今日は、集落の獣害予防のための電柵の点検を朝から行う。 今回は、電柵の委員なので、以前におこなっていた組の担当部分の草刈りとは別に、ふだん縁のうすい箇所を点検した。 それは、水田と川原の境にある竹林との境部分で、猪の被害が多い場所だ。 はじめて、歩いたのだが、川原から数十メートルの断崖があり、その上が水田になっているのだが、なかなか険しい。 こんなところから、猪があがってくるのかと思うと、妙に感心してしまった。
水田の周りを歩きながら、一緒に委員をしている先輩にいろいろと稲作のことを聞いていた。 ここらの水田は、圃場整備がされていて、だいたい一枚が一反八畝=540坪=1782㎡くらいになっている。 これで、約18俵=1080kgほどの収量があるそうだ。 1人の一ヶ月の消費平均が、4.8kgくらいとすると、四人家族の4から5世帯の1年分は賄える。 ということで、米プロジェクトをするとしてたら、4人1チームくらいでスタートするのがいいのかと、捕らぬ狸の皮算用をしていた。