週末、ヒューストンということで、Cyrpess Trail Ranchで23マイル。この時期のヒューストンらしく、朝は激しい雨が降ったと思うと、数分で晴れるなんてことが数回。それにしても、異常に湿度が高くて、朝はとんでもない数のアブと蚊がいて、これはこれで苦行。
午前中は、スタッフと4人馬でスタートして、途中から3人・馬が加わって、最後のセッションは3人・馬が減ってなんていう、出入りのある部班。結局、僕だけが、朝から最後まで乗りっぱなしだった。今日は、とにかく暑くて、熱中症になるといけないので、マルチビタミン、スポーツミネラルにKMも補給し、キャメルバックでしっかりと水分補給をしたら、それなりに疲労が少なかった。
それにしても、今日騎乗したWildFire号は、もの凄く乗りやすかった。午前中のガイドのJさんは、とにかく駆け足大好き。前に一緒に走った時もそうだけど、全体としかなり駆け足が多いし、横木とかをジャプで超えるとかも好きなタイプ。そんな彼の後ろで、僕はひたすら一定の間隔をとりながら、なるべく速歩で駆歩にならないようにコントロールしながら走った。WildFireの速歩は、十分に早いし、ギアが3つくらいある感じで、速さもスーッと変えられるので、まったく安定してついていくことが出来た。
途中からはオーナーのDさんがジョインして、速歩が多くなったのだが、こちらも前との間隔を保つのがとても楽だった。途中何度か、動物のように見える倒木とかで、軽く横っ飛びはしたものの、少し足元の悪い薮や小川超えも本当にスムーズだった。実際に、最後のセッションでは、野生の豚数頭が前の方を横切ったりもあったけど、そういう時も落ち着いてる。
ライドが終わった後、Dさんが昨夜ちょうど作成したという馬の販売リストをみながら話しをしていたのだが、なんとWildFire号だけ価格が他の馬と二桁違って、150,000$=15,000,000円だ。FEIのサイトでもわかるけど、CEI 3スターで完走もしているし、中止になったけど去年のWEG (World Equestrian Game)にも出走している馬だった。
数年前に三級の検定の時に某所で騎乗した馬が800万って言われてビビったけど、こちらはその倍だ。だからといって、今日のトレイルの値段は、いつも通りどころか、顔見知りリピート割引もあって、200$もしない。いやー、無事に怪我も、跛行もなくフィニッシュできて良かったわ。しかし、そんな馬でも普通にゲストに貸すんですね.....さすがテキサスって感じだ。
帰りに、馬具屋さんに寄り道して、お嬢様へのお土産にリンスと岩塩を購入、今回は帰りの荷物の重さが桁違いとはいかなくても、かなりヘビー級になる。