昼の新幹線まで時間があったので、前から一度行きたいとおもっていた島原を散策。 もっとも、残っているのは大門、和違屋、角屋などだけ。 それでも、花街出身の僕には、なんとなく浅田次郎の小説に出てくる島原の花街のにおいを感じる街だった。 角屋は、昭和六十年まで営業していたそうだから、もう少し僕が年寄りだったら絶対に来てみたかもしれない。 角屋は、資料館として公開されているらしいけど、残念ながら今は春まで休館らしい。 島原も、もともと移転させられて来たのだけど、今の祇園よりは、やはりこういうふうに数町歩のブロックが郭として確立されていてた花街の方が、格があったのかなと思う。
折角なので、そのまま梅小路まで歩いて機関車館に寄り道して、鉄分を少し補給したあと、のぞみで東京に戻る。