東京駅近くの高層ビルにあるオフィスで打ち合わせがあったのだけど、先方が来るまで暫し窓から真下にみえる東京駅を眺めていた。 高層階からみると、マッチ箱をつなげたような電車や列車は、本物なのだけど、まるで鉄道模型のジオラマのようだ。 こうして、上からみていると、ダイヤの過密さというのが実に良くわかる。 また、新幹線がひっきりなしに発着して行くのをみると、日本の鉄道のダイヤの正確さというものに感心させられる。 どうでも良い話だけど、電車の屋根の上って結構汚れているもので、パンタグラフの前後は、とくに汚れが目立つなんてことを、初めて知った。 昔、子供の頃に父親が、畳1畳くらいの鉄道模型(Nゲージ)のジオラマを作っていたことを思い出してしまった。 決して鉄ちゃんじゃないんだけど、子供の頃はよく東京駅や上野駅に列車の写真を撮りに行って、写真屋で白黒のベタ焼きをしてもらって、そのなかから気に入ったのだけサービス版にプリントしてたけど、あんな写真は、いつのまにかどこかへ行ってしまった。