過去のおつきあいなどから、知人にはベンチャーキャピタルや投資ファンドなどの仕事をしている人が多い。 最近は、この類の人達の話を聞いてると、VCというビジネスは、かなり行き詰まっているようだ。 投資ファンドも一連の金融不況で厳しいようだが、それでも寝かせている訳にもいかず、常にネタを探している。 IPOがかなり減っているので、Exitの形としてM&Aが定着しつつある感じもする。 また、後継者対策等でのM&Aも中、小規模な案件では、大分認知、浸透しつつあるようだ。 しかし、中には、あまり筋の良くないというか怪しげなネタもあって、そういうネタは、結構いろいろな人に知れ渡っていて、いつまでたっても消えなかったりする。 財務的な評価もそうだけど、技術系な会社などは、やはり投資側が技術評価をきちんと出来ない点にも問題がある。 以前は、VCから投資検討先の技術評価についての相談が多かったのだけど、最近はM&Aの買収相手の技術評価なんていう相談も結構ある。 ところが実際は、技術と言うよりは、その技術をどう収益にするかというビジネスモデル問題な事が多い。