僕がチェアを務めるIEEE802.11aiは、今回のサンディエゴ会合では、一回で100 人近い参加者がいて、ワーキンググループで最大になった。 今回は、とにかくもっと前に進めろというプレッシャーが初日からあって、タスクグループのオフィサーチームで、ブロセスに関するオフラインでの協議を、休憩時間にかなり時間を割いて行った。
こういう時に、ずっと協力してくれているチップベンダーのエキスパートは、本当に力になってくれて、ワーキンググループのバイスチェアも努める1人が、チェアが何をどう発言して、どういう質問があって等のロールプレイまでしてくれる。 実際、進捗状況の報告で使う用語が、"Compleated"か"Finished"なのか、いつどのタイミング言うか、クロージングレボーとで何を強調するかなども、ちゃんとコーチングしてくれるのが頼もしい。
それにしても、今回のTGaiにたいするプレッシャーの背景は、やはり中国マーケットのようで、リーダーシップの会社は、皆中国市場を強く意識している。 逆に、もう日本市場は、完全に蚊帳の外というか、眼中にない状態らしい。
ようやく、全てのTGaiのセッションが終わって、夜のチェアミーティングでも、皆の納得いく進捗結果が報告できた。 というわけで、今夜はバイスチェアと2人で、Sushi 羽 という所に行く。 既に、九時半を過ぎていたけど、日本からの参加者の人達がこの店にいるというので、電話でラストオーダーの時間を確認して、カウンターの席を抑えてもらった。
ここは、一昨日に行った、大田という寿司屋の暖簾分けだそうで、姉妹店ということになっている。 このため、おすすめ握りなんて、並び方までそっくり、ここはネギ抜きとかしてれたのが嬉しい。 今日は、かるく刺身を切ってもらって、ビールの後は男山の燗。 牡丹海老の頭は、ちゃんと焼くか、フライか、みそ汁にしてくれるところも嬉しい。