通知するわけでもなく、情通審の議事録として、さらりと公開されている。 この答申案は、あくまでも共用条件の技術的検討なのであり、免許制度などについは、"本委員会の所掌の範囲外と考えます。"という回答は、まぁそのとうりである。 しかし、現在の電波資源の共用の検討は、その技術的内容と、免許の付与方針などの制度設計とが密接に関係していることは自明である。 つまり、Aという制度は、密接にBという検討事項に相関することが自明である時に、Aはの所掌の範囲外ですというのは、あまりに無責任だろう。 名だたる有識者の方々で構成された委員会が、こういう所掌範囲なんていうもので責任回避し、本来の目的である電波資源の有効利用に影響するであろう事を容易に推定できるにも関わらず、言及しないというのは、いかがなものだろうか。 すくなくとも、”本委員会の所掌の範囲外ではありますが、免許制度の審議と密接に影響するものであり、同審議において考慮すべきものとして、本委員会は指摘します。” くらいの、意見や回答はできるのではないだろうか。
長男は、去年の11月に足を骨折して入院し、年末に退院したのだか、先週の検診で医者から走ることの許可がでた。 この怪我の間にすっかり太ってしまったので、早速朝のランニングを再開することにした。 とはいえ、いささか心配なので、家から見える範囲にコースを変更した。 我が家の前に広がる田圃の中の農道をはしることで、コースの99%近くが見渡せる。 僕も、週末に山梨に居る間は一緒になるべく走っていたのだけど、彼が怪我で休んでいる間、こっちもしっかり太ってしまったので、こちらも再開するつもりだ。 距離にすると、一周2kmくらいで、彼は毎朝2周走るのだけれど、こちらは一周でヘトヘトとだろう。
家から車で30分くらいの韮崎のもう少し東側に、サントリの登美の丘というワイナリーがある。 前から、存在は知っていたのだが、丁度連休ということもあり、午後から出かけてみた。 いくつかの見学コースがあるのだが、無料の工場見学は、30分くらいのコースで、ワインの醸造工程を一通り説明してくれたあと、無料の試飲ができる。 (ただし、運転手と未成年は、”なっちゃん”です。) 連休とはいえ、この時期は工場は稼動していないので、予約なしでもすぐに見学コースに入れて、20人くらいでぞろぞろと見学。 ここは、ワイナリとして、100年近い歴史があり、途中からサントリーが参加し、いまに至っている超老舗のワイナリだ。 無料の試飲は、”登美の丘”という普及品の元詰めワインだけど、有料でリザーブの登美(\1,500/glass)や貴腐ぶどうの登美ノーブルドール(\2,700/glass)が飲める。 貴腐の赤登美ノーブルルージュは、さすがにありません。 ここからは、富士山と甲府盆地が一望できて、レストランもあるので、夏場はきっと混むんだろうけど、いまは、ガラガラです。
せっかくだから、2003年の登美の赤を試飲してみた。 味の感想は、個人の趣味なので触れないけれど、先週のミサワワイナリもここも、無料試飲の時は、グラスを変えてくれません(無料だから?)ので、そのつもりで。 あと、無料の試飲のあとに、有料の試飲をする時には、口のなかに前のワインの残り香があると、なーんかもったいない気がしちゃうので、お水くださいって頼んだら、ちゃんとサントリー天然水おいしい水をいただけました。(^O^)
ポリスが再結成するというニュースが日経の夕刊にでていた。 日経は、有名人が結婚したとかいう芸能記事を4行くらいで掲載することが良くあるんだけど、ポリスの再結成が掲載されるなんていうのは、ちょっとびっくりだ。 たぶんに編集や読者層に、この辺りのネタに感度の高い世代が多くなったのが背景ではないかと思う。 スティッングの声で♪I'll be watchin' you ♪がまた聴けるのかと思うと、なんとなく楽しみだ。 それにしても、最近は、ネタ枯れということなのかわからないけれど、再結成とかカバーとかが、洋邦問わず実に多い。FMからも聴き覚えのある曲が、カバーリングされて流れてくる。 以前はカバーリングといっても、ハウス系やヒップホップ系など、異なるジャンルや技術とミックスしたものが多かったけど、最近はオリジナルのイメージを踏襲するようなカバーリングが多い気がする。
2007年問題(団塊の世代の大量定年)により、創出される消費市場を狙った、音楽業界のしたたかなマーケット戦略なのか、単純にクリエティプの枯渇なのか、どっちなのだろう。
営業報告や開発の進捗報告など、仕事での報告には継続的にフォローしていく必要のある業務報告が多い。 こういう報告で重要なのは、報告の都度、数字の算出根拠や基準、指標、用語が統一されていることだ。 こういう基礎となる部分が曖昧だったり、都度変わる報告というのは、その場しのぎや、言い逃れ的な要素が高く、信頼がおけない。 特に、継続的に数字を追いかけるようなものは、前回に対する変化が、その基礎の変動のせいで、的確に捉えられなくなってしまうのは致命的だ。 用語の統一や、評価指標の統一というのは、一度行ってしまえば、次からは楽になるのだが、その場その場の対処で事が済んでしまうと、いつまでたっても、その曖昧さが消えない。 特に売上げや経費など経理的数字については、部門毎に集計基準が変わると、話にならない。 企業会計は、結局のところ元帳は一つなんだから、その数字以外の使用を禁じるだけでも、いろいろな業務分析が正しくできるようになるのだが、現場では、ついついローカルな数字が一人歩きすることが多い。 こういう課題を解決するには、情報(数字)の生成と消滅をそれぞれ一箇所にし、それを参照するには、同じ窓口を通すような業務フローにすることが必要だ。 これって、まさにオブジェクト志向なわけで、コントラクタ、デストラクタを一意にし、参照のためのメソッドを用意することに他ならない。
通信機器の各種規格などを、国際間で相互認証する動きがでてきた。 携帯電話などの電波を扱う機器は、国ごとに規格や免許が異なることから、メーカは仕向け国毎に、相当な費用をかけて、規格の取得をしている。 とはいえ、大きくは米国のFCC、欧州のETSIなどに準じているのだが、日本、中国、韓国なども、個別の制度となっている。 既に、規格の認証を取得することは、外国の検査機関でもできるようになっているが、包括的な認証があるわけではない。 稀に、比較的小さな国などでは、FCCの認証をそのまま認めるケースなども一部あるが主流ではない。 そこで、認証の相互乗り入れが実現すると、メーカにとっては、開発費負担が削減できるだけでなく、輸出販売が容易になる。 こうなってくると、いよいよ携帯電話の端末開放に期待したくなる。 番号ポータビリティと端末開放が実現できれば、消費者にとっては、端末の選択肢が増えるし、競争により価格の低減が期待できる。 いまの端末は、キャリアの販売支援により、見かけ上安くなっているが、開発費負担がキャリアに重くのしかかっているのも事実だ。 一方、キャリア依存の端末メーカは、海外からの端末との競争になった時に、はたして競争力のある商品提供が維持できるのか不安だ。 日本にiPhoneがいつ入ってくるが、ひとつの評価ポイントかもしれない。
情報通信審議会 広帯域移動無線アクセスシステム委員会 技術的条件作業班の会合に参加する。 2.5GHzを使うシステムの技術条件検討で、代表的なものがWi−Maxだ。 今回の検討では、複数の異なるシステムが提案されているのと、既存の隣接周波数利用者(モバイル放送や衛星端末)があることから、各々の間で干渉の検討が必要となる。 この干渉検討では、それぞれが発する電波がどのように相手方に届くかを、設置条件などをモデル化し、シミュレーションしている。 この周波数の場合、一番支配的なのは伝搬モデルであり、互いに見通しがある環境に設置されるのか、間に障害物はないのかなどで、数字は大きく変わる。 単純に論理的な最悪条件で計算してしまうと、ほとんど実用性がないという結果になってしまう。 これに対して、実際の利用シーンでの、互いの設置環境や設置密度などをモデル化することで、実利をとることが必要となってくる。 例えば、山の上で鉄塔などに設置した二点間を接続する中継利用の場合、この二点間に他のシステムの端末が空間に浮いているわけはない。 また、有る程度の高さに設置された基地局と各家庭の屋根に設置したアンテナで接続するようなケースでも、そのアンテナの真正面かつ至近距離に他の端末が設置されることはないだろう。 とはいえ、技術検討という見地からは、最悪値検討も必要であり、最終的には実利とのバランスが求められる。
仕事で藤沢にある事業所に行き、帰りに湘南新宿ラインの二階席を利用してみた。 東海道線は、学生時代に通学で利用していたし、大崎から池袋の山手線外回りは、毎日通勤で利用している。 ところが、不思議なもので視線が高くなると、見慣れたはずの景色がまったく違ってみえる。 新川崎から大崎へ抜ける間は、線路が比較的高いところを走ることもあり、薄暮のなかに町並みが遠くまで広がって見渡せて、なんとも不思議空間が広がっていた。 山手線の区間も、いつも見ている景色を、ちょっと上から見下ろすと、見えなかった雑踏やひとつ先の街角がみえて実に新鮮だった。 仕事では、視点と視座を変えて、物事を考えるように心がけているけれど、まさに視座がかわるだけで、違ったものが見えてくることを再認識した。
同窓会サイトゆびとまの代表者が暴力団関係者だったことが発覚した。 ゆびとまは、インターネット創生期に生まれたヒットサイトで、いまでいうSNSのはしりだ。 そのスタートは、当時のインターネットカルチャそのもので、草の根的に立ち上がって、口コミでどんどん広がっていった。 ぼくも、初期の頃に登録して、ゆびとまがきっかけで、中学校の時の同級生に30年ぶりに再会したりした。 今回の件で、登録してある情報を、いまから削除したとろこで、なにかが保護できるかといえば、なにもないのでそのままにしてある。 しかし、名前や住所、電話番号なんていうのは、本当にプライバシーだろうか? 確かに、家族の年齢や構成から、狙い撃ち的にくるダイレクトメールの類なんて、ほんとうに鬱陶しいこともあるけど、そんなのはこちらがフィルタすればなんとかなる。 むしろ、食や読書の趣向なんていう自分の中に閉じる情報のほうが、本当のプライバシーだろう。 住所や学歴が知られるより、休日に寝っころがって、下着一枚でTVでも見ている姿(そんなこと してませんが..)が知られるほうが、嫌なわけだ。 というわけで、ネットに限らず、対外的に住所や氏名を記入したり、登録する時には、それらは流出してしかりな情報として、その保護に大きな期待はしていない。
それにしても、ゆびとまがこんなことになってるなんて......何となく残念でしかたがない。
いよいよ、イーモバイルがサービスの内容を公表し、端末もお披露目となった。 定額制&高機能端末&高速通信なわけで、とても嬉しいけれど、2台目マーケットは、2台目マーケットだ。 明らかに、携帯電話とは住み分けできるわけだけど、市場規模もだいぶ違う。 移動体の命となるサービスエリアを確保、維持していくには、加入者数というビジネススケールがとても重要なわけで、このあたりがどうバランスしていくのかは、とても興味がある。 どうせ、携帯電話と違うのならば、比較的閉じたエリア内で移動するタクシーやバスなどへのBtoBなサービス展開をしたら面白いと思うのだが、そのあたりはまだ見えて来ない。
情報通信審議会のVHF/UHF帯電波有効利用作業班の会合に参加する。 この作業班は、地上波ディジタル放送導入に伴い、従来のアナログ放送で使用していたVHF/UHF帯の電波をどう再利用していくかを議論している。 公募した利用提案は、150を越え、それらに必要な周波数は膨大で、とても今回の対象となる周波数には入りきらない。 そこで、それぞれの提案を類型化し、集約する作業を続けてきたわけだが、残念ながら十分に類型化はできなかった。 そこで、今後の進め方について、親会である委員会から、大きな方針が示された。 具体的にUHF帯は移動体通信とITS、VHF帯は、放送と自営事業で、各々検討を進めることとなった。 今回の方針は、かなり突っ込んだ指示で、具体的に各々30±5MHzなんていう数値指針も出された。 これにより、議論はかなり収束しやすくなるだろうことは、容易に想像できる。 それにしも、移動体通信だってIP放送を配信したりするだろうから、全体の分類について、今回の分類が適当かというと、いささか疑問は残る。 しかし、逆に言えば、異なる業態が異なる提案と技術を進めるのは、無駄があるけれども、将来の選択子が増えるという観点からは、適応力があるとも言えるのかもしれない。
山梨に帰る前に、上野原での打ち合わせのため途中下車をする。 先方のMさんが駅まで迎えに来てくれて、Café Restaurant Shuhという山間のお店で食事をしながらミーティング。 トップメニューは、緑の環境と澄んだ空気ですとHPにあるように、畑と裏山が見渡せるテラスと一体になったダイニングが、とてもよい空間を作っている。 パンフレットによると、この空間でいろいろなアーティストのライブなどをやってるようだ。 上野原てピックアップしてもらったのだが、ここは藤野の駅のほうが断然近いようで、帰りは藤野に送ってもらった。 この辺りは、東京、神奈川、山梨の県境で、藤野は神奈川県で上野原は山梨になる。 電車の都合で、帰りは藤野−>甲府−>韮崎と、各駅停車の旅を楽しんでしまった。