会社のPCには、インストールされているアプリケーションやOSのセキュリティパッチが正しく処理されているかやアンチウィルスソフトが指定されたとおりインストールされているか等を確認するための資産管理ソフトが導入されている。 これが、月に一度程度リモートで監査を行い、NGの場合には、速やかに対処するようにと指摘される。 通常は特に問題が無いのだけど、Windows Updateとかがうまく出来ていなかったりすると、NGになる。 ここまでは、当然のことであり、このソフトが正しく機能しているわけなのだが、このソフトが痛いのは、なぜNGになったかが判らないところだ。 この原因の確認、切り分けは、Cut & Tryなわけで、大変多くの時間が費やされる。 情報システム部門とは、本来業務の改善、効率化に寄与されるサービスを提供する部門なんだけど、本来業務そのものを知らない人の集団だったりするので、業務に対するコスト意識が低いようだ。 社外に持ち出すPCの管理なども行っているのだが、そもそも年間ほとんどを社内で過ごすような人達なので、なぜ社外にPCを持ち出すかとかは、理解できなかったりする。 というわけで、悲しい事に情報システムが、業務の安全を脅かし、コスト増加をさせている部分が多々有るのが痛い。