新年となると、組織の変更や新しいプロジェクトが発足することがよくある。 一般にPDCAサイクルをしっかりと回して行くことが大事であることは知られているが、なかなか完結しないケースも実に多い。 原因はいろいろあるだろうが、Planが不十分のために、途中で大きく変わってしまったり、継続性がなかったりする事も多いように思う。 では、Planが不十分というのは何に起因するかというと、その一つは計画前の現状の精査が不十分というものではないだろうか。 多くの業務は、天変地異によって計画がスタートするのではない、つまりそこには現状といものがあり、それをしっかりと解析して、その客観的データを考慮したうえで企画された計画というのは、持続性がでてくるものだ。 そういう意味では、PDCAの前にAnalyzeのAをつけて、APDCAという観点で業務を見直すことが重要なのではないかと、最近思わされることが実に多い。 ということで、仕事初めにあたり、今年はA−PDCAの実行というのを常に念頭におきたい。