今年度の研究案件で、監督官庁の出先局と打ち合わせをする。 昨年のうちに、研究計画、予算案を提出し、それに対して口頭で減額された査定予算と採択意志が案内された。 予算額に変動が生じたので、当然ながらそれに連動して計画内容の修正が可能であろうと思っていたら、計画を変えずに、この予算で予定どおり実施せよという意味だったと、今になって言われた。 しかも、数%の予算変動ならともかく、50%に近い変動があるのだ。 まして、予算費目に対して、これを減らせとか、これは安いものがあるからそれにしろなんていう提案は、一切されていない。 請書をとっておいてから、価格を下げるなんていう手法は、民間では訴訟ざたになるだろうに、こんなことがまかり通るところが役所の強いところかもしれない。 とはいえ、計画変更の手続きがあるので、まずはそれを提出することになったが、はたしてどうなることやら。