皆々様
新しい年の初めに、近況報告とご挨拶をいたします。
さて、今年は、昨日大晦日に香港から帰国し、そのまま山梨県北杜市須玉町に帰宅という、例年にない慌ただしさながら、無事年越しをすることができました。これも、ひとえに公私ともにご指導いだたきました皆様のお陰と感謝しております。
一方、先の大震災により、いまもって心ならずとも厳しい新年をお迎えの皆様には、新しい年が皆様の次のステップへと続くことを祈願しております。
さて、昨年も(株)アライドテレシス開発センター取締役として、無線通信及びインターネット関連の研究開発業務に従事してまいりました。
この一連の業務のなかでは、タスクグループチェアとして2年目を迎えた、IEEE802.11aiの標準化活動が、大きな仕事の一つとなりました。
このタスクグループでは、昨年5月に任期満了に伴うオフィサーの選挙があり、私が引き続きチェアとして重任されました。
この標準化は、公衆無線LANの利用シーンの拡大、スマートフォンによるトラフィックの急増にともない、3Gオフロード等への期待が高まっている背景から、IEEE802.11の中でも、最大規模のタスクグループ参加者を擁し、世界の主要メーカーのほとんどが、その活動に寄与する状況となっています。
このような活発な活動の結果、昨年末にはドラフト起草がはじまり、いよいよ今年は、最初のドラフトのリリースと書面投票の段階を迎えます。
2ヶ月毎に開催されるIEEE802会合において、昨年はSNSの利用により、いままで比較的連携の薄かった日系の参加者間でのコミュニティが活発になりました。これは、従来は否定的に捉えられがちな、日本人同士で閉じて呉越同舟的な活動をするのではなく、個々の企業、参加者が自らの職務を探求しながら、必要に応じて連携するという、自律分散的なコミュニティとして機能しているところが、世代、時代にマッチしており、とても頼もしいものと感じています。
その他、今年は、民間企業からの委託研究として、電力、自動車等の産業における無線通信の利用に関するテーマに取り組み、改めて無線通信の利用シーンの拡大を感じたところです。
一昨年から学籍をいただいた山梨大学大学院医学工学総合教育部 機能材料システム工学専攻 博士課程においては、課程2年目も引き続き「実電波を発する事無く、空間伝播から物理層、アプリケーション層までの全てのシステム要素を交換プログラムできる無線エミュレータによる仮想無線テストベッド」の研究に取り組んでおります。
こちらは、アーキクテクチャ及び一部実装の評価について、国際会議での発表が採択され、そのプロシーディングがSpringer社より出版されました。
現在、引き続きシステム全体の実装、評価を進めるとともに、論文執筆をしておりますが、長年の実務優先型習慣と学術的思考整理、論述手法の狭間で、さらなる尽力の必要性を感じ、今年は新たな挑戦の気持ちで望みたいと考えています。
加えて、甚だ僭越でありましたが、昨年前期は、山梨大学において、四年生を対象とした全学部共通の講義として「ベンチャー経営論」を、非常勤講師として講義させていただきました。この授業では、標準化活動による海外出張時に、WEB遠隔授業を取り入れたり、実業家による特別講義などを行い、全15回の講義を行いました。
この授業では、学生諸氏に事業、ベンチャー起業の基礎的な事を、自らの経験をもとに伝える事が目的ではありましたが、逆に私自身が学生諸氏の素直な反応や意見に接することで、とても良い刺激を受けたものでもあります。
この他、業務支援をしている、多カ国語通訳サービス事業やシステムソフトウェア開発事業では、それぞれのパートナーが新しい局面へとステップアップし、その変化に多少なりとも寄与ができたのでは感じています。
最後に、私事ではありますが、代表をつとめる知的障害者の地域生活支援を中心とした活動を行うNPO”楽っ子"http://www.racco.orgは、障害者自立支援法に基づく、地域生活援助事業、短期入所事業をすすめております。本事業については、皆様の周辺で、このような事業、施設のご利用に興味のある方は、ぜひともご相談いただければ幸いです。
以上、相も変わらず、無線と有線、学術界と産業界の汽水域に身を置いているわけです。 このような汽水域は、時に異臭を放つこともあらるしいのですが、栄養の宝庫として豊富な生態系を生むそうです。今年もこの汽水域に生息する多くの方々の栄養源となるように、かつなるべく異臭は放たずに努力するつもりです。
個人的には、昨年は、健康志向で体質・生活改善に挑戦したいと述べましたが、年初からの食生活のゆるやかな節制の甲斐もあり、体重、体脂肪を減らす事がでました。これにより、一昨年の健康診断で指摘された高血圧も、昨年末の健康診断ではとくに指摘もなく、また他の指標もそれなりに改善されました。そこで、今年も油断することなく、ゆるやかな節制を継続したいと思っています。
また、昨年も多くの同僚、友人、知人の方が、南アルプスと八ヶ岳の眺望だけしかない拙宅に集い、楽しい一時をご一緒させてもらいましたことは、なによりもかけがえの無い想い出となりました。
皆様ご多忙とは存じますが、お近くにお越しの節は、ご遠慮なくお寄りいただければ幸いです。
以上、長くなりましたが、近況の報告と新しい年の抱負を述べさせていただきましたが、本年も引き続きよろしく御願い申し上げます。
最後になりましたが、皆々様にとりまして、新しい年がより幸の多き年となりますようお祈り申し上げご挨拶とさせていただきます。
2013年1月
真野 浩
最近は、お正月だからといって、長時間の家飲みをすることなくて、むしろ休肝日的に位置づけていた。 ところが、SNSとかで、みんながいろいろと美味しそうなお酒話をアップしてるのをみると、やはり飲みたくなってしまう。
というわけで、暮れに知人が送ってくれた限定のお酒をあけてみることにした。 これは、知人が山形の後藤酒造というところで、一番小さなタンクで醸造されるお酒を、タンクまるごと購入したものだそうだ。 品種は、純米吟醸の生原酒のにごり酒で、瓶のラベルはオリジナルで、栓は「辨天」という後藤酒造のものが使われている。 ラベルには、醸主として、この知人の名前が入ってる。
肝心のお味は、にごりといっても、生酒原酒なので、サッパリ、すっきり系で、にごりの色合いも薄く、べたつく感じはしない。 生酒だからか、少し活性にごりっぽい微発泡的な感じで、飲みやすいかちらちょっと危険。
肴は、暮れからの続きだけど、生牡蛎を七輪で焼いたり、カラスミをあぶって日本酒モードにしてたんだが.....
飲みついでに、焼き物が終わった後に、チーズを食べだしたら、そのまま香港で買って来たシャンパンもあけてしまった。
休肝日には、結局ならなかったじゃん。
昨日は、朝から公民館で村の拝賀式/新年会のあとに、地元の神社に初詣し、昼は小淵沢でお蕎麦。 結局、この年末、年始に開いてるお店は、観光地である小淵沢とか清里に限られてしまう。
今日は、天気が今ひとつだったけど、とりあえず初湯をとおもい、甲斐大泉のパノラマの湯で、午後から一風呂。 風で八ヶ岳から雪が舞ってくる中、露天風呂で初湯。 天気は今ひとつだけど、遠くの茅ヶ岳方向は、晴れているし、かろうじて雲におおわれた富士山方面が望めて、初湯 千両ならぬ 初湯 千丈という感じ。
帰りがけに、家の近くの国道沿いに新しく出来ていたBeer&cafe Tastesというお店で、ビールとプレッツェル。 オーナーが、かなりギターロック好きなのようで、店内ではライブも出来るようになっていて、店名のTASTESからもわかるように、ロリー・ギャラガーのトリュビュートビデオが流れていたりする。
僕は、あまりこの世代のギターロックに詳しくないけど、僕の周りには、そっち系の人も結構多いので、連れて来たら喜ぶかも。 でも、この場所だと、結構客層の確保が大変かなと、余計な心配をしてしまった。
箱根駅伝のテレビ観戦をおえてから、明野にある暖炉レストランターシャで遅めの昼食。 ここは、超大きな暖炉がオープンキッチンにあって、ローストビーフや自家製の生ハムなどもやってるけど、今日はランチのハンバーグ。 この大きな暖炉が売りなのに、冬場はかなり空いてるのがいい。 しっかり、デザートまで食べてしまった。
昼食のあとは、下道で笛吹にるあるほったらかし温泉 に行く。 いまや、すっかり有名になった温泉で、今日も観光バスが来ていた。 それでも、さくっと入れて、中はそんなに混んでなかった。 しかし、寒いなぁ...
うちの近くには、沢山温泉があるけど、家から一番近くにあるたかねの湯が一番泉質といい、設備といい、僕の好みに合っているなと、つくづく思った。
今日は、文献の調査で朝大学に寄った後、時間がもったいなかったので、甲府駅前の山梨県立図書館で執筆作業。 この県立図書館は、去年の十一月にオープンした出来立てで、甲府駅の真ん前という好立地。
今日は本を借りる予定はなかったけど、折角なので利用者登録をして、利用者カードを発行してもらった。 喜ぶべきなのかどうか意見が分かれるところだが、ここは某社のなんちゃらポイントカートではない。
まずは、利用申込書なる用紙に、住所、氏名、年齢、電話番号等を記入して、身分証明書を掲示。 僕は、住民登録が武蔵野市なので、通学先として山梨大学を記入して、学生証を証票として掲示したら、学生証は現住所の記載がないから(免許証、健康保険証等)をとのことで、免許証を再掲示。 しかし、いつも思うんだけど健康保険証って、写真ないんだけど、なんであんなに証票としてのプレゼンスが高いんだろう。 あと、住基カードさんは、結局どこへいかれてしまったのだろう....
たしかに、某ポイントカードは、その取り扱いが微妙だけど、かといって、こういう登録する度に、カードが増えて行くのもなんだかなで、やはりシングルサインオンがいいなぁ。
♪スイカなら スイカなら スイカなら スイスイ♪ とは、ならんよね?
そういえば、この図書館は、無線LANが整備されているけど、某Free Spotなんだよね。 どうせ利用者登録してる施設なんだったら、もうちょっとなんかしても良くない?
今日は、午前中に溜まっていた事務処理で気分転換し、昼は知人と打合せ会食。その後、昨日に続いて、研究会に出す論文を執筆。
それにしても、「難しい事を簡単に」は、本当に難しい。僕にとっては自明なことでも、読者には自明じゃない、でもそれを掘り下げすぎると、冗長になったり、文章が多くなりすぎる。
じゃ、どうするかというと、そもそもの話題を矮小化するというか、絞り込むことになる。ここで、システム話の難しいのは、個々の小さな工夫や改良というのは、そこだけ捉えると重箱の隅的な価値しかない。たとえば、あるシステム構成要素を改善して、100のものを101にしたところで、その差は1/100 でしかない。ところが、システムの他の要素との組み合わせで、こういう1/100の差が、全体を1000にも2000にすることもある。 こういう話は、システム全体の話をしないかぎり、表現できないのだけど、それだと焦点がボケるというディレンマに見事に陥ってる。
たまたま、年末年始にかけて、池上彰さんのことが、ネットで話題になったが、彼のように「難しい事を簡単な表現で」ちゃんと読者に伝える文章を書かないといけないのだが、それはどのレベルまで簡単にするかが本当に悩ましい。 というわけで、当面このディレンマから抜けれそうもない....肩が凝るな...とほほ
夕方、赤坂のクライアントと打ち合わせのあと、ちょっと風邪気味なので、体の暖まる食事をなにか食べようと思っていたら、丁度近くに知人のご子息が経営する東京麻婆食堂があることを思い出して入ってみた。
ドアを開けて店に入ったら、なんとくだんの知人とその同僚の方がいて、そのまま合流。 その後、合流した方も旧知の方で、奇しくも久しぶりの再会となった。
もう1名の方も含めて、皆さんソフトウェア、コンピュータ業界のベテランで、共通の知人も多のいで、楽しい食事会に飛び入りさせていただいた上に、本格的な麻婆豆腐で、体も暖まって、実に幸せ。
転勤する若者と帰国して昇進した元部下の帰国祝に参加。 まぁ、いつものメンバーといっても、皆30代なので、1人老人モード。
今回は、プロパーの世代が、管理職になるので、今後の世代交代が楽しみ。 彼らには、自分たちの経験をふまえて、部下や組織を是々非々できちとんマネージメントを確立してほしいところだ。
つまりは、力んで改革や革新を目指す必要はない。 ただし、今まで不条理だと思っていた事を立場が変ったら自分がやってしまうなんて事がないようにできるかが重要だろう。
などと偉そうな事を書いてるけど、飲みの席では、仕事の話より小学生レベルの会話しかしていなかったけど.....orz
知り合いがエリアワンセグの会社を買収して、事業をするということで、相談に来た。 僕の提案は、止めときなというだけ。
それにしても、インチキベンチャーやインチキ投資家とかは、ビジネスモデルなしで、電波利用の免許だけ取れれば、それが大きな競争力になるといまだに思っているようだ。
しかし、携帯事業会社のように、メインなビジネスがあって、それを補完する形で、異なる周波数や方式の電波利用権を取得するのと、ベンチャーが単独で、ちいさな一つの周波数を取得するのは、あきらかに異なる。
公衆無線LANだって、それだけの単独事業では残念ながら成立しないけど、携帯や固定通信との抱き合わせとしては、大きな効能がある。
ここ数年、こういう案件を良く聞くんだけど、大抵の場合、裏にいる投資家は、元xx公社のOBとか関係官庁のOBだったりする。 彼らは、本当に目利きが出来ないのに、プライドだけが高いからたちが悪いな。
夜は、中国から来日中の知人らと会食、青山のおしゃれなお店で,テラスにこたつがあったりして、食後のデザートは寒空の下だった。
午前、午後と二つの来客ミーティングの後、成田に移動。 今日が初就航となる全日空の成田〜サンノゼ便に乗る。 就航初日ということで、ゲート前では、記念セレモニーが開催され鏡割りがあり、お酒が記念の升で振る舞われ、搭乗時にも記念品が配られた。
サンノゼに到着したら、ターミナルに移動する機体の両側から放水車によるウォーターアーチの歓迎というのがあた。 サンノゼ空港では、地上の整備士などが沢山並んで、しきりに写真を撮っていた。
その後、入国手続きと手荷物受取を済ませて、ターミナルを出たら、ここでもサンノゼの記念品が配られた。 やはり、路線就航というのは、経済的に大きなインパクトがあるんだろうな。
予定より、早く到着したけど、そのままグループ会社の事務所に移動して、シカゴから来ている同僚と打合せ。 夜はいつもの知人の和食屋で和食。
昼過ぎの便で、サンノゼからLAXに移動する予定だったのに、空港についたら一時間遅延とのこと。 とりあえず、チエックインして、軽く食事をして待っていたら、さらに遅延が増えて2時間半遅れでの出発とのこと。
僕は、乗り継ぎがなくてLAまでだから、他に逃げることができないので、結局当初予定のLAX到着予定時間よりも遅くに出発。
多くの乗り継ぎのある人は、サンフランシスコ発の他路線に振替てもらい、バスでサンフランシスコに移動したりしたようで、飛行機が空いてしまった。
サンノゼ空港は、ANAが就航したのはいいけど、アメリカンはもう完全に撤退状態で、Admiral Clubも無くなっていたはの痛いな。
結局この遅延で、LAXでの打合せは、ホテルからのWEB会議に変更。 ホテルが空港の横だったのが幸いで、時間的には余裕があった。
夜は、ガーデナーにあるおたふくで、和総菜とおそば。 ここは、かなり美味しいくて、ちょっと気に入った。
昼前の便で、バンクーバーに移動。 今回は、West Jet とかいうLCCで、LAXのターミナル2からの出発。 このターミナル2は、雑多な航空会社が入っているせいか、とにかく酷く混雑している。 荷物のチェックインは、航空会社のカウンタでおこなったあと、TSAのX線チェックの機械のところまで運んで、そこでやつと預け入れられる。 ところが、北京行きなどと重なっていて、この乗客らがとんでもない数の荷物を預け入れる人が多い事もあってか、この作業にひたすら長蛇の列で待たされる。 しかも、ターミナル内に 5カ所くらしかないX線チェックの機械のうち、数台しか稼動していないから、もう列がターミナル内で折り返し状態。 さすがに、これじゃ時間的に間に合わないのでは思っていたら、途中から急遽、離れた場所の機械を解放して、列事そちらに移動し、どうにか通過。
荷物のX線チエックが終わって、ゲートに行ったら、もう搭乗時刻だったので、下手するとバッケージロストになるかもという不安がよぎったが、バンクーバーについたら、直ぐに荷物が出て来たので助かった。
今日は、とりあえずエディタらオフィサーとのミーティングのあと、チェアミーティングがあり、またいつもの一週間がはじまる。
前回、バンクーバーに来たのは2009年3月なので、かれこれ四年近くぶりになる。 今回は、幸いに夜のセッションがないし、ホテルはダウンタウンの真ん中なので、とりあえず夜の食事の選択度は高い。
今夜は、日本から参加している知人と、アメリカンなレストランで、とりあえず肉。 サイドに頼んだマッシュルームのデカイ事にびっくり。 肉は、硬くて、味付けも塩が強過ぎだったけど、このマッシュルームは、ソースといマッシュルームの香りといい、かなり美味しかった。
バンクーバーにきたら、やはりシーフードだなと思いながら、ノロウィルスが流行ってるそうなので、もうちょっと我慢。
IEEE802.11では、前回までスタディグループだった二つの標準化が正式に進むことになり、タスクグループになった 。これにより、今回からはスタディグループがなくなった。 スタディグループは、標準化を行なうための要件を取りまとめるもので、ここで取りまとめた文章が承認されると、標準化を行なう事が決まり、タスクグループになる。というわけで、また新ネタがない状況になった。
通常、新しいネタは、WNG(Wireless Next Generation)という常設委員会で、プレゼンを行い、賛同者が多いと、スタディグループの設置へと進む。 新ネタが切れたこのタイミングは、WNGで新しいアイデアを発表するのにとても良いわけだ。 今回はこのWNGでもネタが少なくて、結局は抽象的な今後どうするよという議論となった。
そんなかか、今回、急遽駆け込みで、中国勢から二つの技術発表があった。 こういうのを見ていると、なかなか中国勢は機を見るに敏だ。 今回は、中国の学術研究者からの発表で、民間企業からではなかった。 以前にも、この日記に書いた事があるが、標準化は民間企業同士のマーケティング指導の場で、欧米からは大学や国立研究所などからの参加者は、ほとんどいない。学術研究者の場合、ビジネスのタイミングや市場戦略という視点が一般的に弱いので、標準化がスタートしたあとよりは、こういう新しい切っ掛けをつくるタイミングでの寄与のほうが歓迎されるし、大きな意味がある。
そんなわけで、定常的な情報収集的な参加ではなく、このタイミングでがさっと学術的知験からの発表をしてくる中国勢というのは、なかなか標準化の使い方に長けているという感じだ。
夜は、TGaiのオフィサー3人で、SHIZENYAという、寿司屋。 ここは、その名前のとおり、オーガニックが売りのようで、鮨の酢飯が玄米。 同じ大きさの寿司屋が2軒ならんでいたのだが、こっちの店は満席で15分待ちなのに、おとなりのお店はガラガラ。 飲食店の人気の差というのは、なかなか凄まじいものがあるのは、世界中どこも一緒だな。
毎回、会議の中日である水曜日の夜は、ソーシャルパーティが開催されるのだが、IEEE802 Wireless Interimのソーシャルは、いつもしょっぱい。
今回は,ホテル内ではなてく、SteamWorksというPUBでの開催だったのだが、まぁ予算がないので、残念ながらとても満喫できることなかった。
ソーシャルのあとは、TGaiのアクティプメンバーとの部屋飲みで、どうも最近はこれが恒例となっている。 今回は、ちょっとバタバタしてお酒を買って来なかったので、バンクーバーの街中の酒屋で月桂冠を仕入れて持参ということになってしまった。
今週もなんとかIEEE802.11aiの全ての会議が終了。 今回も9スロットびっしりだったけど、とにかくドラフトが大きく進んだのがなによりだ。 夜のCACも40分くらい早く終わって、ホテル近くのシーフードレストランJoe & Fortesで日本からの参加者らと会食。 ここの有名なシーフードタワーは、前回来た時に頼み過ぎたのか、とにかくものすごいボリュームだった記憶があって、今日は人数のわりに遠慮したら、なんか今ひとつ物足りなかったかも。
それにしても、バンクーバーは、街中の会場で、歩いて行ける距離にレストランなどもあるので、便利なのが嬉しい。
午前中のIEEE802.11 Closing Plenary で、TGaiのClosing Reportをして、無事に一週間の会議が終了。 予定より、2時間近く早く終わったので、同僚らと地下鉄で入江の反対側にあるオリンピックビレッジ方面を散策。 アウトドアショップで、スノーブーツを買おうと思ったけど、案の定サイズが合わない。 そのまま、オリンピックビレッジ近くのハーバーサイドのカフェでランチをし、ホテルにもどってチェックアウト。
バンクーバーの空港は、バンクーバー側で米国の入国審査があるけど、これは空いてるので効率がいい。 今回、シアトル経由で日本に帰国する人達が、どうも悪天候でいろいろと苦労しているようだけど、僕はLAX行きなので特に問題もなく移動出来た。
LAX到着後、そのままトーランスでの打合せにでかけ、結局打合せと会食で、ホテルにチェックインしたのは、十二時を過ぎてしまった。 投宿先は、110と405のジャンクション近くのHoliday Inn Torrance Gateway 。 ここは、周りにトヨタをはじめとして、日系企業が沢山あり、日本人も多くて、昔は伊藤忠がオーナーだったホテルで、僕は初めてこのあたりにきた頃は、よく泊まっていて、実に久しぶりだ。
1990年の中頃には、はじめて作ったスペクトラム拡散の無線モデムを、FCCの認定をとって、ここでフィールド試験をしたことが、想い出深い。 ホテルの上層の部屋の窓際に無線モデムを置いて、ホテルの周辺を車で走りながら伝搬測定をしたものだった。 それにしても、このあたりは、あまり変らないなぁ。
今朝起きたら丁度良いタイミングで、トーランスのホテルから綺麗な日の出が見えた。 その後、夕方、サンノゼに移動して、ホテルにチェックインしたら、今度はまた絶妙なタイミングでサンセットがバッチリ。 アメリカは、大地が広いからこういう景色にあうことは良くあるけど、同じ日に日の出と日の入りのタイミングにうまく写真のとれる場所に居るのは、まぁ珍しいかもしれない。
夜は、ホテルの前にある居酒屋という日本レストランのカウンタで、ひとりご飯。 なぜか、山梨の地元の七賢の吟醸があったので、これで刺身を楽しんで、〆にラーメンという典型的日本パターン。 七賢は、比較的西海岸では良く見かけるので、店の人に聞いたら、ディストリュビューターの取り扱いが良く、味的にも比較的中間色なので、はじめて日本酒を飲む外国人には受けがいいそうだ。
ここのレストランは、少なくとも僕が初めてサンノゼに来た頃からあって、今日はカウンターにいたのはオーナーの息子さんで、サンノゼ生まれ、サンノゼ育ちとのこと。 この店は、地元で永いこと経営してるので、外人のお客さんが多いのだが、彼曰く、日系企業の人は、やはり2、3年で帰国されてしまうので、現地の人の常連をちゃんと掴むことが大事だそうだ。それでも、ここの店は、コテコテの日本メニューで、カリフォルニアロールが幅をきかせていない。 一方、並びにもう一軒ある寿司屋も以前は、同じオーナーだったのだが、いまは韓国人に変ったそうで、そちらはもっとカリフォルニアンなジャパニーズ料理屋になってしまった。
ANAのサンノゼ便が787のトラブルで当分キャンセルになるみたいだけど、もし飛んでれば目の前のホリデイインがオフィシャルホテルのようだから、ここのお店にも多少は商売上の影響があるのかもと思ったけど、関係なく繁盛してた。
サンフランシスコ便になったおかげで、当初の予定よりも一時間近く早く成田に帰国。 そのまま、NEXで品川経由で、会社にいったん戻って事務処理。 その後、東京駅の丸ビルのおでん屋さんで、中国から来日中のクライアントと打合せがてら会食。 やはり、だし汁が胃にやさしいのが嬉しい。
それにしても、今日あった人は、中国最大のデーターセンターのCEOなんだけど、もともとISPから事業をはじめた人で、インターネットに対する拘りがとても強い。 話をしていて、僕らが15年くらい前にさかんに議論していた、回線交換対パケット交換や、Stupid Network論を、中国の方から聞くとは思わなかったので、ある意味新鮮だった。
話は違うけど丸ビルからは改装の終わった東京駅がよく見えて、なかなか綺麗だ。
今夜は、出張でペンディングになっていたNPOの会計処理を帰宅後に終わらせて、明日は始発ちかい時間に京都に移動なので、時差ボケが逆に助かったかも。
IEEE802.11ai で目指す無線LANの高速認証方式の公開実験にむけた予備実験を京都大学で行なうため、早朝の新幹線で移動。 昨夜に続いて、事務仕事の残りを新幹線のなかで処理したあと、名古屋〜京都間でやっと仮眠。 昨夜もほとんど寝ていないので、さすがに速攻で落ちた....タイマーかけてなかったら寝過ごしてたかも。
実験は、まあ期待のする動きが確認はできたものの、安定性にかけて、なかなか苦労させられる。 昼は、お約束のように学内で総長カレーを食べて、夜はホテルにもどったあと、実験に協力してもらっている知人とたまたまホテルのすぐ近くで見つけた離宮庵 とい店で、京料理と日本酒。 3種類の地酒を燗で飲み比べて、京丹後の香田のぬる燗をリピート。
昨日に続き、京都大学で予備実験。 いくつかの、改修を試みたけど、まだスッキリしない。 とりあえず、時間の制約もあるので、一旦課題の整理と本番に向けた確認事項を整理して、夕方解散。
その後、元NTTでいまは京大で教授をされている知人を表敬訪問。 11aの標準化などをリードされた方で、僕とは無線LANの制度改定の作業班などで、十数年前に一緒に仕事をさせていただいていらいのお付き合い。 たまたま、グループ会社が共同研究を一つしているので,そのあたりの話も含めていろいろと無線の今後の話をしていたら、あっというまに時間が過ぎてしまった。 やはり、現場をちゃんと経験されてきた研究者と話をするのは、楽しい。
昼の新幹線まで時間があったので、前から一度行きたいとおもっていた島原を散策。 もっとも、残っているのは大門、和違屋、角屋などだけ。 それでも、花街出身の僕には、なんとなく浅田次郎の小説に出てくる島原の花街のにおいを感じる街だった。 角屋は、昭和六十年まで営業していたそうだから、もう少し僕が年寄りだったら絶対に来てみたかもしれない。 角屋は、資料館として公開されているらしいけど、残念ながら今は春まで休館らしい。 島原も、もともと移転させられて来たのだけど、今の祇園よりは、やはりこういうふうに数町歩のブロックが郭として確立されていてた花街の方が、格があったのかなと思う。
折角なので、そのまま梅小路まで歩いて機関車館に寄り道して、鉄分を少し補給したあと、のぞみで東京に戻る。
仕事柄、複数の異なる企業や関係者と協業することはが多々有る。 こういう時、事務局がとても大事なんだけど、その内容が技術的な協業案件だとしても、専門的な知識とかじゃなくて、全体の仕切りがとても効いてくる。 ものすごくあたり前の事なんだけど、会議でも実験でも、三々五々集まってくる参加者に対して、きちんと仕事の始まりを宣言し、適切な進行役に振ったり、時間や進捗をみて、休憩を宣言したり、昼食の時間の差配をしたりということが、きちとん出来る事務局がいる場合といない場合では、まったく協業の緊張感も質も変ってくる。
どんな仕事でも、適任な人と不向きな人がいるけど、こういう仕切りは、不向きな人は、もうなにやっても歯がゆい。 仕切れない、議事録とっても肝心なことは何も書かれてない、日程調整もスムーズに行かないなんて人もいたりして、こうなってくると見ていて可哀相になる。
しかし、世の中1人で出来る仕事は限られているので、どんな仕事でも、仕切り段取りはとても大事で、事の大小に関わらずマネージメントが求められる。
昔は、会社の宴会の幹事とかを新人にやらせる会社が多くあった。 いまだと、下手するとパワハラとかブラックとか言われちゃうから、そういう習慣は大分少なくなってるようだ。 学会とかでも、LA(local Arrangement)のスキルは、研究者に求められる一つで、若い人に頑張ってもらうことが多いけど、こっちはあまりアカハラとかは言われないみたいだ。
この幹事の仕事は、仮にそれが飲み会だろうが、研修会だろうが、やはり仕切り能力を有無を見るには良い機会だと思う。 去年の暮れのグループ会社の忘年会では、想定外の大人数にも関わらずにうまく仕切り回してくれた若者がいてちょっと感心させられたものだ。
僕が悩むのは、あまり向いていないというかスキルが低い人が、事務局だったり仕切りだったりする場合に、参加者としてどうするかだ。 でしゃばり過ぎるのは失礼だし、かといって放っておくと仕事は進まない。 ましてビジネスのプロとして、事務局機能を提供する事が求められている相手の場合、出しゃばることは、その仕事を否定することになってしまう。 といわけで、基本的には、これ以上はもう無理というところで、具体的なリクエストを出すようにしているのだけど、これって現場から緊張感がなくなるのが痛い。 世の中の皆さんは、どうしているんだろう。
今朝起きて窓の外をみたら、僕の車を停めてあるところに猿が.... よく見ると、その奥の裏山にも沢山の親子連れが... どうやら、ドングリなどの木の実をメインとした朝食タイムらしい。 しかし、まぁこんな朝早くから元気だなと感心してる場合ではないので、とりあえず窓を開けて 「こらっ!!」と怒鳴ってみたけど、こっちをみてちょっと駐車場から退散したくらい。 しかも、人の車の上を平気で通っていく。
今日は、甲府で山梨県情報業協会の無線LANの研修会で、グループ会社の山梨を担当する支社の連中が、実機を使ったハンズオンなどをしてくれるので、朝だけ挨拶に顔をだす。 その後,一旦家に戻って、午後からくる元部下らの食事の仕込み。 午後に、第一陣が到着したので、再び甲府に戻ろうとしたら、またしても猿たちが今度は午後の食事会。 本当に、小猿が沢山いて、なんかひたすら増殖中。
甲府で、グループ会社の元部下をピックアップして家にもどったら、今日泊まりにくる2家族と1人が揃っていて、もうはじまってた。 今夜は、誕生日が1人と、海外からの帰任した者の昇進祝いのお祝いなので、シャンパンスタート。 その後、いつものようにだらだらとピザ、ローストピーフ等を肴に、比較的少人数で、ロングラン。 今日は、昼間でかけてる間にも雪がふったみたいで、とにかく風邪が強くて寒くて、石釜の温度が上がらない。 逆にこれが功を奏して、ローストビーフは、ばっちりだった。
今朝は、先々週の大雪で延期になっていた集落の芝焼き。 昨日も雪が少しふったけど、十時からと時間が遅かったので、霜は解けているし、風がそこそこにあるので、良く燃える。 年に一度の大人と火遊びって感じ。
お昼は、昨夜からの泊まり組と八ヶ岳で親子丼。 この時期は、そこそこにスキー客とかで混んでることを発見。
それにしても、ここのところ肩から背中にかけての凝りがまったく和らがず血行不良停滞中。 少しでも楽になるかなと、午後たかねの湯にいって、ジェットバスを背中当てたりしたけど、肩甲骨のあたりの血流の悪さはあまり変らなかった...orz
夜は、昨日のローストビーフ。 しっかり冷めて、中に旨みがこもっていて、これはちょうど良かった。
来週北海道に行くので、スノーブーツやら手袋やらを仕入れようと思い、朝 吉祥寺のL.L.Beanに寄り道。 もう、長いことカタログを送ってもらっていて、極々たまに小物を買ったりするけど、ブーツとかは足のサイズが微妙なので現物みないと怖い。
Bean ブーツって、機能的に素晴らしいことは、十分に知っているのだけど、昔はこのデザインが好きになれずに、長いこと避けて来た。 でも、なんだか、歳をとったら、こういうのに開き直れるようになったのか、これはこれでやはりいいなと思えるようになった。
インナーとかグローブもセール中だったので、ついでに購入。 しかし、日本の季節ずれセールスって、なんか割引率がいまいちだな。
今日は、自分で会社を経営してる人との打合せが重なった。 1人目は、有名なビジネススクールでMBOを取得した才女で、かつてITベンチャーを起業し、その会社をバイアウトして今また新しい事業を展開している。 ネット関連のスタートアップの典型で、話は華があるけど、実態はそれなりに厳しい。
2人目は、いまソフト開発会社の経営をしていて、仕事柄とてもしっかりした管理会計や内部統制を実践していて、質実剛健な経営をしている。 ところが、どちらかというとワンマン的なベンチャーとM&A したことで大きな転換期を迎えつつある。
3人目は、コテコテの技術屋で、創業社長が数年前に夭逝したことからら、いまは技術屋の彼が経営をしている。 こちらも、VCがかつて資本傘下したこともあり、資本政策はちょっと苦労がある。
面白いのは、三人三様で良い面も、苦労してる面も実に良くわかるのだが、会話をしていて思うのは、物事をシンブルにするのは余り得意じゃない気がする。 頭が良くて処理能力があるので、彼らにはたぶんシンプルな説明なんだろうけど、僕はどうしてもそれをもっとプリミティブな部分に分解して、絵解きして確認したくなる。
でっ、いろいろな修飾子を外して行くと、案外明確に課題が見えるんだけど、そんな手順しなくてもなんとなく感じている課題は、同じなんだろうな。 でも、たまに誰かにそれを明確に晒してもらうのは、きっとそれなりに価値があるんじゃない? と勝手に、僕は自分の存在意義に自己満足したりする。
午前中の東京での会議のあと、午後から広島に移動。 いろいろと共同研究をしている県立広島大学の先生の研究室を訪問して軽く打ち合わせをしたあと、市内で学生を交えて懇親会。
もともと、女子大だったということもあり、経営情報学部の彼の研究室は、圧倒的に女子。 というわけで、今夜の懇親会は、息子と同じ歳くらいのうら若き女子大生の皆様がメイン。
会場は、知人の先生の同級生が店長をされているお店ということで、瀬戸内海の魚を中心とした拘りのメニューとお酒を出していただいた。 どれも、素材の良さが十分に堪能できて、広島に来た感がばっちり。
最近の学生さんは、あまりお酒は飲まないというけど、広島だからなのか、皆さんしっかり日本酒に一家言あったりして、楽しい夜だった。
朝、広島から呉に移動して、呉ビューポートホテルで開催中の研究会に参加。 開催地が呉ということで、LAは海上保安大学の先生で、一つ目の基調講演は、海上保安大学長による「海上保安庁の役割と海上保安大学校における人材育成」だった。時節柄、尖閣列島などの周辺国との海上保安や海上自衛隊との関係などについても説明があった。
問題は、午後の基調講演の時に発生した。 研究会は、ホールで行なわれていて、会場ではワイヤレスマイクを使っているのだが、講演が始まってしばらくした時に、いきなり会場のスピーカーからは講演者ではなくて、他の会場での講義開始の元気な体育会系挨拶が流れ出して、その後その講義がはじまった。 流れてくる音はとてもクリアで、こちらの会場の講演者のマイクの音声は、まったく聞こえないくらいの状況になった。 完全に切り替わった感じなので、これは同じホテルの違う会場とのPAのスイッチングを誰かが間違えて操作したんだろうと思った。 ところが、あとで聞いたらなんとワイヤレスマイクの飛び込みだったそうで、急遽ワイヤレスマイクから有線マイクにすることで回避した。
さらにここで驚愕させられたのは、このワイヤレスマイク電波干渉の干渉源だ。 実はこの会場は、呉の駅の近くで、直ぐとなりに海上自衛隊 呉教育隊の施設がある。 今回の干渉源は、そのお隣さんからの干渉だったそうで、どうりで講義のスタートの挨拶が、目一杯体育会系だったわけだし、ホテルで周波数変えるとかが出来なかったのも判る。
それにしても、建物もそこそこに離れているし、どちらも屋外で利用しているわけじゃないのに、こんなに完璧というかクリアに乗っ取られたというのは、かなり凄い。 まさか、自衛隊だからって、特別出力のワイヤレスマイク使ってるわけじゃないだろう。 高周波回路での干渉なのか中間周波数とかオーディオラインへの飛び込みなのかは判らないけど、この類いの隣接干渉って、とても懐かしい。 昔、知り合いのアマチュア無線家の電波が近くを通るバスの車内放送に混入し、バスに乗っていた友人が彼の在宅を知り途中下車したという話があったのを思い出した。 ww
ところで、これは今日が初めてとは思えないので、きっと今までも、何度かこういうことがあったのではないだろうか? となると、発信元が海上自衛隊 呉教育隊ということを考えると、それってやばくない?と思ってしまう。 今回は、こちら側もマイクを使う事が目的なので、有線に切替えただけの話だけど、悪意をもったというか目的を持った人がいたら、お隣さんのワイヤレスマイクで話される内容は全部傍受できちゃうわけだ。 ワイヤレスマイクを使用する講義や会議の限定はきっとしてないだろうから、セキュリティ上、これは問題なんじゃないの? 大丈夫か日本の情報防衛は?