携帯電話(PHSを含む)などの移動体の加入端末数が、一億を超えたそうだ。 この数は、乳幼児や超高齢の人をのぞく人口よりも多いだろう。 となると、もはや携帯端末の一人当たりの平均所有台数は、1.0を超えているわけだ。 企業の情報管理の強化などから、会社から支給されている端末と個人の端末を二台もっている人も沢山いるので、まぁこのくらいはいくのだろう。 しかし、平均所有台数が、2.0を超える時代は、なんとなく創造し難い。 健全な人は、2台以上端末を持つなんて、某政治家でも言わないだろう。 となると、今後通信事業の成長戦略は、RPUを上げるか、データ通信で人以外のものをつなぐ市場を開拓するかになるのだろうか。 こんな、混沌というか飽和した世界に、いまから移動体通信事業として、新規参入するデータ通信事業者は、はたしてどうなるのだろう。 この春には、新規参入組の二社が、事業開始するわけで、その行方がとても気になる。