同窓会サイトゆびとまの代表者が暴力団関係者だったことが発覚した。 ゆびとまは、インターネット創生期に生まれたヒットサイトで、いまでいうSNSのはしりだ。 そのスタートは、当時のインターネットカルチャそのもので、草の根的に立ち上がって、口コミでどんどん広がっていった。 ぼくも、初期の頃に登録して、ゆびとまがきっかけで、中学校の時の同級生に30年ぶりに再会したりした。 今回の件で、登録してある情報を、いまから削除したとろこで、なにかが保護できるかといえば、なにもないのでそのままにしてある。 しかし、名前や住所、電話番号なんていうのは、本当にプライバシーだろうか? 確かに、家族の年齢や構成から、狙い撃ち的にくるダイレクトメールの類なんて、ほんとうに鬱陶しいこともあるけど、そんなのはこちらがフィルタすればなんとかなる。 むしろ、食や読書の趣向なんていう自分の中に閉じる情報のほうが、本当のプライバシーだろう。 住所や学歴が知られるより、休日に寝っころがって、下着一枚でTVでも見ている姿(そんなこと してませんが..)が知られるほうが、嫌なわけだ。 というわけで、ネットに限らず、対外的に住所や氏名を記入したり、登録する時には、それらは流出してしかりな情報として、その保護に大きな期待はしていない。
それにしても、ゆびとまがこんなことになってるなんて......何となく残念でしかたがない。