朝は、昨日のナチュラルホースマンシップの講義をしていただいた持田さんを韮崎まで送った後、甲府経由で東京に。東京について暫くしたら、新しい元号「令和」の発表があって、都内は報道ヘリがやたらと飛んでいた。
今回の改元にともない、ネットでもいろいろなニュースが飛び交った1日だったけど、この騒ぎみてると、改元による経済効果もかなりあるのかと思う。
それにしても、商魂たくましく、実にさまざまなあやかり商売があるものだ。でもね、どうみてもそれこじつけだよねというのもあって、笑かしてくれる。
一方で、新しい元号に批判を展開する人もいるわけだけど、こちらもはっきり言って呆れるようなこじつけ理由のもあったりする。まぁ、炎上商法でPV稼ぎたい輩だとすると、これも一種のあやかり商法なのかもしれない。
というわけで、いつもならエイプリルフールは、ジョークサイトネタで盛り上がるんだけど、今日はもうこの類のこじつけ君が大繁盛で、すっかりジョークサイトを見る気もしなかったわ。
夕方は、歯医者さんで歯根分裂してしまった歯の歯根の分割抜歯。麻酔と止血の影響があるので、大人しく夜は事務仕事で終了。
十数年振りに某通信事業者の知り合いと仕事関係で再会。ついつい、本題に入る前に昔話とか共通の知人の近況で盛り上がってしまった。
でも、ふと思ったら、彼とは昔仕事はしてなかったよねということに気づいた。でっ、そういえば、飲みでしかあってないよねってことで大笑い。
とはいえ、業界では、そこそこに情報が入ってくるので、活躍の様子は知っていたし、SNSで繋がっているので久しぶり感がなかったりもする。まぁ、年寄りが話すのは、昔話、自慢話、説教話というのが定番で、さすがに客先で説教話しはないから、どうしたって昔話に時間は取られるんだよね。もっとも、年寄りは僕だけだから、そこそこに本題に移れたけどね。
というわけで、まぁ振り返れば飲み会ネタだった...;
今日の午後は、JADAC主催のセミナーで「匿名加工情報連続セミナー~データ利活用に向けて」で、データ取引市場のお話をさせていただいた。今日も講師陣のうち半分は、DTA データ流通推進協議会でアクティブなメンバー。最近は、データとかスマートシティとか、さまざまなセミナーや官庁系の検討会などで、DTA関係者が実に多いなぁと思う。
それはそれとして、EverySenseでは、定期的にワークショップを開催していて、実際に入手可能なデータを使ってのアイデアソンや加工処理に必要な周辺サービスを使ったトライアルなどをしている。
というわけで、今月もやります『Blooming of The Datatrading』。 このイベントは、ファシリテーターも社外の型で、アイデアソン的なアウトカムもしっかりと出して、参加者のみなさまには大変好評をいただいます。
ぜひ、データ利活用にモヤモヤな人は参加してくだされ。
午前中は、AIホスピタルの会議。もう、本当に PD(Program Director)のリーダーシップが明瞭・快活で気持ちよくてしょうがない。日程調整や必要事務などのバックオフィスサイドの業務にも、とてもストレートかつ明確に指示を出される。もう、横にいて本当にう気持ちいい。
今日は、僕も含めて3人のSubPDも揃って、少し技術的というか研究的視点での議論ができて、お互いに目指すゴールイメージの再確認ができたのも嬉しかった。
やはり、リーダーシップは、正しい事、原理原則を、しっかりブレずに示す事が重要だなとつくづく思った。リーダーが、まあそこは、バランスをとってとか、まずは確認をして...みたいなのは、きっと何も産まない。
今朝は、Pooと林道の練習コースへ。林道の入り口からちょつと入ったとこで、なんか小石でも踏んだのかちょっと変な感じがした。その後も、どうもいつものリズム感ではないような気がする。でも、普通に速歩はするんだけど、走破感が足りない。気温が高いというのもあるのかもしれないけど、どうも今ひとつ不安なので、今日は7km地点で折り返してきた。
なんで、こんなに気になったのかというと、実はAliceの歩様が微妙におかしいことになっているというのを聞いたので、僕が神経質になってしまったのかもしれない。
さてさて、そのAliceなんだけど、SunnyのFさんに言わせると2週間くらいまえの調馬策の時から気になったということで、前肢の跛行が見られるとのこと。ということで、きょうは調馬策で皆んなで確認。確かに前肢の着地時に頭が上がるときがある。ただし、常にでないし、左右の手前でも差があるのが悩ましい。
とはいえ、大事をとって獣医さんに見てもらうことにして、今日は騎乗はなし。その代り、今日は馬運車に乗る練習をしてみた。案外、すんなり乗ってくれてびっくり。去年、北海道から出てきた時は、牛と混載の大きなトラックだったので、狭い馬運車はどうかとおもったけど、拍子抜けするくらいすんなり。ただし、これで後ろのゲートが閉まって、走り出したら中で暴れるかもしれないけど....まずは乗ってくれて一安心。
ということで、跛行の件が片付いたら、いずれ馬運車でドライブに行こうねと約束して、本日の練習は終了。
今日は、集落の水路の堰さらい。水利組合が主幹だけど、防火用水としても利用していることから、営農の有無に関わらず出労。これは、農水省の多面的機能支払交付金の支援対象事業でもある。僕の住んでるとこは、限界集落とかではないけど、水路にしても集落内の道にしても、共有財としての維持管理を自律的に維持することが重要だ。だから、春や秋には、こういう作業が結構多い。
今回は、例年の作業範囲よりも、上流の水路で作業となったのだけど、水路に下りていく山の斜面に、大きなイノシシが罠に掛かっていた。いや、これは大きいわ。これ牡丹鍋にしたらどんくらいとれるんだろう....
お嬢様がせっかくの綺麗な足なのに、どうも歩き方がたまにおかしい。極端じゃないけど、ちょと変。ということで、お医者さんに往診してもらうことにした。
どうやら、右前肢の靱帯が痛いのではというのが、先生の見立て。骨の形状と靴の相性みたいなのもとても大事ということで、念のためにレントゲンで骨の様子も確認。電子式なので、その場でPCで画像診断ができるのがなかなかに凄い。話は違うけど、獣医さんの場合、放射線技士の資格はいらないらしい。
どうもAliceの場合には、右の前肢が内向気味ということで、ちょっとしたことで、靱帯を痛めたのではないかとのこと。さほど、ひどいわけではないので、まぁ冷やしておくしかないらしい。 幸い、骨の異常などはなかったので、日頃のケアを丹念にということとなった。
気になったので、ちょっと調べてみたら"支軸の完璧な馬は滅多にいません。個々の馬が大なり小なり、支軸のねじれやずれ、内向や外向をもっています。"という解説もある。だからこそ、削蹄がとても大事ということらしい。
綺麗な足のお姉さんも、パンプスが合わないと、変な歩き方になるからね....
今日の午後は、データ流通推進協議会の機関紙の取材で、平井卓也 情報通信技術(IT)政策担当大臣にインタビュー。大臣就任後に、HiraiPitchなどもあり、大臣室にお伺いするのは何度目かなのだが、訪問するたびにガジェットが増えてるのは流石だ。
インタビューの冒頭に、カメラマンが位置どりなどを確認したのだが、「なにか写り込んだらまずいものありますか?」って聞いたら、「とくに何もないですよ」とのお返事だったのも、気持ち良かったわ。
インタビューは、私のほうで一応事前にお伺いしたいことをお送りしていたのだが....ほとんどアドリブでインタビューしてしまった。とはいえ、内容としては、一言一句違わないわけではないけど、趣旨も内容も大枠を外していないので、事前通告外ではないので、品のない政党の質問よりはまともかな。
しかし、はっきりいって、もっと聞きたいことはたくさんあって、次は動画インタビューがいいなぁと思ってしまった。
このインタビューは、DTAの発行する機関紙に掲載され、6月の発行となる予定なので、みなさまお楽しみに。
データ流通業界の最初の業界紙になるかと思います。
今朝は、経過観察のために3ヶ月振りに病院に。採血・採尿のあと放射線科で先に問診して、そのあと主治医の泌尿器科に。基本的にPSAも再上昇していないので、一安心。その後、ホルモンの皮下注射をし診察は終了。
実は、今回は一つ別な要件があった。一月にMRIを撮ってもらい、一昨年暮れの癌の発見時のデータとの比較をした。この結果、ホルモン療法と放射線治療で、癌は画像では確認できない状況にあることが分かったのだが、そこでふと疑問が湧いてきた。
一年のタイムラグのある画像では、確かにそうなんだけど、それはどの時点でどう変化したのかが気になった。特に、放射線治療する前のホルモン療法でどこまでどうなって、その後の放射線治療でそれがどうなったかが知りたくなった。
というわけで、今日は放射線科で、昨年の四月に撮影したMRIのデータをいただいた。この時点では、1300あったPSAは、なんとか3.19まで改善されていたのだが、さてさてその時の画像はというわけだ。
この時には、あまり高精細な撮影はしていなかったので、体を水平方向に切った画像だけなのだが、これで比較することはできた。
これを見る限り、原発巣の前立腺も、股関節のリンパ節浮腫も、2/3くらいの大きさになっていることがわかる。このMRIのあとさらに2ヶ月ちかくホルモン療法を行なった後に、放射線治療となったのだが、これをみるとホルモン療法だけでは、PSAは下がっていたけど、がん細胞自体は、まだまだ大きかったんだというのが分かった。
昨日、定期健診の結果を少しこの日記に書いたけど、ちょうど全がん協生存率調査が更新された。これは症例からの統計数字なので、そのまま自分に当てはまるものではないけど、患者にとってはとても気になる数字だ。
僕の例でいえば、部位別臨床病期別5年生存率によると、前立腺癌T4なので、T1〜3が相対生存率100%に対して、65.9%とかなり低いので、正直ちょっと悲しい。しかし、実際にはおなじ病期(T)でも、TNM分類のNMで示される周辺リンパ節への広がりや遠隔転移の有無によっても、多分に違うだろうことは素人ながらも想像できる。 また、当然ながら治療方法や他の病歴なども影響するだろう。
いずれにしても、こういうデータは、それなりに重要だし、患者にとっては一つの心理的判断基準ではある。ただし、こういう数字は、一人一人の患者に、その意味や自身への適応性などを含めて、丁寧に説明することが重要で、この数字だけが一人歩きするのはとても怖い。
だからこそ、個々人の患者に合わせたプレシジョン医療がとても重要になってくる。患者が知りたいのは「自分はどうなの?」なのだ。こうなると、リキッドバイオプシーという手段は、本当に有益だ。実際に、僕もPSAやMRIによるエビデンスは得ているけど、リキッドバイオプシーにより、転移の可能性などについて、最新の自分の状況を知ることが出来たのは、本当に精神的にもありがたい限りだ。
近い将来、この統計の数字に、TNM分類やグリソンスコア、リキッドバイオプシーの結果、その他諸々のデータを組みあわせることで、患者個人個人に合わせた精緻な予見が可能となれば、それに合わせた診療方針が立案できることになるだろう。
久しぶりに某官庁の幹部の方と面談。どうも、データ流通について、霞ヶ関方面では、DTAや僕の名前の引用が増えている状況が聞こえていたのだが.... そんふうに話が伝わってたのね的な事も多々あることを確認。
逆に、僕のほうには、彼が進めてる政策な話しも間接的に聞こえていたのだが、こちらも本人の口から聞いたら、あーそういう事なのか..と腑に落ちたりもする。
つまるところ、間接的な話しというのは、途中の人の思惑や理解によるバイアスが大きくて、今時の言い方なら" 忖度"の重ね合わせなんだよね。だから、その中から真実を見極めるのは、やはり行動しかないなと思った。
🎶 重い扉を押し開けたら、暗い道が続いてて、めげずに歩いたその先に、知らなかった世界🎶 だわ。
多くの人間で何かを決めていく過程では、課題提起はとても大事だ。現状の課題について、自らの思うところを述べてもらうのは、大いにありがたい。
しかし、その後に、じゃーどうしたいかが無いのが困る。日本人は、この辺りがあまり押し込まないのが良き文化なので、言いたいことはわかるけど、それで? で止まってしまう。
今日は、IEEE802.11bcのチェアから電話があって、5月のミーティングに向けたアクションアイテムの確認。彼とは、11aiの時からずっと一緒にリーダーシップを取ってきてるので、とてもストレートで楽。
時間をかけてディッスカッションして、最後に"What would you like to do for the next?"で....で、うーんってなるのは、本当に辛いんだよね。という愚痴でした。
競技会前の練習でPooといつもの林道へ。先週の土曜日にちょっと元気がなかったのが気になっていたのだけど、今日はいつもの調子に戻ってくれていて一安心。
お昼を挟んで、午後はAliceの歩様の確認。こちらも、先週よりは大分よくなったようだ。まぁ、お子ちゃまなので走り回って、ちょっと足痛めちゃいました的なのかも。とにかく、もう少し様子見。
今週は、しっかりと雪が降ったりで、先週ほころび始めた庭の枝垂れ桜は、やっと五分咲き程度に開花。今年は、本当に桜の季節が長い。
今日は、集落の春の道作りで、朝の8時に集合して、三つの班に別れての作業。僕らの組みは、例年通り我が家の山側を通る広域農道の整備。側溝に冬の間に溜まった枯葉の掻き出し作業を皆で行う。今年は、思ったよりも落ち葉が湿っていないので、なんだか軽い。作業後には、公民館で山の神様にお供えしたお神酒で乾杯して茶話会。ここの集落は、少ないけど新しい人が移住してきたりして、ちょっとだけど人口が増えている。
今年も良くしたもので、このタイミングで公民館にある桜が満開。明野のSunnyの牧場横にあるアーモンドとプラムも、満開で見事な紅白のコントラスト。
この時期は、本当に山あいが色とりどりで、春爛漫だ。
先日、入学式の祝辞がちょっとネットで話題になった某本郷の大学で、理学・工学系の大学院生らへの特別講義。データ流通の話しをしたあと、すこしフリーディスカッション。
圧倒的に留学生が多いわりには、あまり活発な議論がないけど、数人が標準化に興味を持って質問してくれた。そのほか、卒業後に日本に留まるのかとか、起業に興味があるのかなどの質問をしてみたけど、比較的おとなしいなぁという感じだった。
こういう講義で楽しいのは、若い人の反応や意見を聞けることで、こんなチャンスをくれる知り合いのアカデミアにはいつも感謝している。でも、最近は年寄り臭さが満開だから、あまり若い人の素直な意見が聴けてない気がして、ちょっと反省。やはり、聴く耳を磨かないとなぁ....
熊本で開催された九州大学とインド工科大学の国際連携研究プロジェクトのワークショップで、EverySenseのお話。朝の飛行機で熊本に移動して、午後からスピーチ。残念ながら、観光する時間はないけど、ホテルではちゃんとくまモンに会えました。
それにしても、昨日の本郷での講義から今日の発表と、英語の発表が続く時は続くのが不思議だわ。まぁ、こちらとしても定常的に話す機会があるのはありがたい。
インドは、India Stack という国を挙げての技術政策で、データ 流通やスマートシティにも取り組んでいる。ちょうど、先月もWEF(World Economic Forum)の日本センターで、インドの方々とダイアログもしたので、うまく協調できると面白い。なにしろ1.2 Bilion な人がいるんだからね。
夜のセッションが11時まであったので、結局はなにも熊本らしいことはないけど、いいんだモン。
朝、熊本から戻って、三つほど客先での打ち合わせ。そのうちの一つは、日本の無線の会社。先月、EverySenseで開催したOpenTelematicsのイベントに参加いただいたのだが、思うわず違う方向での展開に。
実は、この会社とはRoot,Inc時代にも仕事で関係したこともあったりする。さらには、今回の話の中心となる業界の話しは、まさに最近取り組んできた流れだったりする。たまたま、会話の中でわたしが質問に使った用語を聞いて、先方のアドバイザーの方が「真野さんって、以前にこの業界の仕事されていたことあるんですか?」と聞かれた、業界用語ってなんだか怖いわ。
その後は、すっかり無線な話になってしまった。もっとも、この場所付近は、もともと陸軍中野学校があったとこだし、以外と知られていないけど中野電波という私立高校なども近くにあった場所なのだ。
今日の相手は、比較的に若い世代(あくまで僕から見た相対的なはなし)だけど、そこそこに無線の用語が通じたのは朗報だったわ。
今日は、小淵沢で八ヶ岳エンデュランス競技会に参加。僕は、今回から日馬連の公認になった40kmに参加。競技場は、桜が満開で、雲ひとつない青空で、風もなく最高の天気。もっとも、競技者・馬には、ちょっと暑いのがキツイけど。
1レグ目は、結構集団で走ることが多く、いささかハイペースかなと思ったので、途中しっかりと休みを入れて、無事に最初の獣医検査をパス。2レグ目は、前半は単騎なので今ひとつペースが上がらなかったけど、それでも走りやすい棒道とかは、力強い速歩で進んでくれるので、気にせずにマイペースを維持。
というわけで、トータル4時間13分3秒で無事にゴール。Sunnyの仲間の迅速なクルーワークで、無事に獣医検査もパスして、40kmの組の二位で完走。表彰式では、サプライズでベストライディング賞というのもいただいた。これは、高齢の馬にたいして、それなりにケアして乗ったということの評価らしい...知らんけど。
なんだかんだ、相方のWingTempooとは、これで40kmが5回目、60kmも八ヶ岳と伊豆で3回競技に出ているのだけど、失権知らずで、本当に凄い馬だわ。丈夫これ名馬って感じだ。
今日は、40kmにSunnyからあと二人・馬が参加していたけど、全人・馬とも無事に完走となり、昨年秋の大会の雪辱を果たした感じ。今回は、ライダーの方が疲れていて、クーリングダウンとかは本当にチームのみなさんにお任せモード。最後の歩様検査も、Pooのシェアオーナーの仲間が走ってくれたりで、やはりエンデュランスは、チーム力だよねと再認識。
夜はたかねの湯でしっかり温泉に入ったあと、整体・マッサージをしてもらった。
昨日は、競技会疲れで、まともに夕食も取らずに寝てしまった。そして、今日は、筋肉痛でかなり辛い。しかし、筋肉痛が翌日にでるだけマシかな。
昨日と違って、今日はすこし空も曇りがちで肌寒い。とりあえず、朝はSunnyにに競技会で使った荷物を運ぷ。Pooもちょうど帰ってきたので、ブラッシングして放牧場へ。さすがに、ちょっとお疲れ気味な感じ。
一方、Aliceは、まだ足の状態が良くない。若い騸馬と一緒の放牧場だと、どうもいろいろとバタバタしてしまうといことで、先週から一人部屋状態。果たして、これで少しは落ち着いてくれるといいのだけど。
今年も庭の水仙が満開で、やっと春らしくなってきた。
前職の時の財務部門の同僚からの誘いで、某有名な鮨屋さんで会食。まぁ、噂には聞いていたけど、外国人のお客様が多い。しかし、みなん器用にお箸を使っていて、つくづく鮨は世界規模になったなと感じる。
くだんの元同僚は、財務部門にいたけど、僕も当時は経営全般に関わってはいたので、仕事の関係ではよくやりとりしていたし、時には一緒に外出することもあった。まぁ、会社は上場していて、そこそこの規模だったけど、役員クラスでも部門が違うと財務系な話は通じないことが多い。そんななか、僕はベンチャー上がりなので、とうぜんながら財務も経理もそれなりに理解してるわけで、そういう意味でも彼とはよく話もしたのだ。
小さい会社の経営者は、仕事柄どうしても会計や経理はみないといけないので、大昔に簿記の二級までを取得して、決算仕分けくらいまでは自分でする。そんなわけで、結構会計屋さんとかとは話が会うので、昔話の際どいとこなんかでも盛り上がってしまった。
今日は、久しぶりに仙台へ。東北六県のインターネットの総本山なTOPICの総会で、データ流通なお話し。TOPICは、かつて東北大が中心になって東北の各大学や高専などをインターネットに接続していた時のコミュニティだ。僕もご縁があって、何度か過去に参加したけど、今回は本当に久しぶりだ。
たまたま、僕のあとのセッションでのQ&Aで、会場からはもう接続するという役目は果たしたのだから、これから新しい目的を定めてみたいな意見が出ていた。本当に、インターネットは、社会基盤になったなと感じる。
懇親会のあと駅近くで、旧友夫妻と再会して、スコッチで乾杯。久しぶりの仙台は、なつかしさ満載だった。
久しぶりの仙台から早朝に帰京して、そのまま武蔵小杉の某社で打ち合わせ。1986年頃 務めていた会社は、ここの工場で製造しているCRTを使ったモニターデイスプレイを製造していた。そして、その営業担当だった僕は、ほとんど毎日のようにここに通っていたのだ。今は高層ビルになっているけれど、昔は三角屋根の工場で、武蔵小杉よりは向川原の駅が最寄りだった。
あの頃は、製品の品質の問題とかで出荷が遅れたりすると、製造や運送の関係者の間を飛び回って、なんとか段取りをつけて、納期を守るなんてのがよくあった。そんな時は、電車で先乗りして、工場内の搬入の段取りなども調整したりで、すっかり守衛所の方達とも顔見知りになってしまった。
その後、僕は技術開発系に戻って、マイコンの組み込みソフトやゲートアレイ、はたまた衛星からの電波到来角度の検出装置なんていうのの開発で、別な事業部の方とのお付き合いはあったけど、ここの現場に来たのは本当に何十年ぶりだ。
しかし、ものつくりの工場のある現場っていいなぁ。
来月は、医療クラウド系のMeWCAシンポジウム2019 に参加を頼まれたのだが、あいにくと出張で参加できない。それではということで、ビデオでの出演でということになり、今朝はその撮影からスタート。
MeWCAは、その前進であったJAMINAの時代から日本学術振興産学協力研究委員会 インターネット技術第163委員会の分科会とも連携していることもあり、過去にも何度か講演したことがある。
ただし、いままでは主にインターネットの話しであり、僕はベンダーやサービス側の視点での話で、医療関係者に対しては完全にサプライヤーマインドベースの立ち位置だった。
今回は、一人の癌患者として、プレシジョン医療に対する期待というのを少し話させてもらうことにした。かなり、私的主観ではあるけれど、決して特殊ケースではない。
ただ、ビデオ講演なので、ともすると資料だけが一人歩きするのは、ちょっと怖いので、そのあたりの注意も書き添えておいた。
大型連休直前の今日も、朝から某省の検討会からスタート。その後、SIPの説明会を挟んで午後も某省での打ち合わせ。相変わらずバタバタで、午後に某省の入り口で、知り合いの行政官とすれ違ったのだけど、「ちょっと頼みたい事があるので、今度ゆっくり」「いや、じつはこちらも頼みたいことがあるので、あらためて」って、どんな挨拶よ互いに。
さてさて、なんだかんだいっても、明日からは連休だし、連休明けには元号は変わっているので、今日は平成最後の営業日。でっ、ふとカレンダーを確認してみたら、今月はなんとか検討会とかの公式検討会に、XX会議、xxとの打ち合わせなどで、霞ヶ関方面の打ち合わせが二十数回。要するに、ほぼ毎日なんらかの公的な打ち合わせなわけだ。
データ流通社会のためには、社会認知を得ることがとても重要なわけで、どうしても私企業としての利益追求ではなく、全体利益を追求することも必要になってくるのは仕方がないけど、なんだか朝ドラの組合な話しみたいだわ。
昼の新幹線で長野経由で、渋温泉に。今日の宿は、歴史の宿としても知られている金具屋。「千と千尋の神隠し」のモデルではないかとも言われてる木造4階建の斎月楼をはじめとして、鉄筋の宿泊棟も内装には、様々な細工がある。夕食前には、館内の文化財の解説をしながらガイドしてくれるツアーもあって、建物をみるだけでもかなり楽しい。
加えて肝心の温泉も、館内だけで8つのお風呂があって、そのうち5つは、予約なしで自由に使える貸切タイプというのも面白い。当然のごとく各風呂の内装も、とてもこだわりのある内装で、ひとつひとつ全部違う。
さながら、これは日本建築の見本市だわ。
もう、これだけでも温泉周りが大変なのに、渋温泉には外湯が9つもある。というわけで、とても1日じゃ周りきれませんでした。
朝、内風呂を2つ堪能してから朝食をいただいて、渋温泉を出発。近くにある地獄谷野猿公苑に行く。はっきり言って、ニホンザルなんて、我が家の庭や屋根で遊んでるので、それだけならわざわざお金を払って見る気はしない。ここの場合には、そんなお猿の入浴シーンが見れて人気というので、とりあえず来てた見た。
しかし、今日は気温が比較的高かったし、もともと毛皮着てる子達なんで、温泉の湯船には誰も入っていないで、周りで毛繕いしたりしてるだけ。「ちゃんと、肩まで浸からないとダメでしょ!」って、怒る親猿もいない。しかも、まったく人馴れしちゃっていて、無防備にお尻をこちらに突き出して、風呂の縁から温泉を飲んでいたりする。「押すなよ...絶対押すなよ....」っていう、某グループの熱湯風呂コントが脳内再生されてしまったので、ついついちょっと後ろから押したくなったけど、そこはグッとこらえて見学。いやー、あれ押したらどうなるんだろう....
それにしても、ここの観光客は圧倒的に外国人。しかも、アジア系より欧米系が多くて、駐車場の係の人が言うには、八割が外国人らしい。外国でも、国内の人が少ないのに外国人が多い観光スポットって、ちょっと珍しいのではないだろうか。
麓にもどって湯田中から長野電鉄の小布施で途中下車。小布施は、葛飾北斎が晩年に長く逗留した場所で、北斎美術館があり、その周辺の街並みが綺麗に整えられて観光スポットとして賑わっている。私有地の庭を解放する「お庭御免」の文化が伝えれてるけど、正直ちょっとこれは作り上げた感が否めないなぁ....昼は、桝一市村酒造場のレストランで、利き酒セットとイワナの焼きおにぎり茶漬け。電車旅のいいのは、昼間から飲めることだわ。
それにしても、野猿公苑と違って、こちらではまったく訪日観光客を見ないのも、なんだすごい住み分けだわ。
小布施の駅からは、飯綱山や妙高などの山々が綺麗に見えて、なかなかの景色だった。
先週の競技会後のPooの状況も気になるし、Aliceの前肢の靭帯も気になるので、朝はまずSunnyへ。
Pooは、とくに問題なく普通にしているとのことだけど、シェアしているオーナーがこの連休に乗って、六月前半の競技会に出ることになるので、今日は乗らずにご挨拶。
でっ、問題のAliceは、先週の段階では、少しは良くなったらしいけど、まだ少しおかしいとのと。調馬策でも張っている時は、目一杯跳ね回るので、それでまた痛めてしまう可能性もあり、馬場の状況も決して良くないので、今日は調馬策もなし。
何もしないとのは虚しいので、放牧場でグラウンドワークを少しだけ。リードを着けずに、歩いたり、止まったり。一定の距離を離して止まってくれるのが目的なんだけど、まだまだ近すぎるかも。
ちょうど、SunnyのFさんに調教のガイドが書かれた資料をもらったのだが、ときを同じくしてヒューストンのエンデュランスの先生からは、No Spookなんていう、エンデュランストレーニングのサイトのことがメールされてきた。
こちらは、4歳馬のトレーニングの話しで、物見をした時の扱いのことが書かれている。これは、なかなかに面白くて、馬の判断を待つという考えだ。
でっ、最後のところに、忘れてはいけない重要なこととして、
2. There is no time limit for the training
3. Nothing can be forced
なんてことが書いてある。
まぁ、とにかく焦らずにじっくり待つしかない。
昼前に車で東京に移動して、テーブルの修理を頼んでいるアンティーク家具のお店を少し覗いたあと、靴を一足修理に出したりと都内を散歩。夜は、遠くから連休で出てきた友達と一献。
平成最後の日というので、ネットではたくさんの振り返る系な記事が目出つ。そんななか、僕も今日でとある生活に一区切り。
去年の放射線治療の開始とともに、会社の近くのマンスリーマンションで生活をしていたのだが、今日でそこを撤収することにした。正直いって、会社に歩いて5分という職住接近は、めちゃくちゃ便利で、なかなかに捨てがたいものがある。唯一のデメリットは、通勤時間がないので、読書量がガタ落ちしたことくらいだ。
それでも、もともとは病気の治療のために採った措置なので、このままズルズルこの生活を続けることは、ちょっと違和感があった。そして、なによりも自分の中で、ちょうど放射線治療から一年になるし、ここで一旦区切りをつけたいとう気持ちもあった。
引っ越しといっても、家具などの大物はなくて、衣類などがほとんど。とりあえず、大小のスーツケース3個にいれて、冷蔵庫やキッチン周りの小物は、トートバッグなどに詰めてという感じ。♬微笑がえし🎶をBGMに、昼前には無事に青山を出発して、武蔵境のアパートに。荷物諸々をもとあった場所に戻して、夕方には山梨に戻る。