東北総合通信局の主催するワーキンググループに出席する。 このワーキンググループでは、通信と放送の二つのディジタルデバイドを解消する情報通信技術について調査研究をしている。 Wi-Maxなどは、中山間地域のブロードバンド対策として利用が期待されているのだけど、中山間などで圧倒的にニーズのあるTV放送の受信ということについていえば、残念ながら通信帯域が少ないので、利用できない。 以外と知られていないというか、セールストークの人達は判っていないのだけど、無線のPoint to Multi Point(1対多)の通信では、Ackを返せないブロードキャストでは、ショートパケットじゃないと、パケットロスが多くて使いものにならない。 従って、画像のマルチキャスト配信をするには、無線部分はユニキャストで行うしかない。 このことは、そのまま消費帯域が大きくなることで、無線では非現実的だ。 だから、ギャップフィラーを別に置くというのも、通信・放送融合時代には、情けない技術解決だ。 ということで、今回はすこし逆転の発想で、無線と有線の連携でIPによる放送配信の可能性を探れればと思っている。
CATVの区域外再送信を総務相が容認裁定というニュースがあった。 Yutubeの著作権問題以前に、放送そのものでも、いまだに複雑な権利問題は沢山ある。 CATVによるアナログ波の再送信も、実質民放各社は、ここ数年正式に再送信同意をCATV各社に出していないそうで、実態容認という姿勢をとっているらしい。 そして、今度の地デジでは、より完全な再送信に関する管理強化をしようということだが、そういう縛りが結局は視聴者や市場との距離を生んでしまうのではないだろうか。 Yutubeとの付き合い方では、東京メトロポリタンテレビが正式に提携したので、これが視聴者増加に影響をするかは、とても注目される。 彼らは、Yutubeにより、区域外も区域外 世界中に番組発信が出来るようになる。
東京駅近くの高層ビルにあるオフィスで打ち合わせがあったのだけど、先方が来るまで暫し窓から真下にみえる東京駅を眺めていた。 高層階からみると、マッチ箱をつなげたような電車や列車は、本物なのだけど、まるで鉄道模型のジオラマのようだ。 こうして、上からみていると、ダイヤの過密さというのが実に良くわかる。 また、新幹線がひっきりなしに発着して行くのをみると、日本の鉄道のダイヤの正確さというものに感心させられる。 どうでも良い話だけど、電車の屋根の上って結構汚れているもので、パンタグラフの前後は、とくに汚れが目立つなんてことを、初めて知った。 昔、子供の頃に父親が、畳1畳くらいの鉄道模型(Nゲージ)のジオラマを作っていたことを思い出してしまった。 決して鉄ちゃんじゃないんだけど、子供の頃はよく東京駅や上野駅に列車の写真を撮りに行って、写真屋で白黒のベタ焼きをしてもらって、そのなかから気に入ったのだけサービス版にプリントしてたけど、あんな写真は、いつのまにかどこかへ行ってしまった。
秩父と山梨の行き来は、雁坂トンネルを使っていてる。 目的地が秩父といっても、大滝村という一番山梨よりで、雁坂トンネルを出て直ぐだからとても便利だ。 今日の帰りに、雁坂トンネルを出た山梨側の道の駅 みとみに寄ったら、圏央道の開通で観光客が減ることを懸念して、雁坂トンネルの利用を進めるパンフレットがあった。 このパンフレットは、関越の花園ICと中央高速甲府昭和ICの間が、雁坂トンネル経由だと125km、圏央道経由だと145kmで、雁坂越えの方が近いと訴えている。 だけど、20kmしか違わなくて、片方は殆んど一般道、片方は全部高速なので、これだけだとかえって「なんだ圏央道のほうが早くていいな」という印象だ。 どうせ比較するなら、花園ICじゃなくて、山梨市内から秩父市内までとかにすれば、良いのにと思ってしまった。 そうでなくても、交通量の少ない雁坂トンネルは、圏央道の開通でますます収益効果が期待できない厳しい道路になっていきそうだ。
前から気になっていたウィキノミックスをようやく読み始めた。 帯に書かれた勝ち組、負け組みのパターンが、とても端的に内容を表している。 オープン性、ピアリング、共有、グローバルというマスコラボレーション可能な体質にするには、経営陣(経営者)の明確かつ強い意志と、それを実現しやすくする、ちょつとした技術、システムの導入が必要だ。 しかし、最近関係している組織やプロジェクトの多くは、残念ながら完全に負け組みで、しかもかなりの重症で、これが変化することを期待するのは、相当に厳しいように思える。 人間の体と一緒で長い間、変化を許容しない体質を続けていると、脳だけでなく各機能を司る器官も動脈硬化を起して、いざ変化をと思ってもなかなか動かずに、結局死にいくのかもしれない。
モバイルブロードバンド協会(MBA)で、GTレースの車載カメラからのライブ中継を無線LANを使って行う実証試験を進めるための会議に参加する。 すでに、MBAの方式を用いた高速移動車両での実験は、過去に何度も行っているので、基本的に新しいことはないのだが、レーシングカーは常時高速で移動することと、スタートなどでは、同時に相当数の車両が接続することから、帯域消費などが課題となりそうだ。 また、当然ながら画質と帯域のトレードオフ問題も、悩みどころだ。 F1のような大規模なビジネスでは、専用のヘリコプタを飛ばしたりして、アナログのビデオ映像の配信をしているけれど、GTなどでは、低廉なシステムの実現が求められていて、無線LANとモバイルIPで実現できればと期待している。
山梨の家は、NPOの事務所とグループホームなどを兼ねているので、二つの建物がある。 それぞれの内部は、一箇所から各部屋にシングルスターでイーサネットの配線をしてあるのだけれど、建屋間は接続していなかった。 インターネットアクセスは、片方の建物の事務所にADSLが引き込まれている。 当初は、建物間を専用の無線ルータなどで飛ばすことを考えていたのだけど、ADSLのブロードバンドルータについてるWi−FiのAPが、使えなくもなかったので、そのまま放置していた。 しかし、やはり部屋によっては電波の入りが悪かったりすることもあって、いろいろと考えた結果、結局は管路をうまく利用して、架空で屋外用のCAT5を飛ばして接続することにし、その工事を行った。 屋外用CAT5とはいえ、誘導雷などの影響は気になるけれど、やはり安定的に使うにはこれが一番だろう。 仕事は、無線関係なのだけど、基本的に有線と無線のある環境では、有線を率先して使っているので、たまに周囲から突っ込まれるけれど、安定性を考えたら、動き回らない限りは有線でしょやっぱり。
父親の27回忌の法要で、久しぶりにお寺さんに家族で集まった。 春・秋の彼岸には、だいたい一人で墓参りに来て、さっと帰るので、気がつかなかったけど、周辺のお墓がずいぶんと新しくなっている。 このお寺さんは、都心にあって、古いので、新しい墓所の募集などは基本的に無いはずだが、やはり昨今の墓所不足の影響なのか、寺で供養するようになった墓所などを整理して、新たな壇家が入ってるようだ。 都心では、ロッカータイプのものなども一時騒がれたけど、あいかわず供給不足なのだろう。 我が家は、典型的な日本人なのか、特段に宗派に強く信心しているわけではないので、法事の時だけお寺にある説明などを読んで、開祖だとかその歴史だとかを知るんだけど、またしばらくすると忘れてしまう......それでも、年とともに、少しずつ、興味はでてきた気がするんだけど、またまだ修行が足りない。(^^);;
お盆休みをとって、山梨の家でのんびり過ごしていたんだけど、携帯はつながるし、ネットもつながるので、結局は仕事の電話と、急ぎの資料作りなどになってしまった。 それでも、自然の風のなかで、遠くに山々をみながら静かな環境で資料作りができるのは、とてもありがたい。 まさに、インターネットのお陰で、社の内外はもちろん、国の内外を越えて、メッセンジャなどによるリアルタイムなやりとりもできるし、資料の編集なども相互にやりとりできるので、距離格差を感じない。 とはいえ、さすがに時差ばかりは、どうしょうもないけれど、それでも多少の時間は、オーバーラップできるので、携帯も鳴るし、メッセンジャでも呼び出される(^_^);; ADSLの速度は、あまり速くないのだけど、よほどのことが無い限りは、困らないものだ。 こうなってくると、プリンタとかスキャナとかのローカル機器の充実を図りたくなってくるのだけど、こちらもいまのところは、インクジェットの安い複合機で事足りている。 こういう環境を、休みが無いと嘆くのか、仕事を良い環境でできると喜ぶのかは、微妙だけど、だんだんボーダーレスになっていくのかもしれない。
山梨と東京を行き来するのに、最寄の駅は韮崎なので、あずさ回数券を利用しているのだけれど、竜王を超えると特急料金が高くなる。 それでも、通常の切符を買うよりは、回数券はかなりお得なのだけど、韮崎に停まるあずさは、限定されているので、新宿−甲府間だけ特急を使うことが多く悩ましいところだ。 一方で、甲府から東京までを、二日間以内に往復するのであれば、かいじフリー切符というのが、かなりお得だ。 これは、東京都区内と甲府間を指定席で往復しても、¥5,500−という安さだ。 ただし、同じ特急券でも、あずさには乗れないのたけど、だいたい30分ずれで運行されているので、かなり使える。 その上、こういう帰省時期などは、あずさは軒並み満員なのだけど、甲府までしか来ないかいじは、たいてい空席があるので、指定の予約も簡単だ。 ただし、このかいじフリー切符は、山梨県側でしか販売されていないのが、ネックだ。
地デジの難視聴対策とブロードバンド未解消問題という地域の抱える二つのディジタルデバイド解消について、関連する協議会の人達と打ち合わせをする。 この類の話題になると、やはり技術的には、地デジをIPで再配信できればというニーズが多い。 これが出来れば、IPインフラだけを整備すれば良いのだから、効率が良いと思うのは当然のことだ。 しかし、実際には地デジの高画質=広帯域をIPで流すには、相応な通信帯域の確保が必要で、ブロードバンド未解消地域に導入するIPインフラに、いきなりそんな広帯域のIPアクセスは出来ないし、出来たとしても制度上のハードルがまたまだ高い。 また、高齢者などには、やはりTV受信機というアプリケーション特化の端末と利用形態が使いやすい。 さらに総務省の対策への投資などを考えると、地デジのIP再配信は、技術屋の興味としてはよいけど、現実解とは思えない。 むしろ、今後はインターネットでの配信を、最初から目的とした画像コンテンツの増加が多いに期待できるし、TV局も番組をYoutubeなどに提供するようになってくるので、IPインフラはIPインフラとして画像サービスを提供できるものを良しとして、整備していけば良いのではないだろうか。 確かに、TV放送用のTV網と、汎用通信用のIP網の二つを重複投資するのは、ナンセンスだけど、少なくとも今はサービス規模としてIP網がマイナーなのだ。
昨日、一昨日は、味噌の天地返しと庭の手入れなどで、沢山の仲間が集まってくれて、庭周りも畑も本当に綺麗になった。 庭まわりで、今年は、ミントやラベンダーが目一杯元気が良い。 ミントは、このままでは、花壇全部を覆い尽くしてしまいそうな勢いなので、先週あたりから、少しずつ刈り込んで、ドライにしてみた。 ちょうど、一週間くらい経過して、そこそこに乾燥したので、葉を摘んでミントティにしてみたら、色も香りも、とてもよく出ている。 自然乾燥したあとに、ちょっとだけ電子レンジに入れ、シリカゲルと一緒に保存用の袋にいれるだけなので、作るのはいたって簡単。 今年は、オレガノについで、第二段でミントをドライにしたので、次はラベンダをドライにしてみるかと...なんとかの一つ覚えだ。
Nokiaの携帯に使われている、松下製の電池パックが回収となった。 ちょうど、この前まで対象となるNM850iGを使っていたので、ドコモからお知らせメイルが着ていたのだけど、今現在使っていないのでメイルは破棄してしまった。 ところが、マーフィの法則で、この携帯に入ってるデータが必要になってしまい、すこしだけ使うことになったので、ついでにWEBで調べて、回収に応じることにした。 Nokiaのサービスページで、電池パックの製造番号を入力すると、回収対象かどうか判断してくれるのだけど、見事に対象品だった。 そのまま、WEBの画面を進めると、回収同意の確認と交換品の送付先の入力フォームとなり、ここで申し込めば交換品を送付してくれる。 早速、入力フォームに住所を入れるのだけど、このフォームの形式が、英語的な順番だったり、電話番号の入力形式が、国番号からはじまる形式だったりで、日本でのサービスらしくなくて、取り急ぎ用意したという感じだ。 もっとも、この機種は国際ローミングを売りにしているものなので、ほとんどの顧客にはこれで事足りるという割り切りなんだろう。 これで、あと何日くらいで届くのだうろか。
全日空の機内誌をみていたら、航空機内で無線LAN対応PCの使用が禁止となっていた。 以前は、水平飛行中は、とくに禁止されていなかったのではないかと記憶していたし、コネクティングボーイングのサービスをしていた他社では、Wi-Fiでのアクセスが可能だったと思うのだけど、いつの間にか変わったようだ。 最近、携帯ゲーム機などもふくめて、規制が細かくなってきたようだ。 まぁ、航空機の中でWi-Fiを使うことは、インターネットアクセスサービスなどが無ければ特に必要ではない。 さらに、無線LAN非対応のPCは利用可能となっているけれど、今時のノートPCは、ほとんどWi−Fi内蔵だから、これもあまり意味が無い。 無線LAN内蔵のPCでも、Wi−Fiを使わなければ良いのではと思うけど、使えない状態=電波を出さない状態ではないので、明示的に電波を出さない状態にする必要がある。 具体的には、無線LANアダプタをオフにすることだろうけど、これも一般のユーザーにその手法を啓蒙して、徹底するのは容易ではないだろう。 実際には、結構な数の人がノートPCを使っていて、ほとんどアダプタをオフにはしていないだろう。 そして、最近はのトレンドで、これらのアダプタの多くは、プローブリクエストを一生懸命投げているのではないだろうか。
顧客の招聘で、上海の建設中の地下鉄の現場に入る。 来年開通する新しい路線で、すでにトンネル内のレールなども敷設されており、駅もホームや事務所などは、内装もはじまっている。 仕事の関係で、開通前や地下鉄の線路に入るのは、香港のディズニー線以来なのだけど、現場の安全管理とか完工済みの部分の養生などのラフさには、いつも驚かされる。 今回は、ヘルメットも安全ベストの着用もない。 既に、券売機や改札ゲートなども設置されているのだけど、表面に保護用のシートを被せたりしていないどころか、その上に乗って天井の内装工事でもしたのか無数の足跡があったり、ジュースのパックなどのごみが散らかったりしているのだから、びっくりだ。 トンネル内は、水が多いため蚊もたくさんいるうえ、昼間の工事との兼ね合いで、連日深夜の仕事で、蚊に刺されてばかり...
那覇空港で起こったCAの火災事故について、その原因はボルトのワッシャなどの取り付けミスか、設計不良かに焦点が当てられている。 ものづくりに関わってる者からすると、フェィルセーフの観点からすれば、設計不良と指摘されても仕方がないかもしれない。 報道だけだと、ワッシャがなかったらボルトが外れてしまうというので、余計にそう捉えられるかもしれない。 しかし、他の部品などの情報からすると、機構上稼動することを前提としたボルトの使用形態で、ワッシャといっても、ストッパー的な用途であるようにも思える。 こういう場合、ワッシャの取り付け忘れがどのうよな事故になるかということを、認知し、整備に対してその危険性を十分に示していたかが、重要だろう。 モノ作りの世界では、事前に全ての故障を想定し得ないこともあり、製品のリリース後に認知される危険や不具合に対する対応はとても重要だ。 特にソフトウェア製品などでは、明らかに機能に対する不具合であっても、先に制限事項として告知されることで、不具合が仕様になってしまうことは、実に多々ある。 ”それは仕様です”この一言で片付けられることの多くは、実は技術屋がもっとも謙虚に受け止めるべき事柄なのだけど... 幸いにして、今回のような惨事とは無縁な事業にいるけれど、最近の扇風機の火災事故のように、いつ設計の安直さが社会的な事故につながるかも知れないので、あらためて気をつけなくてはと思い直す。
今朝は、韮崎からあずさで新宿に出てきた。 たまたま、家族も立川に出かけるため、指定席を三席購入していたのだけど、回数券の関係もあり、家族の分も新宿まで買ってあった。 途中の立川で、家族が下車して空席になった座席に、立川から乗車してきた女性がそこへ座ったのだけど、これは明らかにおかしい。 車掌が切符の確認にくるのだけど、そもそもそこは私が買ってあった指定席なので、人が座っていて当然で、車掌はなにも確認ない。 他にも同様の行動パターンの人たちが結構いて、彼らが特急券を買っているかどうかは不明だけど、すくなくともその席の指定券は買っていないし、他の席の指定券を持っている可能性も低いだろう。 わざわざ、指定車両に乗車し、空いてる席に座るというのは、明らかに意識して不正乗車をしているはずだ。 湘南ライナーなどでは、スイカに連動した座席管理システムがついていて、個別管理されているのだけど、こういう中距離列車では、そんなもの導入するよりは、歩留まりとして見過ごすほうが安いのだろうけ。 こういう損失って、塵積で結構な金額なんだろなぁなんて、他人ごとながら思った。
東芝が無線LANで直接ネット接続できる携帯プレイヤー を発表した。 デジカメも、無線LANで直接ネットに接続できる機種が発売されており、ようやくPCや携帯電話とは違う端末がネットワークに無意識につながるようなイメージが具現化してきたようだ。 5年くらい前に、無線LANの屋外インフラを構築した時には、こういう利用シーンを想定していたし、実際に当時某大手メーカがデジカメを開発もしてくれたのだが、時期尚早だった。 当時、某衆議院議員の先生に呼ばれて事業内容を説明したら、ビジネスは半歩先を歩くようなものが成功するものだよと指摘された事を思い出した。 そういう意味では、いよいよユビキタスなインフラが出てきても良い環境になりつつあるのかもしれない。
元同僚らと釣り船茶屋ざうおというところで、一献。 ここは、店の中に大きな生簀があって、釣竿と餌をもらって、魚が釣れる。 釣った魚は、必ず食べなくなくてはならないルールで、魚によって価格が違うのだけど、釣らないで同じ魚の料理を頼む場合よりは、若干価格が安く設定してある。 さざえとかあわび、伊勢海老なんかは、浅い生簀に入っていて、こちらは餌をつけずに引っ掛けで釣り上げるので、だれでも確実に釣れる。 店内は、結構混んでいて、魚が釣れると大きな歓声が上がって賑わっている。 こういうシチュエーションだと、せっかくだから釣ってみたくなるわけで、活魚がだめならさざえとか伊勢海老とかの引っ掛けでもとなる。 とうぜん、それなりのお値段の料理に変わるわけで、なかなかよく出来た商売だと関心させられた。 それでも、生簀の魚料理としては、極端に高いわけではなく、居酒屋価格なので、釣りが好きとかじゃなくても、話題にはなる。
2.5GHz帯の事業免許取得に向けて、各社が連合体制での取得に積極的という報道がある。 今回の移動体向けの30MHz幅は、2帯域しかないため、参入できるのは2者に限られる。 そして、先に示された免許方針では、3G携帯事業者は、単独での参入ができないことになっているため、KDDI、ソフトバンク、ドコモがそれぞれパートナーを選んで新会社での免許取得をしようということだ。 しかし、議決権と資本が30%を超えないという線だけをクリアすれば、良いのだろうか? こういう法的な規制を数字で明確にした場合、その数字さえクリアすれば良いというのは、数年前に話題になった企業買収のときの時間外取引や、大量保有報告の時間差利用などとおなじで、規制や法の精神を無視した、脱法的手法だ。 つまり、単なる資本構成だけではなく、実質的な支配性なども考慮する必要があるだろう。 一方で、全国サービスを要件とされているこの周波数を死蔵させない為には、財務基盤のしっかり事業体に割りあてるべきで、ベンチヤの単独参入には、とても障壁が高いことは、僕も身をもって経験している。 監督官庁として、総務省は、この周波数をどうしたいのかという、根本的なところをもっと明確にすべきである。 新しい技術とサービスの導入により、この周波数が広く有効に利用されのが目的ならば、3G事業者の参入を認めるように見直すのも一つの手だ。 実際、技術的にも市場的にもモバイルWi−Maxの普及には、もうすこし時間がかかるので、仕切りなおしをするのも良いのではないだろうか。
Youtubeやニコニコ動画が、ネットの世界ではとても盛り上がっている。 これ以外にも、インターネットでしか見れない動画コンテンツも随分と増えてきた。 放送局の作ったコンテンツをインターネットに流すには、著作権の問題がいつもつきまとうが、ネット側でのコンテンツには、最初から分散されることを期待しているコンテンツもある。 そこで、こういうコンテンツをソースにして、CATVで放送するなんていう自主チャンネルがあっても良いのではないだろうかと思い出した。 地上波の放送では、ネット上の検索ワードやブログのRSSなどをネタにした番組が既にあるけれど、もっと単純にインターネット上の動画コンテンツを拾ってきては、CATVの配信網に垂れ流すインターネットチャンネルとか、動画投稿サイトをCATV局が運営して、そこに投稿された動画の中で人気のあるものは、放送で流しますなんていうのも出てこないだろうか。