EUとの共同研究のために開発したシステムの検証のため、朝から三鷹にある某研究所で作業。若干の想定外な挙動はあったものの、無事に問題を回避して、予定の機能は実現できた。
今回の機能の確認では、高精細な映像コンテンツを検証に使ったのたが、画質への影響の検証がなかなかに難しい。4Kのコンテンツのなかで、サッカーの試合、屋外の綺麗な自然の映像などがあるのだが、これらは画像伝達の連続性の確認には、ちよっと向かない。というのも、サッカーの試合映像などでは、もともとリプレイだったりスロー再生などの部分がある。自然映像などもカメラワークが変わったりする部分もあり、連続的な映像変化が確実にないと、瞬間にとまったとしても、それが品質なのか編集なのかわからないのだ。
というわけで、4k映像のサンプルをいろいろと確認していたら、なんとPerfumeのビデオが最高だということがわかった。Perfumeの映像は、人物だけでなくプロジェクションマッビングによる背景なども、常に連続して動いるし、そのパターンが直線的なので、外乱がとても判りやすいのだ。
昔、おなじような実験をした時は、帯域を消費して、伝送エラーが判りやすいコンテンツとしては、DVTSだった。ところが、いまの実験では、DVTSの帯域では、まったく目的の評価帯域に至らないので、4kや8kの伝送を使ってみた。ところが、これはこれでストリーミングじゃないので、バッファの関係などもあり、少し悩ましいとこがあるものの、Perfume 様のおかげで満足のいく結果になった。
というわけで、Perfume 最高です。