JST科学技術振興機構の発行する「情報管理」に「オープンなデータ取引市場」実現の取り組み:データ流通推進のための取引市場の要件,課題と実装事例 という論文を寄稿させていただき、今日付で発刊=公開となった。
これは、エブリセンスが取り組んでいるデータ取引市場について、比較的掘り下げた解説記事としてまとめた。今回、JSTからの出稿依頼をいただいてから校了までの間、ご担当の方の丁寧な対応がとても印象的だった。単なるエディトリアルな校閲ではなく、読者層を意識した表現の修正など、こちらの伝えたいことを咀嚼しながら、適切な提案をいただけた。しかも、石原さとみさんの校閲ガールと違って、日本語の知識は、ベテランだから、本当に助かった。本文に謝辞の章がないので、ここで改めて感謝の気持ちを書き残しておこう。
ところで、今日の朝は国際展示場で開催されたイノベーション展の会場で、とあるマッチングミーティングからスタート。シリンコバレーと深圳で、ハードウェアスタートアップのアクセラレーションをしている有名なアクセラレータの人とのマッチング。彼は、普通に仕事として自分たちのポジションを確立してるいから、ミーティングはしたものの、お互いの紹介をして、出来る事、出来ない事を確認して、まぁなにか機会があったらね的な話で終了。
それにしても、彼と会うのに、まわりにアレンジした組織の人やコーディネートしてる会社の人が四人もいて、30分の間彼らは、ほとんど喋らない。どうやら、こちらがどういう事をしてるかさえ、事前に調べて咀嚼して、アレンジなんてことは一切していないと言っていいだろう。
要するに、いまは研究開発の資金助成だけでなく、外国のアクセラレーターとのマッチングなどもすることが流行りだから、それをやらくなくちゃ。でっ、それなりのアクセラレータ連れてきたので、とにかくスロット埋めなくては的な話しでしかない。
しかも、EMSやODMの実態なんて、まったく知らないわけで、たぶん大量生産の工場なんてみたこともなければ、ハードウェアの製造の流れやコストの仕組みなんてものも、ほとんど知らないのだろう。この日記にも何回か書いたけど、VC系にいるなんちゃって製造業知ってます的なレベルにも至っていないようだ。
例えば、最近の電子系ガジェットであれば、部品代(BoM Cost)に対して、組み立てコストの比率はとても低い。これは、調整や手づけ部品などがないのだから当たり前だ。となると、人件費の差が効いてくるのは、管理コストで、日本でものを作ると、この差でどうしても太刀打ちできないというのが、実際のとこなんだが、そういうコスト配分なんてものも知らない。しかも、国内で製品を売るなら輸送コストも考慮する必要があるので、普通に民生機器の開発をしていれば、妄信的に頭から中国でEMSがベスト解でないことは判っていてしかりだ。
というわけで、まぁ今日あった彼は面白かったけど、仲人な人達にはひたすら呆れてしまった。
世の中では、誰かと誰かを仲介するとか、間に立つということは、頻繁にあるのだけど、この仲介する人の資質って大事だなとつくづく思った。仲人が双方に対して、一定の理解があるかは、仲介の成果を大きく左右する。昔から、僕は、何も理解できないのに仲介する輩を、いっちょかみ屋として毛嫌いしてるんだが、どうもベンチャー投資ブームの時には、こういう輩が増えてくる。
JSTのスーバー校閲ガールさんと、今日のマッチングイベントの周りな人では、まさに仲人の資質が大きく異なったわけだ。
冒頭の「オープンなデータ取引市場」実現の取り組み:データ流通推進のための取引市場の要件,課題と実装事例 でも、データ取引市場の仲介者としての資質というか要件についても書いてあるが、これって実社会における仲人と一緒だわ。
昼から都内でミーティングを二つこなした後、夜は山梨でCATVの仕事をしていた時のアメリカ人の仲間が来日したので、久しぶりに当時の仲間と某市で一献。
今日は、昔からのクライアントである旧知の先輩諸氏と会うために、国際展示場で開催されているハムフェアの会場に行く。ハムフェアというのに来るのは、実に久しぶりだ。ちようど、クライアントの会社は、創立40周年ということで、過去の製品の写真が年代順にブースに飾ってあった。中には、僕が開発に関わった製品もあり懐かしいものだ。
せっかくなので、僕にインターネットを教えてくれたPRUGの連中が主催のミーティングにも、少し顔を出した。みなさん、リアルで会うのは久しぶりで、途中の通路では、大学の先輩にも偶然に出会ったりした。
今日のミーティングで、知人が会社のイベントか何かでアマチュア無線クラブの説明をしていたら、二十代のエンジニアの女性に、「アマチュア無線ってなんですか? 」と聞かれたという話しをしていた。比較的年齢の高い人たちは、一般の人でもアマチュア無線やHAMという言葉の認知があるのに、若い人の認知度がものすごく低いという話で、逆にこの世代にとっては、新しい発見的なのじゃないかということだ。
確かに、昔は東京だと大丸や西武というデパートにアマチュア無線売り場があったし、それこそ僕のクライアントの会社の社長さんのコールサインがTVのコーヒーのコマーシャルで使われたりしていたのだから、今とは随分違う。
ところで、先月くらいにアメリカではTV放送を受信するための室内アンテナが、TVを無料で観れる優れものガジエットとして話題になっているというニュースがあった。つまり、いまやアメリカでは、TV=CATV=お金を払って見るものというのが常識になっていて、合法的にテレビ放送を無料でいくらでも観れてしまうアンテナというのは、なにやら凄いガジェットだということらしい。
となると、いまやグループチャットやVoIPやメールは、お金を払うのが当たり前なので、アマチュア無線の箱は、制限なしでこれがし放題な魔法の箱に見えちゃったりする日が来るかもしれない。今風なら、ギガを使わなくてもいいんだから凄いってことだ。例えば、スマホにアマチュアバンドでのデータ通信回線が入って、インターネットゲートウェイもしてくれたら面白いかもしれない。周波数的には、UHFでもアマチュアバンドは今ひとつ低すぎるけど...
夕方は、恒例の屋形船イベントがあるとのことだったけど、僕は山梨に帰るので参加できずに失礼した。夜は、甲府の上田屋に久しぶり寄ってラーメンと鳥モツ。
朝は、Sunnyの馬場で、経路の練習。といっても、今日は立て込んでいたので、正味20分ちょっと。それでも、少しはやりたいことが出来たので、イメージが壊れないうちに終了。
午後は、遅れているペーパーワークをしいてたら、北朝鮮の水爆実験のニュースが飛び込んできた。この前のミサイルの時のJアラートの時と違って、SNSやツイッターへの、自称専門家的な人たちのご高説が、思ったほど溢れて来ない。
Jアラートの時は、直接にアラートを受けるという当事者的な部分があったけど、水爆実験はニュースに接するまで分からないという違いがあるからなのだろうかと思ったのだが....
ちょっと考えたら、僕のフォローしてるいSNS系な人達は、圧倒的に平日の書き込みが多いことに気がついちゃった。しかも、平日の書き込みも、日中が多くて、週末はとにかく少ない。
これって、ようするにみんな仕事中だよね......って、僕もだけど。 あとは、まぁ週末は、みなさんリア充だからSNSに反応なんてしていないというのもあるのだろか。
今日の午後は、EverySenseのことの説明で、某住宅関連企業を訪問。ショウルームには、お江姫というか、のだめがいたりするかと期待してたけど、それはなかった。
そういえば、この会社の賃貸アパートは、仮面ライダーが守ってくれるやつなんだけど、今時ならばスマートロックとかなんだろうか。スマートロックなら、遠隔アップデートで、誰にも開錠できないくらいに安全になるってのもあるらしいし。
ところで、頭に黒電話のせたお隣の国の偉い人は、きっといろんな人に狙われつつあるかもしれない。というわけで、アンジュリーナ・ジョリーとマット・ディモンとダニエル・クレイグとトムクルーズが、そろそろ半島の北に潜入してるという妄想が渦巻いてる。
そこで、いまこそスマートロックとかな人は、「安全なお部屋のご提案」とかをするといいのになぁ。
今日の夕方は、某研究機構で打ち合わせのあと旧知の所員の方と一献。かれは、Root,Inc.の時に開発した無線ルータで地域イントラを使う調査研究会を四国で行った時の郵政省の担当官。
当時は、まだ無線ルータといっても、製品化できなていなくて、PRUGというアマチュア無線のグループの考案した、フルメッシュの自立分散型経路制御方式と、僕の開発した2.4GHzの無線機を、屋外の箱に入れて手作りな環境での実験だった。
この最初の調査研究会が平成9年度だったので、それからもう20年も経ってしまった。彼は、その後、郵政省から総務省になった本省に転勤になり、いくつかのポジションでキャリアステップを踏んだ後、この夏から研究機関に異動になったのだが、そこは僕が今一緒に仕事をしている部門だったりする。
当時は、徳島県の山あいの町に、ISDNの回線をひいて、そこからフルメッシュの無線ルータで小中学校など複数の施設を常時接続にした。あの時に、小学校の児童らがインターネットの常時接続に触れて、感激してくれていたことは今でも鮮明に覚えている。
この研究会は、翌年は松山市内で福祉関係の施設を常時接続した実験へと進化し、手作りだった無線ルータも製品化された。これがきっかけで、その後全国の300町村で、インターネット常時接続環境を実現する地域イントラネットとして、導入されていった。
彼とは、東京に転勤されたあとに、一度飲んだくらいで、なかなかゆっくりと話をする機会もなかっので、本当に今日は旧交を温める楽しいひと時だった。
しかし、20年ってのは、長いようでもあっという間だったな。
10日くらい前から、なんだかやたらと膝から下に疲労が残る。先週、出張先でマッサージを頼んだら、かなり酷くてツボによっては攣りそうになった。でも、特別歩く距離が増えたわけでもない。ただ、朝起きたときはそうでもないのに、昼過ぎくらいになると膝から下にだるさを感じで、張りが出る。
というわけで、今日も会社の近くでマッサージをしてもらったのだが、本人の意識はないものの、背中もかなり酷い状態らしい。でも、浮腫みかというと、普通に張りはあるので、ちょっと違う。単純に、週末の乗馬の疲れが残ってるわけでもなさそうで、なにやら悩ましい。
そんなわけで、やはりいろいろと体調に思うところもあるので、とりあえず今年の健康診断は、オプションを少し追加してもらった。でも、ちょっと怖い...
今日は、IoT関係と無線LANのセキュリティ関係で、霞ヶ関方面でお昼をはさんで、二つの打ち合わせ。ともに、なかなかに濃くて、次につながる打ち合わせだったので、なんだかとても充足感があった。
時に一昨日、昨日と日経新聞に攻防 ライフログ経済(上)生活記録は「宝の山」 燃費、乗降…行動が「お金」にと、攻防 ライフログ経済(下)個人データ 自ら売買 企業の囲い込みに反発という記事が掲載され、EverySenseの事例が紹介された。この記事では、実際のトライアルのヘビーユーザさんの4,000円になりましたというイタビューもあって、刺激的だ。記事には会社の連絡先などはないのだけど、Google先生でしらべたようで、一般の主婦の方とかからの問い合わせがあったりしてびっくりした。その影響もあって、登録者が増えているので、明日あたりちょっと新しいデータ発注をしてみようかしらん。
夜は、来週から沖縄に転勤してしまう知人と一献。久しぶりに会って、話をしていて気がついたのだけど、なんだかんだ知り合ってから24年にもなるらしい。一昨日は、20年来の仕事の知り合い、昨日も18年くらいのお付き合いの友達、そして今夜は24年のお付き合いの友達との会食と、三連ちゃんで旧交温めまくりの週になった。思うに、こういう長〜いお付き合いの友達がいるのは、とても嬉しいのだけど、とりもなおさず歳をとったということに他ならないな。
それにしても、沖縄いっていないなぁ.....
昨日の日記に書いたけど、日経新聞の記事のおかけで、いきなりEverySenseへの登録が増えたので、僕がデータ発注者となって、ライフログ提供体験オーダーというのを発行してみた。
このオーダーは、歩数と位置情報を、3時間毎に収集させていただくもので、登録者で提供を許諾してくれた人のうち、表示名、性別、生年月日、職業を公開にしてくれる人を優先して採用することにしてみた。募集期間は、今日から一週間で、データ収集期間は、採用した日から9/29となる。
もしこの期間中、全ての時間帯でデータを提供してもらうと、最大1,800ポイント=1,800円相当のポイントが発行される。このポイントは、現金とかビットコイン、マイルなんかに交換できる。
ということで、オーダー発行してみたら、あっというまに数百人から許諾が来たので、採用選択に追われてしまったけど、まぁ嬉しい悲鳴だ。
今日は、午前中に茅ヶ岳で10kmの練習。今回も、ノンストップでペース配分を考えて時間感覚を合わせるトライ。気温は、真夏よりもだいぶ低いので、相方の発汗量も少し低い感じがする。
それにしても、やはり平均時速を12kmにするペースっていうのは、なかなかに難しい。これで、エンデュランスの距離をしっかり走るとなると、うーん...かなり速いよなと思ってしまう。
騎乗後は、Sunnyの仲間三人で長坂のふらここ食堂でランチ。あいわからずパスタもピザも美味しくて、人を連れて来ても喜んで貰える。帰宅途中に肥料と秋植えの刃物の苗を入手。前は、育苗していたんだけど、もう最近はそれもやめてしまったし、タイミング的にもちょっと早い気もするけど、まぁ駄目元で定植しておいた。はたして、どうなることやら。
朝は、Sunnyの馬場で一鞍、久しぶりに45分で正味30分くらい騎乗。今日から出張で、山梨にはしばらく戻れないので、秋物の苗にべたがけシートなどをかけておく。
午後から特急とスカイライナーを乗り継いで成田に移動。成田のANAのメンバー専用チェックインカウンタに行ったら、地上スタッフが一人しかない。しばらく待っても、他のスタッフも出てこない。たまたま、荷物も一つなので、スマホでチェックインして、キャリーオンで行くことにしてラウンジに移動。
でも、考えたら乗り継ぎもあるから、やはりプリントアウトしたボーディングパスを貰っておこうと思いラウンジのカウンタでお願いしたら、ラウンジの席に持って来てくれるというので一安心。時間は、十分にあるので夕食をとって、のんびりしてたのだが結局登場時間になってもボーディングパスは来なかった。
しかたがないので、再度カウンターでリクエストしたら、搭乗ゲートで印刷して渡すとのこと。どうも成田の夜発って、かなり羽田に変わってしまい、地上スタッフの量も質も低下しているかな....なんかちょっと寂しいものがある。
ホノルルまでのフライトは、朝の乗馬の疲れもあったのか、到着直前まで飲まず食わずで爆睡。ホノルルからコナの便に至っては、離陸前に寝落ちして、タッチダウンしてから目が覚めた。
今日からIEEE802.11 Interimのセッションがハワイ島でスタート。チェアじゃないので、日曜日の夜のCACなどに出なくて良いし、緊張感も随分違う。それでも、明日は発表がある。
ところが、いま進めているテーマは、技術ではなくてかなりポリティカルな面があり、言葉選びなどが難しい。そんなこともあって、ぽくの頭の中で良いストーリーが組み立てられずに、ずっと資料作りが停滞していた。
それでも、当地に来て共著者の人と打ち合わせをしたら、少しだけ形が見えて来て、やっとその気になって資料を仕上げた。今回は参加できていない、ドイツのパートナーに送ったら、やはりいろいろと蓋をするところが出て来た。僕は、性格的に全部ストレートにと思うのだが、彼はかなり慎重派なので、事前に確認しといて良かった。
しかし、物事なんでもそうだけど、オブラートに包んだ方が良い点と、そうでない点がある。ということで、果たして明日はどんな反応になることやら。
夜は、近くのシーフードレストランで、まずはオイスターでスタート。
参加しているIEEE802.11のインターリム会合では、二日目の火曜日の朝一番は、WNG(Wireless Next Generation)という新しい提案をうける委員会が行われる。昨年に標準化の完了した802.11aiも、いまから7年前くらいに、このWNGで何度も提案をして、ようやく認知されてStudyGroupの承認がされことを思い出す。
そんなWNGで、今回は僕と元同僚の二人が、前回のベルリン会合に続いて提案発表。まだまだ、コンセンサスを得るには遠い道のりだけど、このオーソドックスな正面突破をすることが重要だったりする。そんなわけで、今回もこの朝の会議が、ある意味集中力のピークなわけだ。
結果的に、万々歳というわけではないけど、それなりの反応をもって、今朝の会議を切り抜けたので、あとはひたすらハワイの風に浸る。といっても会議には出席しなきゃいけないし、テレカンはあるし、溜まってる書き物仕事はあるしで、潮騒を遠くに聞きながら部屋で仕事。
せっかく、白いパラソルと青い珊瑚礁の見える渚のバルコニーで、夏の扉をあけて待っていても、天使のウィンクで裸足の季節を駆け抜ける小麦色のマーメイドはいないくて、セイシェルの夕陽が落ちてくだけだったりする。
データ流通のための民間団体の設立に向けて、発起人会での議論を進めていて、今日の午後はそのテレカン。参加者の各企業の積極的な協力で、さまざまなことが回を重ねる毎に決まりつつある。
当初は、馴染みのなかったロバートズルール的な議事、採決による意思決定も、参加者の皆様が慣れてきたこともあり、要所要所で曖昧さを排除した意思決定がされつつるあことも頼もしい。
ところで、某ファーストな会派では、幹部人事が密室で決められたとかで、騒がしいようだが、複数の人で何かを決めるには時として密室的な協議も必要なことがあるとは思う。
重要なのは、密室での協議なのか決議なのかの差ではないかなとも思う。いわゆる根回しというやつで、たぶんなんでもかんでも平場で一から議論していたら、議論が拡散してしまうことは想像に易い。
かといって、特定の人だけで何かを決めて、神の声的に決定事項を振りかざすのでは、参加者のモチベーションを損なう。
国会の報道なんてみてると、"十分な審議がなされていない"とか" 数の暴挙"とか"強行採決"なんて言葉がよく使われるけど、この辺りは意思決定とか議事運営などに対するリテラシーというかコモンセンスを醸成することか必要かなと思う。
前にもこの日記に書いたけど、僕が小学校の頃は、議事運営の練習とかを道徳だかの時間にあったんだけどなぁ....
というわけで、今日の夜は、参加してる知り合いの部屋で、ローカルブリューワリーなビールについて、密室で根回し。
IEEE802.11のInterimは、今日の午前でセッションの大方が終了。以前と違っ、木曜日夜のCACミーティングに参加することがなくなったので、夕方からPaniolo AdventureでSunset Ride.
ここは、前に何度か来ていて、本当は明日の移動前にがっつりと思ったのだけど、予約で一杯ということだった。たまたま、昨日予定を考えて聞いてみたら、今日のSunsetはOKというので、はじてめSunset Rideに来てみた。
ガイドを入れて5人・馬で、のんびりと遠くにマウイ島を見ながらトレイルしている間に、すこしずつ日が傾いて、クラブハウスに戻る時には、綺麗な夕陽が広がった。
せっかくなので、夕陽を背景にシャッターを切ったけど、とうぜん自分は写らない。でも、逆光だからいいか。
朝のIEEE802.11 Closing Plenaryで一週間のセッションが終了。レイトチェックアウトできるので、ギリギリまで部屋で原稿書きをして、空港でレンタカーを返却。そのあと、夜便で東海岸に帰る知人の車で、コナの海沿いのBubba Gump Shrimpでランチ。ここのShrimp cocktail のグラスは、氷を入れたグラスと、真ん中のソースの部分が、ステンレスの金具で、セパレートとされていてなかなかいい。チョコレートボックスは、中を開けるまでわからないけど、これは外からみても、ソースも氷も一目瞭然。
夕方の便でホノルルに移動して、ホノルルの空港からは、Uberで同僚の住むコンドに。アラモアナショッピングモールのすぐ近く高層の部屋から、ちょうどワイキキのヒルトンの花火や夜景も見えて、なかなかに素敵な部屋だ。
彼は、日本に単身でいるけど、奥様と娘さんはこちらに住んでいて、なかなかタイミングが合わなかったのだけど、今回は彼がちょうど今日からホノルルに来ていたので、泊めていただくことにした。
彼と知り合ったのは、もう20年くらい前で、Root,Inc.やMISの仕事で用お付き合いいただいた。互いに違う会社の経営者だったけど、昨年から一緒に仕事をするようになったわけで、まさにForest Gump的に一期一会なご縁だ。
オアフ島にトランジット以外で滞在するのは、とても久しぶり。しかも、過去の滞在も、仕事打ち合わせくらいなので、まったく地の利がない。それでも、今回はこちらに滞在している同僚の家に泊めていただいたので、早朝に島の北側にあるTurtle Bayまで送ってもらって、1時間の朝ラン。
ガイドのお姉さんと二人でのランデブーライドなので、途中でキャンターやトロットしながら、しっかり小一時間海沿いのトレイルを楽しんだ。スタートが早かったので、同僚が待っているホテルのカフェに戻ったら、やっと宿泊している人たちが活動しはじめたくらいで、なんだか1日のスタートを得した気分。
その後、一旦同僚のコンドに戻って、打ち合わせしながら軽いお昼をとって、午後に近くのモールで買い物。久しぶりにハワイ在住(といっても、かれも単身赴任で日本に多くの時間はいる)の知人と再開。かなりスーバーマンな彼は、データセンタの仕事もまだしているとのことで、相変わらずその多彩さに驚く。
夜はコンド近くのレストランで食事をして、溜まってる、原稿がまだ校了しないので、あしたの帰国便でしっかり作業するつもりで、今日は早めに就寝する。’
不倫にしても、解散にしても、まぁ面白いくらい論客的な方々のポジショントークがネットで楽しめる。当たり前といえば当たり前だけど、結局のところ自分が是とする人の事は寛容で、そうでない場合には叩く。つまるところ、理屈を沢山並べてるけど、要する主観的なご都合主義であって、論理的な合理性に欠ける感が否めない人が多い。「それでもいい、人間だから.....みつお」的なわけだ。
でっ、ふと思ったんだけど、発言や記事を、なんからの形でコードに置換できたら面白い。
ある事象1に対する発言を、まずコード1にしてしまう。次に、同じような事例が発生した時に、その事象2に対する発言をコード2にする。
もし、物事に対してブレのない発言ならば、コード1とコード2が同じになるか、違うコードだとしても事象1と事象2という入力をひっくり返しても同じ結果になるはずだ。
ご都合主義の場合、事象1と事象2で結果が異なるので、なんからの評価基準が異なるか、別な要素が入り込んでわけだ。
というわけで、自然言語をコードに分析してしまう仕組みって、そろそろ誰か作ってたりしませんかね?
某省からの要請で、来週の月曜日にイタリアで開催されるG7関係のInnovation 7という会合に行くことになった。G7と同時に民間人による会合をして、その結果をG7に上程することらしい。
というわけで、今朝は内閣府でこのミッションの代表となる先生と、外務省の担当官の方と顔合わせ。しかし、ロジについてもアジェンダについても、未定なことが多すぎで、本当に大丈夫なのだろうか?
一応、大臣級会合なイベントなのに、主催側のイタリアさんは、なんだかイタリアン感覚なロジというかアレンジのようで、???だらけだ。どうせ、日本は国会の召集だ解散だなので、大臣は行かないで副大臣クラスなんだろうけど、同行する省庁の担当さんは、みなさんご苦労されてるみたいだ。全く....先が思いやられる。
午後は、こういう事のない、キッチリ系な日本の新幹線で、大阪の堺にある某社の本社へ。新しい部門の上席の方とお会いしたのだけど、その部下の方は、なんと20年くらい前に同社に入社して、新入社員の頃に僕とお会いしてたことがあるとのこと。当時、名刺交換させていただいたRoot,Inc.の名刺を持っておられて、見せてくれたのでびっくり。こんなこともあるんだなぁ....
打ち合わせの後、再び新幹線で東京へ。今日は、昼も夜も駅弁なんだど、Face Bookに新幹線にのったらどこでお弁当を開けるかという話しを振ったら、かなりの反応でびっくり。でも、みんなやることは一緒なんだね....
午前中は、データ流通推進協議会の発起人会のテレカンに自宅から参加。テレカンも朝の9時からだと、なかなか難しいのかスタートがいつも遅れる。IEEEとかWi-Fiとか、外国とのテレカンは、朝6:00とか深夜24:00とか普通なんで、あまり気にしてなかったのだけど、やはり国内向けの場合考えないとダメか....
午後に取引先に行くまえに、お彼岸なので小石川で墓参り。これで、季節もやっと秋らしくなるのか。
夕方、外苑前にもどったら、袈裟をきたお坊さんがちらほら。うーんなんでと思ったけど、この付近はお寺も多くて、お彼岸だからなのね。いままで、あまり意識してなかったけど、確かに青山霊園のお膝元だったわ。
講演とか会議参加などのときに、自分の経歴と一緒に写真の提出を求められることは、結構多い。いわゆるポートレートというのをちゃんと撮影していないので、頼まれると適当にPCのなかにある写真を送っている。
でっ、まぁPCの中にはいくつかの写真があるのだけど、あまり考えずに送ってしまう。日曜日からトリノで開催されるI-7という会議で提出した写真が、会議サイトに掲載されたというので、確認したら、自分でも???って思うくらい、今よりはるかに髪の毛が黒々としてる。これって、結構前の写真なわけだわ。
だいたい、この手の写真は、なにかの取材を受けた時に、記者が撮ってくれたのを貰ったりしてるので、いつのだろうとファィルの記録を見たら2011年の撮影だった。
もう、写真とかはいちいち提出しないで、適当にGoogleで探してよと言いたいとこだが、そうすると馬に乗ってる写真とか、真野恵理菜ちゃんの写真になっちゃっても困る。
というわけで、やはり一度ポートレートってのを撮影しなきゃいけないという理由を作って、ボストン在住の知人のフォトグラファーのとこに行こうかしらん。
昨夜からの雨がなんとか7時頃には上がったので、午後の来客に備えて庭の草刈りで1日がスタート。その後、今日はSunnyの仲間と、経路会。Sunnyのメンバーは、エンデュランスという屋外の長距離を走る種目に挑戦しているのだが、やはり基礎は馬とのコミュニケーションということで、馬場での練習もしている。
そんなわけで、今日はSunnyのメンバーが集まって、馬場で経路を走る。僕は、全乗振の3級経路と日馬連のA1科目という二つの経路を、いつもの相方と走行。相方は、よく動いてくれるので、停止したりすることはないけど、やはり歩様の変化とか図形の正確さなどは、所謂馬場馬術の人からみたらかなり厳しい.. それでも、みんなの走行を、オーナーが採点してくれて、無事に昼過ぎに経路会を終了。
午後は、場所をわが家に移して、BBQでの懇親会。午後は、しっかり陽が出て暑い中でのBBQ。しっかりと、お腹を満たしたあとは、経路会のビデオをみて、講評をしてもらう。言われることは、みんなその通りで、やはり奥が深い。
本当は、拙宅に宿泊する仲間と馬談義しながら夜ま一献の予定だったのだが、トリノのG7と併催されるI7という会議に参加するため、僕は夕方に甲府から新宿経由で、羽田に移動。
羽田のラウンジでシャワーを浴びて、馬の匂いも落として深夜のフライトに乗る。
深夜の羽田発フランクフルト経由で、イタリア北部のトリノに移動。当地で開催されるG7の閣僚会議に対して民間のイノベーターがミーティングをして、これに寄与しようという試みのI7という会議に出るお仕事。
HPをみると、I-7 Innovators’ Strategic Advisory Board on People-Centered Innovation とあって、なんだか偉そう。この企画は、今回のG7の主催国であるイタリアの発案で、できれば継続的に今後のG7に取り込みたいという思惑があるらしい。
しかし、そのロジや関連する情報の連絡などは、悲しいくらいプアで、ちょっと呆れてしまう。幸い、同じ便で日本からの参加を取りまとめている内閣府 総合科学技術・イノベーション会議の原山議員と一緒だったので、いろいろと背景などを教えてもらえたのは、少し助かった。
トリノには、予定どおり朝の十時ちょっとに到着。空港で日本の関係省庁の職員がピックアップしてくれてホテルに。チェックインのあと、ホテルもご一緒だった原山先生と、しばし市内を散策。共に、トリノに関する事前情報を持ち合わせてないので、ホテルで地図をもらって、歩ける範囲をくるっと回って、カフェで軽くランチ。 とても、参考になる政策的な話から、お菓子なんかのも、楽しく盛り上がって、ホテルにもどりチェックイン。
夜は、Working Dinnerということで、ホテルの中庭でカクテルサービスのあと、I-7に参加する全員で食事。参加者は、それぞれ六つのテーブルに配置され、各テーブルには、各国からの参加者が混在していて、それぞれの紹介から楽しいひと時でスタートした。
しかし、イノベーションなんて名前から、もっと若い人が多いのか想像していたのだが、やはり政府系の会議のために、そこそこに平均年齢が高い。まぁ、そんなもんだよね...
参加しているG-7/I-7は、今日が本番。参加者は、朝ホテルでバスのにって、警備車両の先導つきで、トリノ郊外にあるヴェナリア宮殿(La Venaria Reale)に移動。宮殿内のホールと会議室で、AI,BigData, Future Workの三つのグループでの戦略協議を行う。僕は、BigDataのグループで、午前中はアウトラインを、午後はその具体的なアクションへの提言をまとめる。会議室の角で、カラーマーカーをたくさんもって、議論の流れをイラストにまとめるグラフィックレコーディングする人がいて、彼は議論には参加せず、ひたすら聞き耳をたてて、それを可視化してくる。
イタリアンなロジではあったけど、予定どおりに議論を集約して、G7 ICT閣僚会議のクロージングにて、I-7の議長がステートメントを発表することができた
ところで、僕らが戦略協議をしているのとは別に、イタリアのスーパーコンピュータを一ヶ月に渡ってぶん回したAIが作り出した以下のステートメントが発表された。
In the future artificial intelligence will replace human work and may represent a potential long-term in AIs.
If worker roles can be perfectly changed without anymore human intervention, we'll be in the AI winter of madness, but nature does appear to require a digital lifesaving regime for a biological human being, and this may allow the prospected of human workers to continue exist indefinitely.
Artificial intelligence can help government deliver policies and services more effectively than with human capabilities and abilities, that also encompass deterrence and analysis.
The worst scenario is probably excessive or inappropriate programming, which is why the government have to work to create a perfect deterrent.
Future workers will use artificial intelligence to power existing technologies, or to eliminate redundant pre-defined factors such as genetic bias and simple algorithms.
What we will call "general artificial intelligence"? We might propose "a super intelligence whose well organized function is not conceivable".As well we might point out that a suitably engineered intelligence might look human even if it's not very intelligent.
These hypothetical "smart" intelligent beings that will be selected (or at least worthy) will already supersede human intelligence.
しかし、これみるとAIって、なかなかに人のことを忖度してくれて、ちょっと優しいじゃんって思ってしまった。大丈夫、仕事は無くならないさ.....
G7のクロージングでは、並行して開催された会議の座長の有識者らが報告を順にするのだが、見事に全員が持ち時間を無視した長広舌。途中で司会が、嫌味を言っても御構い無しで、これって国民性なのかと思ったら違った。
というのは、最後に挨拶したイタリアの大臣が、政治家は有識者より時間を守るんだよ的な発言をして、その挨拶もなかなかに要点をまとめていて素敵だった。ドイツの閣僚も、さわりだけドイツ語で話して、途中で原稿を丸めてすてて、英語で挨拶。カナダの閣僚は、さわりをイタリア語で話してから、やはり英語と、なかなかみなさん洒落ていた。
ちょっと、悲しいのは、日本から参加の閣僚クラスの方は、残念ながら日本語。この時に、会場では同時通訳のレシーバーが十分にに配られていないので、僕の周りにいたプレスの関係者らがそれを受け取れた時には、すでにスピーチが終了していた。つまり、多くの参加者にメッセージは伝わらなかったわけだ。
グローバル化を推進するという政府の姿勢が本当なら、どうせ同時通訳用に英語の原稿も作ってるのだから、原稿棒読みでもいいから英語でスピーチすればいいのになぁと思ってしまった。
閉会時に、閣僚が会場を出るまで参加者は席についててというアナウンスをしているのに、これも英語のためで取り巻きが理解できないのか、延々と名刺交換をしていて、周りが退場できずに待ってるなんて光景も、ちょっと同胞として悲しい風景でもあった。
というわけで、もしかしたらこういう役目は、まさにAIが取って代わるのかもしれない。
昨日のロングランなミーティングで疲れたけど、今日はエアーの手配の関係でトリノでのんびり。ということで、部屋で原稿や書類のチェックをして、昼前に市内を散策。まずは、すでにちょっと遅い感じもしたけど、トリノ最大の市場であるPorta Palazzo へ。さすがに鮮魚の市場は、昼には閉まっているとこもあるけど、これでもかというくらいに、並んでいる野菜や果物、肉やチーズ、生活雑貨に圧倒される。なんとか、お目当のアンチョビとアマレットを手に入れて、一旦ホテルに戻る。
一休みして、まだ明るいのでまずは王宮を見学。王宮の一部には、武器の展示があるんだけど、そこは馬の剥製にまたがった騎士がたくさん。中には、やたら日本的な鞍まで飾ってあると思ったら、明治天皇から友好のしるしとして送られた甲冑と日本式の馬具だった。王宮とつながっている美術館をみたあと、その隣の大聖堂にいく。ここには、有名な聖骸布の写真が飾ってあるのだが、その前で祈りを捧げる人の姿がとても印象的だった。
昼も食べていなかったので、途中でサンドイッチとジェラートでお腹を満たしてホテルに戻る。歩き疲れたことあり、メールの処理と、残っている書類仕事をしていたら、そのまま夜も食べずに寝てしまった。
ヨーロッパに来ると市場に行くのが一つの楽しみなんだけど、どこの町も日曜日は市場はお休み。それなのに、子どもの頃口ずさんでた歌は、♫日曜日に市場へ出かけ♫ だったんだけど、あれってロシアだから?
帰国便の出発が午後なので、朝は映画博物館を見学。初期の幻灯機などもあって、なかなかに楽しい。イタリアの映画博物館なので、大好きなニューシネマバラダイスなんて、それなりにコーナーでもあるかと思ったのだが、ポスターにもカレンダーに入っていなかった.....トトに会えると思ったのに。
流行りのEatlyで、ラザニアを食べた後、食材漁り。最近は、ワインを海外で買うことはあまりないのだけど、せっかくなのでドルチェットを一本。乾燥ポルチーニ、ゴルゴンゾーラ、塩、香草パウダーなんかを仕入れる。本当に、もっといろいろ欲しいとこだけど、きりがないし、最近は日本でもなんでも手に入るので我慢。
しかし、いろいろな規制緩和の話があるけど、個人旅行のお土産の加工肉の検疫などは、ぜひとも緩和してくれないだろうかと、いつもつくづく思う。もちろん、防疫的な点で、いろいろと慎重になる必要があるのだろうけど、いつも生ハムなどを見て、持ち帰りたい衝動を抑えてる人は、僕だけじゃないよね....
トランジットで入ったやたら混んでるブリュセルのラウンジで、プリンタを借りようとしたら、受付にメールすると印刷してくれるシステム。というわけで、とりあえずメールしたら、とてもサクッと受付のお嬢さんが印刷してくれた。なんだかんだ、これって楽だわ...
というわけで、校正する原稿を印刷したので、帰国便のなかで校閲。それにしても、われながら初稿の誤字脱字の多いこと....。一通り赤入れして、PDFでもらった印刷稿にコメントとマーカーで修正箇所をいれて、無事にお仕事終了。
ガッツリ寝て起きたら、まだしばらく時間があったので、機内エンターテーメントで、地味にスゴイ校閲ガールなぞを見る。いやー、こんな校閲さんが担当だったら、わざと誤字脱字いれちゃうわ.....
成田に着いたら、ブリッジのとこで名前が張り出されている。????と思ったら、乗り継ぎのブリュッセルで荷物の積み込みが一部間に合わなかった可能性があるとのこと。まぁ、それなら自宅に宅配で送ってもらえば、今回は結構重いから丁度良いと思ったのだが、ベルトコンベアが動き出したら、一番最初に出てきた.....
事務所に戻って、知り合いから頼まれている書類にサインと捺印をして、近くで夕飯を食べて帰宅。
それにしても、G-7/I-7って、標準化とはまた違う世界で、それなりに勉強になった。英語の単語も、微妙に使うものが違っていて、こういう世界もあるんだなぁと感心。外交系って、なんだか大変そうだわ。
ちょっと先だけど、EverySenseのことで、J-WaveのTokyo Morning Radioという番組で話をすることになった。J-Waveは、1988年の開局だ。当時、僕は二つ目の勤め先を退職して、知人の経営する設計事務所(ソフト開発)に合流して、神田の錦町のオフィスにいた。つまり、今風に言えば、脱サラしてスタートアップにジョインした時だ。
元々、FM放送は、その電波の使い方の性質上音質が良いので、音楽の配信には適していて、昔はエアーチェックなんて言葉もあって、まぁ音楽配信としては今のネット配信みたいな側面もあった。音楽番組のタイムテーブルを分刻み、曲目刻みで掲載した雑誌なんかもあって、ラジカセ(ラジオとカセットテープレコーダーが一体になったやつ)で、流れてくる音楽を録音する人に、カセットのラーベルなんかがオマケについてたりした。(久里洋二のイラストとかね) J-Waveが開局したころは、すでにCDが媒体としてメジャーになっていたけど、録音できるという意味では、まだまだコンパクトカセットが主流だった。
そんな時代に、Power Play といって、1日に何度も同じ局を放送するというスタイルも、J-Popという言葉も新鮮だったし、♪81.3 J-Wave ♫というジングルも、ちょっとおしゃれに感じたものだ。
当時の協同経営者は、僕よりかなり年上だったで、普段はAM放送を事務所で流していたのだが、週末などは僕しかいなのいで、僕はひたすらJ-WaveをBGMにしていた。やがて、1993年にRoot,Incを創業した時には、社員も同世代になったので、実験室のBGMはFM中心になった。ところがしばらくして、AM放送好きな若者が入社して、実験室のBGM選局戦争が勃発して、某先輩社員がAM放送を妨害するジャミングを発生させるという技術の無駄使いがあったりした。
いづれにしても、僕にとってはJ-Waveは、開局以来聞いてる馴染みの局なので、仕事ではあるけど、なんだかちょっと嬉しい。
昔、Root,Inc.の時に、四国で行った実証実験のことで、徳島放送局(AM)の帯番組に出演したことがあるけど、あの時には地域のインターネットの話しだったのに、途中から"うどんハイ"な話に盛り上がってしまった。あれは、まぁお国柄だけど、こんどはちゃんとわかりすやくお仕事な話になるように気をつけよう。
朝は、Sunnyの馬場で一鞍。先週の経路会から一週間、うーん奥が深すぎて悩みが尽きない。そんな悩みを消すために、無心で馬場横の胡桃の木から落ちた鬼胡桃を拾い集めて帰宅。 午後は、畑の草刈りをして、放置状態にあったトマトやらナスやら、晩夏というか初秋の恵みを収穫。いまになって、モロッコインゲンが元気で、そこそこに収穫できる。
それにしても、先週の土曜は、経路会をしてBBQをして、その後羽田に移動して、深夜便でトリノに行って、昨日は東京でデータ流通推進協議会の発起人会という、なんだか怒涛の一週間だった。
夜は、二つほど書類仕事を片付けたあと、今週のトリノでゲットしたアマレットで、フレンチコネクション。せっかくなので、スイングメジャーカップもゲットしたし、自家製のドライトマトの肴もあるので、PaulPottsとSarah Brightmanというお約束的BGMでトリノの景色を忘れないうちにItalianな夜。