今日は、Wi-Fi Allianceのmembers meetingの最終日。Wi-Fi Allianceの場合、多くの標準化作業は電話会議で粛々と進められるので、年三回のメンバーズミーテイングは、各タスクグループの議論も大事だけど、全体会合にそこそこに意味のあるディスカッションがある。
もともと、パソコンとネットワークを接続することからはじまったWi-Fiも、いまやスマホでの利用が大きな位置をしめている。これに伴い、従来のインターネット系に加え携帯キャリア系のメーカーやキャリア自身が積極的に標準化にも参加してきている。
集中制御型のサーキットスイッチ文化と自律分散型パケット交換という技術もカルチャーも異なる人達が、机をならべるようになってきた。だから、今日もプレスがあったけど、IPRなどでもいろいろとねじれというか、難しい問題が出つつある。
というわけで、「Wi−Fiの行方をインターネットの歴史から学んでみると...」なんていう、投稿をFaceBookに書いたら、多くの方から色々とコメントをいただいたので、こちらにもポストしておこう。
インターネット
1 自律分散で相互接続したら自由な通信網できねぇ?
2 アプリとインフラを切り離して自由にしたら、世界規模になった。
3 インターネットは、ベストエフォートだから、クリティカルな仕事には使えません by キャリア
4 技術革新で帯域がどんどん伸びたから、ベストエフォートでも平気じゃん。
5 画像やら映像やらで、どんどん需要帯域が増えてきたよね。
6 よし、今こそ帯域保証が必要だからNGNにしよう by キャリア
7 最近、NGNって聞かないよね? < イマココ
Wi−Fi
1 ISMで自由な無線通信網できねぇ?
2 免許いらないし各国に同じような周波数あるから世界規模になった。
3 Wi−Fiは、ベストエフォートだから、クリティカルな仕事には使えません by キャリア
4 技術革新で帯域がどんどん伸びたから、ベストエフォートでも平気じゃん。
5 スマホの登場で、どんどん需要帯域がえてきたよね。
6 よし、今こそ帯域保証が必要だからキャリアグレードWi−Fiにしよう by キャリア < イマココ
さて、どうなるのかね