参加しているIEEE802.11のインターリム会合では、二日目の火曜日の朝一番は、WNG(Wireless Next Generation)という新しい提案をうける委員会が行われる。昨年に標準化の完了した802.11aiも、いまから7年前くらいに、このWNGで何度も提案をして、ようやく認知されてStudyGroupの承認がされことを思い出す。
そんなWNGで、今回は僕と元同僚の二人が、前回のベルリン会合に続いて提案発表。まだまだ、コンセンサスを得るには遠い道のりだけど、このオーソドックスな正面突破をすることが重要だったりする。そんなわけで、今回もこの朝の会議が、ある意味集中力のピークなわけだ。
結果的に、万々歳というわけではないけど、それなりの反応をもって、今朝の会議を切り抜けたので、あとはひたすらハワイの風に浸る。といっても会議には出席しなきゃいけないし、テレカンはあるし、溜まってる書き物仕事はあるしで、潮騒を遠くに聞きながら部屋で仕事。
せっかく、白いパラソルと青い珊瑚礁の見える渚のバルコニーで、夏の扉をあけて待っていても、天使のウィンクで裸足の季節を駆け抜ける小麦色のマーメイドはいないくて、セイシェルの夕陽が落ちてくだけだったりする。