今年度の研究計画の件で、東北のCATV会社の経営者の方と打ち合わせし、帰りに新幹線の駅まで送っていただいた。 その車中での会話で、地域のCATVで、自主放送や自主放送における広告などが成立するのは、ホームパスが30万世帯くらいまでの規模だと言われたのがとても印象に残った。。 広告収入などは、単純に視聴者数が多くないと駄目だと思っていたのだが、大都市、広域エリアでは、結局のところ系列キー局の放送が主体で、コミュニティチャンネルなんて埋もれてしまうし、見向きもされないというこだそうだ。 言われてみて、確かにそうだなと思った。 東京に住んでいると、本当にコミュニティ意識が希有なのだ。 これに対して、小規模な地域に住んでいると、やはり地域内の事がとても気になるし重要なのだ。 というわけで、地域CATVの自主放送の価値は、ある意味、そのスケールが大きすぎない事も重要なのかもと認識した。