今日の昼は、秋葉原のDMM.make AKIBAで打ち合わせ。入り口で、いきなり知り合いの組み込み系なエンジニアとばったり。とある、省庁系な会合についての打ち合わせで、こちらの参加者は、皆さんネクタイ姿だったので、まぁ場所と見事に合わない。どう見回しても、スーツにネクタイなひとは、他にはいない。
それにしても、やはりホワイトポードがあって、さくつと図解できるのが、嬉しい環境だなあ。今日の打ち合わせの相手も、僕も多分 概念をビジュアルに表現、理解するタイプな気がする。
ところで、このDMM.make AKIBAは、なんだかとてーもオシャレすぎるんだけど、秋葉原にこういうスペースというのは、僕のなかではデジャブだ。
僕が、高校生くらいのころに、秋葉原のラジデパの裏で吉野家があったビルの3階には、音キチ倶楽部という喫茶店があった。ここは、半田ごてなどの工具があって、テーブルでちょっとした工作なんかが楽しめた。
ちょうど、空中配線と直流アンプなんてのが流行っていて、それなりのオーディオマニアな人が集まって、工作会的なこともしていた。
僕は、ここで知り合った某シャーシ屋で働いていた人に、ガラードの301を売ったのだけど、いまにして思えば、なんてもったいないことをって感じだ。それから、ここで知り合った人から、当時大流行していたインベーダーゲームのコピー版の開発しないかなんて誘われたこともあった。なんだか、怖い話しなので、お断りしたんだけど、ある意味電気オタの九龍城みたないとこだった。
まぁ、秋葉っていうのは、いつの時代でもカオスな場所なんだろうな。
今日の夜は、某大学の先生と楽しいディスカッション。情報というものの概論みたいな話しから、言語のコンテキスト論など、次から次へと話しが弾んだ。ちょっと、AIとかディープラーラニングな話題になって、話し混んでいたら、僕のなかにふと素朴な疑問が浮かんできた。
それは、なにかというと、ワトソンにしてもGooleのAIにしても、外部からの刺激(入力)が無くなったらどうなるんだろうということだ。僕ら人間は、ある種自分で自分の内面に閉じこもるというか、向き合うよなうことが出来る。
ちょうど、村上春樹の物語に出てくる井戸の底に降りていくようなことが、実際に僕らには出来る。では、AIなどは、まったく外部から刺激が亡くなった時に、自らの内面に向き合っていくことは出来るのだろうか?
たまたま、遠藤周作の「沈黙」を読了したタイミングなのだが、僕は宗教も宗派を問わず、自己との対話というか自分の心の写像みたいなのが、共通してあるように感じている。
というわけで、AIのようなものが、外部からの刺激ではなく、自己と向き合って、外なにかに目覚めるなんてことが出るようになるとしたら、それこそが本物じゃいなかと、ふと思ってしまったのだ。
朝一のスーパーあずさで、甲府に帰ったのが、週末のこの特急は、さすがに登山客が多い。みなさん、トレッキングくらいなのか、本格的な冬山なのか、いろいろなんだろうけど、かなりの人がいかにも山行きますな格好で乗っている。
春から秋の観光シーズンだと、大月で乗り換えて富士山方面に行く人が多いのだが、この時期は松本方面に行く人か多いようだ。それにしても、最近はスキーの板をもって乗ってる人とかは、見かけなくなった。ボードの人もかなり少ないんだけど、みんな宅急便で送ったりしてるのだろうか?
とりあえず、甲府から明野に直行して、一鞍馬場練習。途中で昼食をとって帰宅し、午後は同じ組のおばあさんが亡くなったので、そのお通夜に参加。こちらでは、基本的に組の人たちが葬儀は取り仕切るのだが、それでも自宅ではなくて、セレモニーホールとかなので、あまり役割分担はない。
なんだかんだ、山梨の集落に来てから、組の高齢者が他界されたのが数回あって、こういうおつきあいにも少しずつ勝手がわかってきた。
山梨で起業した若手の事業家の知人が、新しいプロジェクトの説明のたに来宅。彼には、今年度から大学のベンチャービジネス論の講義を引き継いでもらったのだが、素晴らしく積極的というか羨ましいくらい行動力がある。
今日は、彼が仕掛けてるIoT関係なプロジェクトの概要を聞かせてもらった。内容的には、ぜひEverySense的にも、協業したいところが多々有るので、とても面白かった。
生憎の天気で、午後から雨が雪に一時なったりしたので、今日は部屋の中で事務処理。せっかくなので、事務仕事の横でくるみパンを焼いておいた。 石窯でないと、火力が一定なので、見た目はよく仕上がるけど、あの石窯のバリッとした感じには仕上がらない。それでも、中の柔らかさはこっちのほうがい良い感じだな。
今夜からWi-Fi Allianceのmembers meeting のために、シドニーへ。オーストラリアに行くのは、初めてなのだが、とくに何も気をつけてなかったら、空港のチェックインで、ETASという電子ビザの申請していないとチェックイン出来ないとのこと。
申請方法の書かれた紙をもらって、ロビーから空港のWiーFi経由で申請。20Aus$がをクレジットで支払い無事に登録終了。その後、カウンタにいって、無事にチェックインも完了した。
しかし、ビザなんてものについては、まったく頭の中から消えていた。なにしろ、最近の出張は、アメリカ、EUで、ビザがいかにも必要そうな国には行っていないので、まったく念頭になかった。もっとも、アメリカだってI-99 でもESTAはいるので、まぁ普通に申請はしてるんだけどね。
はじめての海外は、1979年のインドネシアだったのだが、あの頃は予防接種をしてイエローカードを取得して、大使館に通って交渉してなんて苦労をした。そのあとも、たぶん2000年くらいまでは、カンポジアや経済特区に限定された中国とか、亜東関係協会での台湾ビザとか、まぁ確かに面倒くさかった。
しかし、今回はそもそもオーストラリアもはじめてだけど、南半球に足を踏み入れるのも、1998年のヨハネスブルグ以来な気がする。
カナダも同様なシステムの導入が始まり、EUも検討されているそうで、電子的な情報による管理と相互運用みたないものが徐々にできつつあるのだろうか。
ただ一方では、アメリカの大統領令のようなこともあり、果たしてこれからこの類は、利便性とテロ対策の両面で、様々なシステムが導入されてくるのかもしれない。
定刻より若干遅れてシドニーに到着。真夏のイメージを抱いていたのだが、いきなり豪雨でびっくり。あいにくと、傘などは持っていないのと、City Trainも混乱しているようなので、タクシーでホテルに移動することに。しかし、途中の道路が冠水していたりして、道路は渋滞で、40分くらいかかってしまった。
ちょうど、ランチブレイクだったので、軽く食事をして午後から会議に参加。外の雨は止んだけど、会議室は例によってエアコンが効きすぎで、寒いくらいだ。寒さをしのぎながら、無事に午後の会議をすべて乗り切って、夜は有名なオペラハウスのテラスでソーシャル。
オーストラリアには、初めて来たのだが、まったく夏を感じない。天気予報では、明後日くらいには天気は回復するらしいけど...
今の時期のオーストラリアは、真夏で暑いだろうと思っていた。実際、来る前にみた天気予報でも34℃とかだった。なので、半袖、短パン、サンダルをしっかりと持ってきたのに、例によって会議室はエアコンで寒すぎる。さらに、ホテルの部屋も、エアコンの調整が出来なくて、ちょっと温度が低い。
外はというと、現地入りしてからは、なんだか雨模様で、暑くもなんともなくて、むしろ一枚余計に着ていないと辛い。
天気予報だと、明日は晴天になるらしいので、とりあえずはそれを期待しておこう。
夜は、ホテル近くのベイでシーフード。ついでというか話題にと、カンガルーのステーキも頼んでシェア。ちょっと筋張ってるけど、まぁまぁ普通な感じ。でも、肉の旨味はないなぁ。
参加しているWFAの会議は、会員規約により内容を外部に公開できる事がとても限定されているので、なかなか日記とかに書けない。とくに、僕はクライアントとの契約のもとに参加しているので、なおさらだ。
そんななか、今回はもう一つ別な立場もあって、とある提案発表を昨日した。基本的に、私の提案に対する反対者はいなくて、まぁ条件はつくにしても、それなり受け入れていただけたので、今回の大きな目的のひとつはクリアした。
無線LANの関係では、昨年末に正式に出版されたIEEE802.11ai が大きな仕事だったのだが、嬉しい事はそれに関わる各国の様々な会社の人達が、すでに僕の手を離れたところで、いろいろと関連した活動をしている事だ。
WFAでも、11ai に対応した動きがあるのだが、僕はあまり多くをコミットしていない。もっとも、対応した動きのきっかけを作るときには、僕が提案をしたわけだし、多くの人がIEEE802.11でも顔を合わせているから、こちらの存在を認識してくれている。
そんなわけで、まぁ自分の元から離れた仕事が、他の人達によって、前を進んでいくのは、実にありがたいし嬉しい限りだ。というわけで、まぁ今回のミーティングは、WFAにしても自分なりに達成感のあるものだった。
夜は、昨日と同じハーバーにあるステーキハウスで肉。昨夜のシーフードレストランと同じ系列らしいが、サーバーの態度もキャッシャーも感じよくて、ちょっと嬉しかった。
帰国日の今日になったら、いきなり晴天で、気温も38℃とかになって、いきなり真夏。飛行機のフライトまでしっかり時間があるので、本当なら馬に乗りに行きたいとこだけど、急だったので今回は断念。
それでも、せっかくだらバスでぐるとビーチまで行き、昼はフィッシュマーケット。それにしても、さすがに暑い。
昼のあとは、今回の会議の整理と、来週の会議の資料などを作るため、ホテルのラウンジで仕事。こういう時には、会員になっているホテルが会場だと、いろいろと融通が利いて助かる。
夕方空港に移動して、予定通り帰国便のナイトフライト。スターウォーズ仕様の機材だったので、ヨーダがキャビンでお出迎えだった。
予定より30分以上早く、4時半ちょっとに羽田に到着。荷物も機内持ち込みだけなので、さくっと入国したのは良いけど、バスも電車も始発にはまだ早い。以前は、航空会社のラウンジがあったので、シャワーを浴びて、朝食をとって時間の調整が出来たのだけど、それがないのが辛い。シャワーラウンジもあるのだが、この時間帯はいろんな便の到着ラッシュで、満室て使えない。
結局、モノレールの始発まで待って移動。この時間だと、山梨に帰るにしても、新宿て一時間以上待つことになるので、一旦東京の家に帰ることにした。それでも、最寄駅からのバスもまだないので、冷え込む中をスーツケースを引きながら歩いて帰宅。
まずは、味噌汁とお新香で簡単な朝食を食べて、一風呂浴びて着替え。その後、甲府行きの特急をしらべたら、さすがに最初の数本は満席。昼に甲府に到着のかいじ号が空いてたので、比較的ゆっくりと山梨に戻った。
明日は、久しぶりに相方と馬場で...と思ったら、残雪でどうも無理みたい。ということで、今日は温泉で旅の疲れを癒して、早めに就寝しよう。
昨日も今日も、風は強いけど、その分雲もなく晴天なのに、先日の雪が残っている関係から、今日も騎乗できないという残念な週末。
せっかくなので、久しぶりに朝寝坊をして、ブランチがてら大泉のアフガンに行く。昼よりも少し早めだったし、一人だったのでサクッと一巡目に入れた。以前ここの名物だったショルダーベーコンのベーコンエッグカレーが数量限定で復活しているので、久しぶりにこれを堪能。相変わらずのボリューム感とコクのあるカレーに満足。なぜか、海外出張から帰ってきて食べたいのものに、蕎麦、鮨と並んで、ラーメンとカレーがあるんだけど、そんな欲求をとりあえず満たせた。
帰りに高根の雑貨&カフェというお店を開拓して、ミルクコーヒーで温まったあと、韮崎まで移動して散髪。午後は、来週の会議のスライドの修正追記で夕方まで一仕事。
温泉も夕飯前に入ってきたので、夜は久しぶりに部屋飲み。夏前に知り合いがスコットランドで買ってきてくれたABERLOURは、かなりお気に入りだったのだが、なんと同じものがSydneyの免税店で売っていたので、すかざす買ってしまった。Cask Stringsなんで当たり前なのかもしれないけど、Batch No.も一緒だった。 ということで、これであまりチビチビ飲まなくても良いことになった。
この週末は、晴天なのに引きこもり気味で、ちょっと張ってる私は、来週末までに馬場のコンディションが良くなることを夢見て、ベッドに入ってからこれを飲みながら就寝。
日が長くなったので、朝山梨の家を出る6時位でも、しっかりと明るくなった。今日は、南アルプスの上に月がしっかりと出ていた。モーニングムーンは、縁起が悪いなんていうのを聞いたことがあるのだが、果たして本当なんだろうか。
そういえば、Mornig Moonなんて言葉、いったいいつ覚えたんだろうとふと気になった。もう随分昔に、桑田佳祐が「モーニングムーンは粗雑に」っていう映画を作って、たしか自主上映系での興行だったのて、ヤマハホールだか山野ホールだかで見たのだが、あの時にはすでに知ってた気がする。
Moon RiverとかPaper Moonだったら、すぐにオードリーやティタムオニールの顔が浮かぶけど、Morning Moonで桑田佳祐や高木澪(主役だった)の顔は出てこないし。
でっ、なにげにMorning Moonって、ググったらチャゲアスの方が沢山ヒットしたけど、これもこの映画より後だよな... とどうでも良いことの知識の源に悩んでしまった。
ちなみに、レベッカのMoonは、好きだったな... どうでもいいけど。
会社のある外苑前の駅周辺は、お昼にそこそこなお店が少ない。青山通りを渋谷方面に行って、外苑西通りを渡った先だと、裏道にはそれなりにいろいろとあるのだが、駅近辺はちょっとヒットがない。
そんななか、和なお店で、ランチはボリュームたっぷりな海鮮や魚の定食、夜はそれなりに面白い日本酒を揃えてくれている店が一軒あって、結構気に入ってた。
ところが、最近になってランチをやめてしまったので、ちょっと残念だなと思っていたら、今日はそこのお店の板長さんから電話があった。なんとなく予感はしたんだけど、彼がお店を離れることになって、たぶんお店も閉じるらしい。
何かのきっかけで、名前を覚えてもらって、たまに行くといろいろと気を使って、珍しいお酒を飲ませてくれたりしたお店なので、ちょっと残念だ。
最近、どうもランチをやめてしまうお店が続いていて、外苑前あたりはちょっとランチ難になってきたので、また開拓しないとならない。
今日と明日は、立て続けに二つの省で、情報流通に関する会議。会議資料を精査していると、やはり日本語のハイコンテクストであるがための、難しさを痛感する。
たとえば、今日の会議の資料のなかに、「確固としたルール」と「推奨ルール等」という言葉が出てくる。こうなると、当然ながらその違いはなんだということで、解釈の曖昧さが生じ、議論以前に整理が必要となる。
僕は、よく日本語のハイコンテクスト性の例で、「明日お会いしましょう」と「明日お逢いしましょう」の使い分けを用いる。日本語だと「会」と「逢」という漢字の使い分けにより、そこに含まれる伝達したい情報は、大きく変わるわけだ。
一方で、アルファベット24文字の組み合わせでは、残念ながら「Shall we meet tomorrow?」だけでは、そこにこの違いを含ませることはできないので、他の修飾語やセンテンスが必要となる。
というわけで、IEEEの標準化会議などでは、とにかく曖昧さを排除するためにNormative Textと言われる文章表現を徹底して使うことになる。当然ながら各種の委員会などでは、かなりの時間が、こういう言葉の厳密さに伴う議論となる。この辺りは、ちょうど共謀罪の国会審議などにも見て取れるように、法政議論では当たり前に注力される。もっとも、法律には柔軟な解釈を許すような文言も意図的に含まれ場合もあるようだ。
そんななか、たとえば審議会下の作業部会などでは、寄与される資料や発表について、やはりその骨格をしっかりと確認し、意見集約と方向性を定める議論が求められるわけだが、今日はこういうことを、参加者の皆様がしっかりと受け取って議論しており、とても建設的で納得のいくものだった。
昨日と同じ領域で、少し違う目的のために、某省主催の会議に出席。
こちらでは、構成員として寄与資料を事前に提出しているのだが、その提出者自らによる資料説明の時間はなし。その代わりに、事務局が各構成員の提出資料から、いくつかのページを引用した資料にもとづいて、論点などを紹介された。
ということは、当然ながら寄与文章の提出者の言葉ではないし、そもそもそのなかの特定のページだけを、事務局の裁量判断で選択し、かつそれを配置している。
こういうのは、言うなれば最近話題のキュレーションサイトみたいなことだ。しかも、事前にそれなりに資料提出者に対して、引用して作成した資料を掲示して、了承を得ていない。というわけで、まぁそういうことをする委員会なんだなぁと思い、いささか疑義を感じたことは否定できない。
こういう資料は、当然ながら切り貼りであり、著者以外がそれを説明するので、はっきりていって用語も不統一だし、論点整理の前提が成り立ちづらくなるので、とても残念だ。
時間配分的には、事務局が説明する時間を、直接に寄与文章の提出者に割り振ってもも十分と思われた。結局のところ、こ類いの委員会って、シンクタンクが事務局を請け負いしているだげど、そのスキルってかなり重要だなと感じずには居られない会議だった。
追記:こんなことはあったけど、会議そのものは座長の議事運営によって、闊達な意見交換がされるとともに、主催側の課長の説明も明確で、目指す方向について、一定のイメージが理解できた。
EUとの共同研究のために開発したシステムの検証のため、朝から三鷹にある某研究所で作業。若干の想定外な挙動はあったものの、無事に問題を回避して、予定の機能は実現できた。
今回の機能の確認では、高精細な映像コンテンツを検証に使ったのたが、画質への影響の検証がなかなかに難しい。4Kのコンテンツのなかで、サッカーの試合、屋外の綺麗な自然の映像などがあるのだが、これらは画像伝達の連続性の確認には、ちよっと向かない。というのも、サッカーの試合映像などでは、もともとリプレイだったりスロー再生などの部分がある。自然映像などもカメラワークが変わったりする部分もあり、連続的な映像変化が確実にないと、瞬間にとまったとしても、それが品質なのか編集なのかわからないのだ。
というわけで、4k映像のサンプルをいろいろと確認していたら、なんとPerfumeのビデオが最高だということがわかった。Perfumeの映像は、人物だけでなくプロジェクションマッビングによる背景なども、常に連続して動いるし、そのパターンが直線的なので、外乱がとても判りやすいのだ。
昔、おなじような実験をした時は、帯域を消費して、伝送エラーが判りやすいコンテンツとしては、DVTSだった。ところが、いまの実験では、DVTSの帯域では、まったく目的の評価帯域に至らないので、4kや8kの伝送を使ってみた。ところが、これはこれでストリーミングじゃないので、バッファの関係などもあり、少し悩ましいとこがあるものの、Perfume 様のおかげで満足のいく結果になった。
というわけで、Perfume 最高です。
早朝に西海岸、東京の関係者と、WEB-exで打ち合わせ。想定していたことだけど、このパートナーさん本当に大丈夫だろうか、もう遥かに危険なところに行ってしまった気がする。
そのあと、報告書などを書くかたわら、別な西海岸の知り合いとチャット。彼に対して、正面からEverySenseの事を語った事はあまりなかったのだが、とても本質を理解してくれて、応援してくれている。
いろいろな人に、紹介するときに、彼のオリジナルな1分ピッチをしてくれているそうだ。ということで、どういう風に話してるのか聞いてみたら、なるほどなぁと感心させられることが多々あった。自分の仕事を、賛同してくれる第三者が、どうアピールしてくれているかを聞くことは、とても勉強になる。
午後から、久しぶりにSunnyの馬場で1鞍。最後のほうで少しだけ、ヒントを掴めた気がするので、明日再確認してみよう。
午前中は、Sunnyの馬場で1鞍。昨日、ちょっと掴めたヒントで、出だしは良かったのに、強風で集中力がなくなったら、もうグダグダ。うーん、なんとか抜けないと....
午後は、来週末の味噌の仕込みのために、作業場所の草刈り。昼過ぎに、なぜか風がパタリと止んだので、ついでにちょっと横の山裾を探ってみたら、案の定気温が高かったので、今年の初物が出ていたので、少し摘んでみた。
いつもは、初物は天ぷらなんだけど、他の具材も用意してないし、夕方から東京に戻るしで、サクッと蕗味噌にしてしまう。最近は、日曜日の夕方に東京に戻る時は、夕飯をお弁当にして電車の中で食べている。ということで、さっそくおにぎりに蕗味噌という組み合わせを楽しんだ。
今日の午後は、OGCシンポジウム2017データ流通時代の幕開け~データによる価値創造 というシンポジウムに参加し、後半のバネルディスカッションに登壇。登壇者の中には、先週から何度も顔を合わせてる官僚の方もいるけれど、初めてお会いする方が多い。
特に、パネルの前の基調講演は、なかり個性的な皆様だったのだが、データ流通の重要性に対する共通認識が根底にあり、賛同することばかりだった。パネルディスカッションでも、具体的な事例を含めて、やはりデータって流れてなんぼだよねというのを実感した。
夜の懇親会には、基調講演をされた国会議員のH先生も、大臣補佐官も顔をだしてくれて、情報流通に対する熱い思いを聞けた。僕は、H先生の名前は随所で聞いていたけど、直接お会いするのは初めて。でも、データ交換市場を手掛けてることは、すでにご存知とのことで、話が早かった。
それにしても、この日記に、もしかしたら今年がデータ流通元年になるかもしれないと書いたけど、いよいよ本当にそうなりつつある。
今日は、早朝に米国海洋電子機器協会(NMEA)の標準化担当の役員とテレカンで一日がスタート。NMEAは、身の回りでGPSの座標情報のフォーマットとして、広く知られ使われている。
その後、午前中は某省で標準化活動を進めたいという某研究機関の方のご相談的打ち合わせ。さらに、午後からはIoT推進フォーラムの標準化分科会で講演をさせていただいた。
ということで、今日は朝からずっと標準化な話しばかり。僕は、長年技術としては、世の中にないものとか新しいものにチャレンジしてきた。ただ、通信というかネットワークは、独りよがりのプロプライエタリなものは孤立するだけなので、標準化は避けて通れない。
こういうことに気づて、IEEE802.11での標準化に、ここ数年多くの時間を費やして来たけど、そこで学んだことは技術ではなくソーシャライズスキルだった。
最近、日本では匠の技とかで、自画自賛的な日本賞賛番組が多い。通信や無線の世界でも同じで、日本の企業や研究機関の要素技術は、それなりに素敵なものがある。
しかし、こういう個々の技術を、ソーシャライズしてシステムやサービスとして昇華させていく部分が、日本の企業には弱いことを、標準化活動で痛感した。
ちょうど、昨年末にIEEE802.11aiの標準化が完了したのだが、若い研究者や技術者には、こういうソーシャライズ力を磨くことの重要性も伝えていたきたいと、最近はつくづく思う。
幸いに、フォーラム型標準を支援する動きは、監督官庁にも多々出てきてるので、民間企業で標準化戦略を進めたい方とは、広く協調していきたい。
というわけで、興味のある企業の方は、ぜひコンタクトください。
今日は、広島に日帰りの出張。帰りは、予約していた便より1便前に変更できた。しかし、離陸後に乱気流の影響で、久しぶりに大きな揺れを体感。いつも、こういうときに機内のアナウンスで「飛行の安全には影響ありません」ってフレーズが使われるのだが、一時よく耳にした「ただちに影響がない」みたいなもので、いまひとつ説得力というか、安心感を与える力はない言葉だよね。
羽田には、予定より少し遅れて到着して、降りるときに席を立ったら、前のシートから、とてもカラフルな二人が立ち上がった。何がカラフルって、着てる服はもちろんのこと、持ってるバッグも凄い。そして、極め付けはマスクをしてるんだけど、マスクのうえに覗く目まわりのメイク。
一瞬、ぎょっと思ったけど、ああテレビに出てる人だって、すぐにわかった。基本、テレビ大好き人間だったんだけど、最近はだいぶ離れているので、パッと名前が浮かばない。「えっと....レイチェルだったか、チルチルミチルだったか....うーん」と暫く悩んで、グーグル先生に聞いたら"りゅうちぇる"さんと"ぺこ"さんということが判明。この二人は、テレビ同様に、ずっとターミルに移動するときも手を繋いでたりする。
大阪のおばちゃんなら、名前間違えてても「あんたテレビで見てるわよ xx ちゃんでしょ」 的に話しかけるのかもしれないけど、僕はボソッと FaceBookに投稿。
しかし、有名人パワーで、あっという間にやたら "いいね"があった。あれ、この人繋がってたんだっけみたいな人まで。 なんだかんだ、テレビの力を見せつけられた気がする。
午前中は、情報銀行やデータ交換市場について、立法府側の立場の方とディスカッション。ベンチャー事業と法制となると、すぐに規制緩和とかいう視点に陥る人が多いけど、本当に新しい事をやるときって、既存の規制をどうするかではなく、新しい世界で新しいルールをどう作るかだよねと言うのが、今日はとても納得する話しだった。
僕の周りには、そこそこに署名なVCとかメンターみたいな人がいるけど、こういう発想の人には、あまりお目にかかる事がない。過去の事例や物差しで物事を評価し、かつ社内決済やら自己保身が目的の人には、こういうチャレンジングな話しは出来ないと思う事が多い。
ドラッガーの古典にあるように、イノベーションが、新しい顧客を創造することだとすると、顧客がついてターンアラウンドが始まってというのは、すでにイノベーションの萌芽をみた後なのだから、そこにしか張れない輩がイノベーションを加速するとか支援するなんていうのは、まったくもってお門違いなわけだ。
そんな、自称イノベーター支援な人に食傷気味だったのだが、イノベーションとは程遠いようなイメージのある立法府のベテランから、その本質を鋭く語られて、感嘆する事しきりだった。
そういえば、MISの時にも会期中の国会の委員会室で、残念ながら他界されてしまった某先生に、新しいビジネスのあり方的なことを、鋭く指摘されたことがある。
結局のところ、立法府にしても行政府にしても、それなりの力のある人というのは、大局観があるわけだ。
今日は、プレミアムフライデーというやつらしいのだが、まったく僕の周りでは盛り上がっていない。それどころか、今日の夕方は、EverySenseのワークショップを、18:00から開催してしまった。
もともと、定時退社日みたいなのが、今はいろいろな職場で実践されているので、あまりプレミアム感がないのかもしれない。
そんなわけで、20:00 過ぎまで、ワークショップを行ったあと、22:00新宿発の特急で山梨に戻ったら、とうぜんながら帰宅は土曜日になってしまった。
せっかく、働き方改革でプレミアムフライデーを考案された皆様には、申し訳ないのだけど、初回の今日は完全に真逆な日にしてしまいました。
今日は、恒例の味噌作り。かれこれ味噌作りも十数年になるのだが、さすがに冬に2回の仕込みは、日程的にもリソース的にも厳しいので、少し生産調整をすることにした。
そんわけで、今年は今日一回だけの仕込みとなる。もっとも、一回だけといっても、一日にする仕事というか仕込み量は変わらない。
仕込み一日目の今日は、ひたすら大豆を煮るだけなので、仲間が火の番をしてくれてる間に、石窯に火を入れて、今シーズン3度目のくるみパン。オープンの方が火の加減はしやすいので、ふんわり感はでるのだが、やはり石窯の時のバリッと感は、それはそれで代え難いものがある。
夕方は、EverySensekの同僚が手伝いに来てくれたので、韮崎でピックアップ。食事の前にたかねの湯ですっきりした後、夜はパスタと石窯ビザで一献。
さてさて、この減産結果が、秋にどうなるかは、ちょっと不安だったりする。
味噌し込みの二日目。昨日も今日も天気は穏やかで暖かく風もないのがありがたい。
いつもどおり、朝軽く大豆を温めたあと、すりつぶし、冷却、麹、塩を加えて練り、樽に入れて仕込みが完了。
仕上がりで、3樽=180kg分の仕込みは、最短記録で午後3時前に無事に完了した。
年度末が知らぬまに近づいてきているので、早朝の電車のなかから、ひたすら報告書類の執筆に追われている。それにしても、相変わらず公募系なお仕事で回ってくるテンプレートは、ネ申エクセルだったり、スタイルもなにもないベタなワードだったりと、生産性を悪くするものばかり。
プログラミング教育もいいけど、それ以前に作章のためのロジカルシンキングとかを、徹底して若い人に教えて欲しいものだ。
というわけで、とりあえず帰宅したあともひたすら作文。でっ、ふと気がついたら、なんかカレンダーがおかしい。
たしか、大の月は31日で、小の月は30日なはずなのに、明後日が3月1日になっていて、なんか二日足りないんですが......どこいっちゃったんだろう。
午前中は、東大の生産技研にG空間情報センター、午後は日本データ取引所の方々と打ち合わせ。先月あったオープンガバメントのシンポジウムや経産省のワーキンググループでの議論を受けて、早速にデータ/情報流通の相互接続のための意見交換となった。
互いに取り組みスタンスに多少の違いはあるものの、目指す世界は一緒だし、それぞれが単独でドミナントなんてことはナンセンスという認識があるので、やはり自律分散、相互接続という視点で意見が一致する。この辺りは、やはり情報系な人達は嬉しいな。
メーカー系の人達とかは、どうも囲い込みや自分がセンター的な思考に走る人が多いので、こういう打ち合わせをしていても、言ってることとやってることが違ったりする。しかも、当人はうまく立ち回ってるつもりでも、周りには、そこに潜む不誠実さというか恣意性みたいなのが透けて見えるのが痛い。
いくつかの客先で打ち合わせのあと、夜は先日のシンポジウムでお会いした方が主催されるシガーの会に顔をだす。さまざまな業種の個性のある方にお話を伺って、面白い時間があっという間に過ぎた。
特に、とある著名な霊能者というかスビリッチュアルな方の話しは、なかなかに楽しかった。僕は、自分には霊感みたいなのが全くないのだが、だからといって霊感のあるという人の言うこと否定はしない。だって、自分に感じなくても、その人は感じるわけだから、それを自分だけの価値観で否定したり批評するのは違うと思うからだ。
しかも、世の中には占いや霊能的な話しが、相当な割合であるのだから、それは科学的な証明とかとは関係なく、確率的にも存在を否定されるものではないはずだ。
宗教も同じで、自分が特定の宗教に信心していないからといって、宗教や宗教的なものを否定することはない。それを必要としている人や、それによって安寧を得ている人は、多々いるのだから、それはそれで受け止めている。
今日、お会いした人は、こちらが信じるかどうかとか、こちらに信じさせようというスタンスでなくて、普通に自分はどう見えるとか感じるなんてことを平たく話してくれて、なかなかに新鮮だった。
彼は、いわゆるパワースポットに関して詳しくて、本なども沢山書かれているそうだが、地磁気はパワースポットになんらかの影響があるのかと聞いたら、多分あると思うとのこと。
みんなで、磁器センサーもって歩きまわって、ヒートマップ書いたら、パワースポットマップが出来そうな予感なんだけど、やる人いない?