秩父と山梨の行き来は、雁坂トンネルを使っていてる。 目的地が秩父といっても、大滝村という一番山梨よりで、雁坂トンネルを出て直ぐだからとても便利だ。 今日の帰りに、雁坂トンネルを出た山梨側の道の駅 みとみに寄ったら、圏央道の開通で観光客が減ることを懸念して、雁坂トンネルの利用を進めるパンフレットがあった。 このパンフレットは、関越の花園ICと中央高速甲府昭和ICの間が、雁坂トンネル経由だと125km、圏央道経由だと145kmで、雁坂越えの方が近いと訴えている。 だけど、20kmしか違わなくて、片方は殆んど一般道、片方は全部高速なので、これだけだとかえって「なんだ圏央道のほうが早くていいな」という印象だ。 どうせ比較するなら、花園ICじゃなくて、山梨市内から秩父市内までとかにすれば、良いのにと思ってしまった。 そうでなくても、交通量の少ない雁坂トンネルは、圏央道の開通でますます収益効果が期待できない厳しい道路になっていきそうだ。