久しぶりに情報通信政策フォーラムのセミナーに参加する。 ICPFは、2年くらい前にスタートした独立系の政策研究&提言を行う団体で、その立ち上げメンバーとは、旧知だったこともあり、初期の電波関係の連続セミナーのモデレートなどをさせてもらった。 ここ一年ばかりは、残念ながら仕事の関係もあり、なかなか参加できなかったので、実に久しぶりの参加となった。 今回はテーマのとおりのネタなのだけど、講師の筒井さんとは、SBがブロードバンドビジネスをはじめるころに、一緒に仕事をしていた。 今回は、モデレータの期待が通信・放送の融合的なところにあるのに対して、通信事業法の接続事業者からの考えというところに、講師の焦点があったので、ちょっと参加者にはわかりづらい点もあった。 そもそも、筒井さんは、間違いなく日本のブロードバンド普及の立役者であり、僕の知っているなかでも、まさに天才という人の一人なのだけど、なにしろ天才ゆえに普通の人には難解過ぎる発想と表現力をもっていて、聴講者には結構ハードだったかもしれない。 それにしても、彼が大学(なんと医学部出身だったりする)からSBに本格的にうつって、もう10年近くなるけれど、当時と変わらぬ姿勢で、ブロードバンドに燃えている姿は、本当に感心するものだ。 もっとも、一緒に仕事していた頃は、喧嘩もしょっちゅうしていたけど..:-) そういえば、ICPFの中心メンバーである池田信夫さんも、ラジカルで筒井さんと共通する点もある。 そのICPFも、継続は力なりで定期的に毎月セミナを行っているのがすっかり定着したみたいで、今日も満席だった。