昼に少し時間があったので、お約束のブルーシールを食べて、国際通りから平和通りや市場本通りを散策。これらの通りは、ホテルから見ると、アーケードの屋根が緩やかな曲線になっていて、なんとも不思議。
昨日、那覇の知人に教えてもらったところ、これらの通りは暗渠になっているとのこと。かつては、川沿いの商店街だった場所で、度重なる浸水のために暗渠になり、その上に商店街の通りが出来、さらにアーケードが作られているとのこと。そんなブラタモリ的視線で歩いてみると、なかなかに感慨深い。
僕が生まれ育った、大塚の花街は、三業通りという通りが中心を走っていて、実家もその通りに面しているのだが、実はここも暗渠になっている。そんなわけで、子供の頃から"暗渠"なんて言葉には馴染みがあったし、なんとなく愛着を感じてしまうものだ。
夜は、四半世紀近くの付き合いの知人が北谷から来てくれて、鉄板焼屋さんで会食。何年かに一度しか合うことがないけど、やはり元気で変わらぬ姿に接するのはとても嬉しい。
昼前に那覇を出発して東京に。東京のアパートで洗濯などをして、新宿へ。新宿で馬友と待ち合わせして、山梨に戻った。
夜ご飯は、新宿からの特急で食べるつもりで、時間もあったので西口で一回改札から出て、箱寿司を買いに行ったのだが、なんと.....箱寿司が閉店になっていた。新宿の箱寿司は、もう子供の頃から好きなものの一つだったので、これは結構ショック。
その後、馬友の新宿着が遅くなるというので、特急の予約を1時間ずらしたら、微妙に新宿で時間ができてしまった。というわけで、駅の構内で何か軽く食べようとおもったけど、新宿って改札の内側に飲食店がないんだよね....新南口をあんなに綺麗にしたわりに、食べるとこがないのは、なんとかならないのだろうか?
夜11時過ぎに山梨の家に到着して、そこからワインを一本開けて就寝。
北海道からベテランエンデュランスライダーのE隊長が昨夜から泊まりがけで山梨に遠征。あいにくの天気なのだけど、きっと明野は晴れているよと言い聞かせて、二人でSunny Fieldに。予想に反して、明野も微妙な天気でかすかに小粒の雨が降り出した。 とりあえず、朝のご挨拶に馬房を覗いたら、調馬策運動をしっかりとやらされたAlice嬢は、新しいおが屑ベッドの上で、すまし顔でのんびりと横になっていて、まったく動く気なし。とりあえず、今日はSunnyでSunnyオーナーと3人・馬(モサ、エド、プー)で林道コースへ外乗なので、彼女の出番はないからいいけどね...
あいにくの雨模様だけど、なんとか午前中は本降りにならなかったので、7kmほどの練習コースをゆっくりと走破。本当は、午後ももう少しだったのだけど、どうも雨がやまないので昼で撤収。じゃぁということで、昼は小淵沢のイタリアンレストラン トリカバロ でパスタランチ。ここは、いつもお世話になっている八ヶ岳ロングライディングが昨年オープンしたレストラン。今日は、ちょうどエンデュランススクールを開催していたので、知り合いの方もちらほら。そんなわけで、E隊長とのお忍びデートランチが発覚してしまった。
ランチの後は、早めにたかねの湯で温泉に入って、夜はSunnyのFさんもジョインして、迎撃飲み。いや、本当に馬屋って....〇〇ですね。
今日は、IEEE802.11bcへの寄与の検討会。通信の電波を使って放送コンテンツを配信するというのは、やはりある意味逆転の発想なので、制度がらみがいろいろと面白い。とくに、通信と放送で、著作権関係の取り扱いが微妙に異なる日本の事情って、国際標準化の世界では伝わらないだろうな...
この検討会のあとは、大手町でテストベッドの研究会へ参加。有線・無線の統合的なテストベッド環境の話しをしたのだが、なかなかにショッキングな状況だった。
この研究会では、LPWAのテストベッドというのも展開しているんだが、なんと会場の参加者100人くらいのうち、SNとSINRの違いを知っているとか、リンクバジェットの計算ができるという人が二人しかいなかった。
そして、当たり前のように無線はやってみないとと解らないという発言がでてくる....やってみなきゃ解らない以前に、やらなくても解ることが沢山あるのにだ。まるで、全てを放棄してというか逃げ口上に走る似非研究者にしか思えない。
もう、チコちゃんに「Wi-Fiの電波が届くのは100mなのはなぜ?」と聞いてもらいたいわ。
電波の届く範囲の理論も知らないくせに、やれ900MHzなら非見通しでも大丈夫なのにとか、LPWAは低速だけどビル影とかを気にしなくていいとか、やれIoTはWi-FiよりLPWAだよねとか、したり顔で説明しているなんちゃって研究者のなんと多いことでしょう。でも、チコちゃんは知っています。
Wi-Fiの電波が届くのは100mなのは、設計した値にビジネスとしてのマージンを考慮して決めたキャッチコピーだから.....
というような、基礎講座をやんないと、もう日本の無線エンジニアは完全に死んでいるわと情けなくなった日だった。
今日のデータ流通推進協議会(DTA)の理事会のなかで少し話題になったのだが、テーマ別の技術基準の前に、グラウンドデザインの共有が重大とつくづく思った。
いま関係しているいくつかのプロジェクトやDTAの技術基準では、APIとかデータ品質とかリファレンスアーキテクチャなどのテーマ別に議論をしていることが多い。
しかし、その前提となるグラウンドデザインに対するコンセンサスが十分でないよう思えるのだ。技術基準とか標準を作成する上で、大事なのはその出力として、何を生み出すのかだ。この辺りが、曖昧なのに、特定の部分的テーマ(APIとかリフィレンスアーキテクチャとか品質基準とか)の議論をスタートするのは、かなり危険な行為に思えるのだ。
まぁ、個々のテーマとして、こういう言葉をかぶせるのは解るんだけど、その位置付けが曖昧だと、結局のところ社会実装が進まないで消えていくだろう。
大所帯で、何かの成果物を出すには、細部の議論ではなくて、大きく合意できる部分を明確にしていくことが良い。すくなくとも、絶対的に関係者が合意できることを明確にし、そこから細部に下りていけば良いのだ。
この前も、某省の会議で、設計はトップダウン、実装はボトムアップと発言したんだけど、なかなかこれが通じないのはなんでなんだろう....
アパート近くのスーパーマケット ピーコック青山店が2月末で閉店になった。このため、近くで生鮮食品を扱ってるのは、外苑前にある成城石井だけになってしまった。
ネットでは、今時みんなネット通販で、最近は生鮮食品だってお届けできるし的な書き込みがあるけど、家にいる時間が少ない一人暮らしだとハードルが高い。
ピーコックは、普通に鮮魚も精肉もあったし、野菜も豊富で、お値段も成城石井よりははるかに安かったので、さてさてどうしたものかという感じだ。
僕の場合は、結局週末に山梨に戻っているので、週明けに東京に出てくる時に1週間分の味噌汁の具材など、必要な分だけの野菜などを持ってきている。朝食は、比較的なんとかなるのだけと、夕食になにか作ろうと思うと、やはりスーパーがないのは不便で仕方がない。
今日は、たまたまお米がきれてしまったので、成城石井で買うかと思ったけど、その前にマツキヨで生活用品を買っていたら、お米も売っていた。マツキヨって、少しだけど食料品も置いてあって、ちょっと穴場かもしれない。
最寄りのスーパーまでの距離という意味では、山梨の家の方が遠いけど、車生活ではないところが大きな違いだ。そんなわけで、都心のど真ん中での買い物難民になってしまった。
朝食にしっかりとご飯を摂るようになってから、三食を米飯にするのも嫌なので、昼は麺食になる。そんなわけで、今週も蕎麦とラーメンの繰り返し。
嬉しいことに、外苑前の駅を挟んで、表参道側と青山一丁目側にそれぞれ5分くらい歩いたところに、リーズナブルなお蕎麦屋さんがある。いわゆる立ち食い蕎麦ではないけど、かといって大店ではない。その割には、メニューも豊富なのがありがたい。
そんなわけで、今週は普段はそんなに食べない系にもついつい手が出る。火曜日は表参道よりのお店で鰊蕎麦。今日は、ちょっと買い物があって、青山一丁目から歩いたので、その途中で鴨南蛮となった。これがともにお値段の割には、しっかりと美味しかった。以外と、この類の中間的なお蕎麦屋さんが捨てがたいわ。
夕方の成田発サンノゼ行きANA便でサンノゼに移動。昨年の後半くらいから機内販売で取り扱われていたMolton Brownのバスジェルのコレクションがとても気に入っていた。そこで、買い置きしようと思って、珍しく事前予約をしようとしたら、3月からの改訂で取り扱いがなくなっていた。仕方がないので、国内での取扱店を調べたら、外苑前の近くにあったので、数日前にそちらでレギラーサイズを購入できたので一安心。だけど、この類の製品にしては、結構な短期間で取り扱いが終わったので、そんなに人気がなかったのだろうかと不思議に思っていた。
機内販売は、よく改訂されるけど、この3月からは各種アメニティも変更になったらしい。Cクラスのアメニティポーチもグローブ・トロッターになったそうだ。まぁ、ぱっと見でポーチは目立つのだけど、その中身もNeal's yardからコーセーの雪肌精に変わっていた。
そんなわけで、たまたまCAさんとこの話題でおしゃべりしていたら、曰くイギリス製は、関税が変わる可能性があるので、その影響もあるんではないかとのこと。確かに、Neal's yardもMoltonBrownもイギリス製だよねと納得。自動車などの製造業の計画変更が話題になっているけど、こういう生活用品とかにもBRexitの影がちらほら出てるということだろうか。あれっ? でもグローブトロッターもイギリスじゃん。
順調なフライトで9時にサンノゼに到着。一旦アパートで荷物を解いてから、パートナーと弁護士事務所で打ち合わせ。昼食をパートナーと一緒にと思っていたのだが、昼に東海岸のIEEE-SAのスタッフとのテレカンが入ってしまったので、今日は昼抜き。
夜は、微妙に作る気が起きなくて、近くのモールで西海岸らしくBoudinのクラムチャウダとシーザーサラダのコンボをToGoで済ませた。でも、このセットは、僕はにボリューム感があってリーズナブル。
そういえば、ANAは枕とかもリニューアルされたんだけど、今度の枕はなかなかに快適で、あれ持って帰りたいわ。
時差ボケまじりの二度寝のせいで、いつもより少し寝坊。なにはともあれ、まずは朝食ということで、ご飯を炊いて、いつものパターンの朝食で1日をスタート。
今日も、サンタクラは、小雨混じりの天気で、しかもかなり寒い。今年は、とにかく雨が多いようで、なかなかスッキリ晴れないらしい。まぁ、その分水不足にはならいだろう。
そんなわけで、馬に乗ることもなく部屋で少し仕事。そのあと、ギルロイまで買い物に。長年使ってきたスーツケースのシェルが割れていて、誤魔化しながら使っているのだけど、そろそろ危険な感じなので買い換えることに。実は、いまのスーツケースは、古い機内持ち込みルールの時のものなので、機内持ち込みサイズより幅が少し大きい。このために、アメリカの国内線の場合には、機内持ち込みができない。そんなわけで、まぁこの際機内持ち込みが出来るサイズのものに買い換えることにした。
実は、機内持ち込みサイズは、もう一つZucaの初期モデルを持っているのだが、フレーム以外がハードシェルではないのと、少し内容量が小さいので、それよりも気持ち大きめを探すことに。
結局は、あまり悩まずに、Somesoniteのアウトレットショップで、50%オフのものを購入。ハードシェルだけど、中央のファスナーで奥行き方向が少し拡張できる。これなら、まぁ荷物が多い時は、チェックインで対応すれば良い。しかし、スーツケースって、しょっちゅうモデルチェンジしてるみたいで、型落ちの製品はすぐに割引されるんだが、よほど機能的に新しいことがなければ、旧モデルでもまったく構わない。
ギルロイのアウトレットは、久しぶりに立ち寄ったのだけど、なんと馬好きならわかるARIATのアウトレットショップが出店した。普段使っているエンデュランスようのシューズは、まだ買い替える気はないけど、ウェアとかもかなり豊富で、物欲がフツフツときたのだが、今回は我慢した。
夜は、ジャパンタウンで、こちらのパートナーのみなさんと一献。それにしても、本当に寒いな...
バンクーバーで開催されるIEEE802 Plenaryに参加するめに、サンノゼからバンクーバーに移動。新調したスーツケースは、機内持ち込みサイズなので、比較的小さな飛行機でも普通にキャリーオンできるとおもったのだが...
TSAのセキュリティで、知人から頼まれてバンクーバーまで持って行こうとしたジップロックにいれた味噌がダメとのこと。TSAの職員曰く、凍っていれば良いらしい。
日本からアメリカに来る時に、なんどかキャリーオンで持ち込んでいたので、とくに問題ないだろうと思っていたのだが、これは知らなかった。時間に余裕があったので、チェックインカウンタに戻って、スーツケースをチェックイン。
これって、日本から来る時も乗り継ぎ便がある時はダメっとことなので、要注意だわ。しかし、凍ってれば良いというけど、多分、きっと味噌は凍らない...
夜はバンクーバーのホテルにチェックインして、結局深夜2時過ぎまでテレカン...眠い。
アメリカでは街中を走るGoogleの計測自動車をよく見かけるけど、最近は日本でもたまに見るようになった。そして、今やEVと自動運転は花盛りで、Connected Car とかConnected Industries は、国を挙げての合言葉なわけだ。
しかし、ふと街中をみると、Unconnected Carがたくさん走ってるのが現状だ。各社が集めるデータは、まだまだ特定の車種、特定の企業、業種などに閉じた世界にいる。でも、目の前を走っているのは、近くのおじさんの運転する軽トラだっり、お兄さんの運転するスポーツカーだったりだ。
でっ、この人たちが走行データを提供てくれたら、あっという間に多種多様な走行データが集まる。しかも、できればそれがリアルタイムで集まり、準天頂衛星による高精度な位置情報や、加速度センサなどの高分解能のデータも収集できれば、いろんなアプリ開発にも役立つだろう。こういうことから、Open Telmaticsの実験をしてみようと思うわけです。
そんなわけで、この考えに賛同してくれたIBMさんとD&Mさんと一緒に、個人起点で自動車走行データの収集する仕組みを用意して、そのデータを活用したい人みんなでデータをシェアしましょうという話。
IoTデータ取引市場を活用した実証実験から、新しいビジネスモデルをというブログにIBMさんがその狙いを書いてくれています。
なので、興味のある方は【データ利用者募集】オープンテレマティクスプラットフォーム説明会開催にぜひお申込みくださいませ。
今日は、あの震災から8年だし、このバンクーバーでは2年前に大切な標準化の仲間の旅立ちを見送った日だしで、いろいろと思うところがあるのだが、こういうデータが少しでも悲しい出来事の再発を防いでくれればと願っている。
参加しているIEEE802 で、開催誘致な打ち合わせ。2021年5月に札幌でIEEE802 Wireless Interimを開催することを前提として、諸々の調査をすることになった。
ちょうど、今週は神戸ではICANN 64が開催されていて2000人ものインターネット関係者が世界中から参加している。ICANNに比べると、規模がかなり小さいけど、IEEE802 Wireless Interimは、300人超の参加者がいて、その多くは海外からの参加となる。
日本での開催は、ICANNは19年ぶりだそうだけど、こちらは2011年の沖縄開催以来なので、ちょうど10年ぶりになる。今回、開催まで2年あるので、しっかりといろいろと準備ができるかと期待している。
ちょうど、いま元同僚の提案で標準化を進めている11bcは標準化作業の終盤になりデモなども期待できる。また、今週でタスクグループ化が承認されるであろう次世代の無線LAN EHTなども、かなり具体的な仕様書が見えてくるだろう。
何よりも期待したいのは、国際標準化の舞台を、日本の関係者に実際に身を以て体験してもらうことだ。言葉だけの"国際標準化"から一歩踏み込む機会を多くの人に持ってもらいたい。5月の札幌って、もうそれだけでも魅力的だけどね。
今夜は、短いテレカンが夕方に一つだけだっので、やっとまともな食事に行けることになった。というわけで、知り合いとバンクーバーに来るとお約束なレストランでシーフード三昧。
_ 2019では 2021でした
今回のIEEE802 Plenaryでは、少し802.19Coexisting という異種システム間の電波共有に関するWGもウォッチしている。また、次世代無線LANであるIEEE802.11axもいよいよ最後の詰めになって、6GHz帯域での共有についての調整が少し難航していたりする。
そんな11axの状況にも関わらず、今回はEHT(Extremely High Throughput)Study Groupという11axの次の世代の無線LAN規格について、本格的に仕様策定をするTaskGroupを組成するためのPARという文章の承認について動議採決が行われた。
基本的には、大きな反対もなくてシャンシャンだったのだが、僕はEHTの目指す性能に対する実現性にいささか疑義があるとともに、11axで問題となっている6GHzの共有もすっきりしない上に、自分自身が実際のSGの活動を十分にフォローできていなかったこともあり、棄権を投じた。
投票は、起立によるStanding Voteなので、ほくが棄権を投じたことは、参加者からは当然わかる。しかも、この投票での棄権票は限りなく少なかったので自明だ。
というわけで、この投票が行われたあとのコーヒーブレイクで、ベテラン参加者の一人に声をかけられた。彼は、レギュラトリー系のチェアもしているので、電波行政にもとても詳しい。そんなわけで、僕が棄権を投じた理由を説明したら、6GHzの共有について、とても興味深い情報を教えてくれた。
産業界の大手は、みんなNDAを結んでるのだけど、彼や僕のように大手企業のプロパーでない独立系のエキスパートだと、知らない情報も多いけど、時にだからこそ知ってしまう情報もある。そして、独立系なエキスパートは、NDAの拘束の外側にいたりする。そんな立場同士な彼から、今日聞いた情報は、なるほどそうなのね的に納得する材料だった。
彼も僕もIEEE802.11 ができる前から無線の世界にいて、無線LANの黎明期を知っているし、いま6GHzの共用で問題になっているUWBという技術にも、初期のリーディングカンパニーだった米国ベンチャーとも繋がりがあったので、ついついこういう話になると年寄り同士で昔話になってしまったけど、まあそれはそれで面白かった。
そんなわけで、しっかりと意思表示を示すAbstain (棄権)というのも、こんな情報を得ることに繋がるので、大事だなと再認識した。
流石に連日出張中なのに日本との深夜テレカンが続いて寝不足。幸い、今日の午前中は必須なセッションがなかったので、食事もとらずにひたすら睡眠で体力回復をした。
午後は、今週のセッションで少し追いかけている802.19のクロージングに出て、夜は802.11のCAC。今回は、Eexcutive Committee でも、いくつかの運営規定の改定が議論されていて、いろいろと用語が変わる。
こういうのは、誰も気にしなければ、習慣でだらだらと続く業界用語になるのだが、新しいメンバが入ってくるたびに疑義が生じたりする。各参加者の自己の利益に直接繋がらない運営規定の改定なんていうのは、誰かが言い出さないとずっとそのままだったりする。
ところが、IEEE-SAの世界では、結構頻繁に運営規定の改定をして、実態との乖離や用語の適切化をしている。これって、一歩間違うと言葉尻云々とかで、面倒臭い輩と思われるのだけど、こういうことを大事にする人達こそ、信用に足る人たちだとつくづく思う。
数日前に、情報銀行に関する記事で"認可"という言葉を使っていたのがあったけど、"認定"と"認可"じゃ大違いで、まったくひどい記事と記者だと思った。
ちょうど、ネットでは、"GUNMA"と"GUMMA"の話もなんかニュースになっていたけど、とにかく言葉は大事なんだよねとつくづく思う。
僕の関係している協議会でも、改定したいことがたくさんあるのだけど、なかなか他の人から提案が出てこないのは、日本的な辛かしらん。
夜は、エネルギー充填のために、ステーキハウスで、しっかりと肉食。
2週間ぶりにSunnyへ。今日は、Fさんモサ組と一緒にAliceとはじめて見晴台までの7.5kmのコースへ。全体として林道では速歩中心での練習。まだまだ、体力というかパワーはないけど、全体的に落ちついていて、安心して騎乗できた。
こうなると、とにかく少しずつ少しずつ、林道での練習や登坂練習なども入れていくのが楽しみだ。
夕方、久しぶりにたかのね湯で温泉に浸かり、夜東京に戻る。
今日は、50際と108ヶ月の誕生日で、たくさんの仲間からFaceBookでメッセージをいただいた。去年の今頃は、まだ癌の治療経過がわからずに悶々としていたのだが、今年は一定の治療成果もあって、冷静に50代最後の年を迎えることができた。
IEEE SA(Standard Association)のSASB(Standard Board)ミーティングに参加するため昼の便で羽田からミュンヘンに移動。今回は、データー流通推進協議会の行っている「データ流通を推進するにあたっての戦略的な標準化方策について」の調査業務のミッションで、もう一人の調査員の人と二人で参加。
昨年末以来、NISTのBDGMMというワーキンググループとのテレカンなども含めて、何度か意見調整をしてきて、今回は最終的なアクションプランの確認とMoUへのサインをする予定。
というわけで、調停式というほどではないけど、一応サインする儀式のために、IEEEがテーブルフラッグを持ってくるというので、こちらも急遽テーブルフラッグを用意した。先週、バンクーバーにいる時に持ち上がった話なので、時間的にどうかと思ったら、素晴らしいベンダーと、事務局スタッフのおかげで、無事に出来上がっていた。
テーブルフラッグなんて作るのは始めてなんだけど、取説には掲揚の仕方が簡単に書いてあった。日の丸と他国の国旗を飾る場合には、右側が日の丸で、斜めに交差する支柱は、右側が後になるらしい。また、三種類の場合には、日の丸が真ん中で、向かって左から国名のABC順とある。もちろん、これは、日本がホスト国の場合なので、他国がホストの時には、他国が日の丸の位置になるのだろう。そんなわけで、国旗とか社旗とは、その国家や団体の具象化したシンボルなので、とても大事に扱われる対象なんだということを、再認識した。
昨日がバースデイだったので、今日はチェックインの時に小銭入れをいただいたり、ラウンジでも機内でもデコレーションプレートのデザートをいただいたりと、なんだかいい歳して小恥ずかしいフライトだった。
ホテルにチェックインしたら、先週もバンクーバーで一緒だった通信系企業の知り合いといきなり遭遇。一旦、荷物を部屋に入れて、近くのドイツ料理屋で、とりあえずビールで夕食。
国際連携によるルール作りがいよいよ具体的に動き出すかな...
本日、一般社団法人データ流通推進協議会(所在地:東京都港区、理事⻑ 村井 純、以下 DTA)は、米国IEEE(NY, U.S.A)とデータ取引に関する標準化活動での 協力協定書(Cooperative Agreement)に合意しました。
両団体は、IoT(Internet of Things)のデータ取引、人工知能、ビッグデータ、およびその他の 関連する革新的技術に焦点を当てた標準化活動において相互に連携し、グローバル社会におけるデータ流通の促進を進めます。
IEEEは米国ニューヨーク州に本社を置く非営利法人で、世界最大のエンジニアリング組織であり、160カ国以上に42万人を超える会員を擁しています。 電気技術、電子工学、電力工学、ロボット工学および自動化、コンピューター工学、コンピューター科学、およびその他の関連技術の理論と実践の進歩、ならびに技術革新と人類の利益のための卓越性の進歩に焦点を当てています。
今回の提携により、DTAは、IEEEにおいて国際標準化活動を担うIEEE-SA(Standard Association)と協力し、データ流通社会の実現のための国際標準の開発と普及に着手します。
IEEE and DTA(Data Trading Alliance Sign General Cooperation Agreement on Standards Development.
A Cooperation Agreement to improve the data trading business across a wide domain including data trading, neutrality and transparency on standards-development activities of each organization.
Purpose of Agreement DTA and IEEE wish to collaborate in standardization activities on data trading . In aid of the Purpose, DTA has identified an interest in participating with IEEE in activities focused on data trading of IoT (Internet of Things), artificial intelligence, big data and other relevant innovations and technologies.
ということで、今回の出張の最大のミッションが完了。
Hiroshi Mano (DTA secretary General) said
Big data generated by IoT is essential for innovative technologies such as AI (artificial intelligence,) and it definitely creates a benefit for society.
DTA is creating new rules of data sharing by collaboration between industry, academia and the government, aiming to realize a well-ordered data distribution society in order to shift the data ownership economy to a data sharing economy.
I believe that this cooperation with IEEE-SA who is world's most successful SDO will be the first step to develop and disseminate new and innovative data distribution technology standards that improve the transformation to data sharing economy.
某方面ではは、"DFFT(Data Free Flow with Trust)"というacronym推しらしいけど、なんか違わない? 僕的には、"well-ordered data distribution society" なんだけどなぁ。
夜は、ミュンヘンに赴任中の前職の仲間とアジアンなレストランで会食。彼は、ポーランド人で、もともと五カ国語くらい話せるんだけど、いまはドイツ語も困らなくなったらしい。語学の才能ってすごいなぁ。
英国では、EUからの離脱案について、3回目の採決について議長が困難を示して話題になっている。これは、まぁ一事不再議の原則(事不再議(いちじふさいぎ)とは、会議原則の一つ。 会議において一度議決した案件と同一の案件については再び同一会議中(同一会期中)に議題として取り上げて審議や議決を行うことはできないという原則。by Wkiki)が拠り所なのだが、採決案件が前回と同一なのかという点についての見解が起案側と議長の間にあるようだが、議長の裁量権の問題にもなる。
いま、参加しているIEEE SASB (Standard Association Standard Board)の今日は、NesCom(New Standard Committee)とRevCom(Standard Review Committee)という標準化プロジェクトのスタートや更新、最終の承認への答申をする委員会が開催された。
個々の標準化に携わるWGなどから上程されてくる議案の多くは、定めたられたプロセスに乗ってくるのだから、あまり疑義が生じるものではないのだが、たまに英語的にいうとControversial なやつがある。こうなると、もう議事運営テクニックの応酬になって、議事運営に詳しい人が議論をリードする。
今日も、一つの標準の承認について、そのLB(letter of Ballot)の投票権者の組成に疑義があるということで、いわゆるRecirculationという再投票プロセスではなく、Initial という初期プロセスから投票をすべきということで一悶着。この応酬のなかで動議のセンテンスの修正などに拡散して、かなりの時間が費やされた。あいにくと、この委員会の議長は、議事運営的な部分にさほど強くないのが、ちょっと辛かったかな。それでも、周りのサポートもあって、最終的にモノというかコトが決まるのは、明確なルールのお陰だろう。
ことほど左様に、議長なるものの裁量権は重要なわけだ。この辺りは、一緒に参加しているDTAの仲間には、なかなかに新鮮だったようだ。
また、今夜は夜のソーシャルの前には、フォーラムがあって三つのテーブルにわかれてICAID(IC Activity Initiation Document)といって、標準化手前のプロセスを公式に行うための手順を想定したアイデア出しが行われた。こんなテンプレートを用意して議論し、それを頭に入れた会議の仕切りをするというのも、議長裁量のみせどころだろう。
というわけで、ぜひ日本の人達にもどんどんこういう現場に来て欲しいと強く思うのだ。
三日間のIEEE SASB(Standard Association Standard Board)の最終日は、各委員会の諮問を審査し最終的な意思決定をする最上位の意思決定会議が行われる。たとえば、新たな標準策定を行うには、PAR(Project Aurhorized Request) という文章が審議され承認される必要がある。この文章は、その要求をするSAの会員やWGなどがら提出され、昨日開催さたれNesCom(New Standard Committee)が審議する。NesCom自身は、PARを承認するのではなく、PARを承認すること、または却下することを、SBに対して上程するという立ち位置だ。
ちょうど、昨日のNesComで、Recommend to disapprove として、却下を上申された案件があっのだが、今日のSBでの議論で、結局は承認となった。下の委員会での決定が覆されることはかなり稀有らしいが、それでもこういうことが起こるのは、各委員会という会議体が独立しているからだ。
しかし、独立しているといっても、その参加メンバは、複数の委員会に出ている場合も多いのだが、それぞれがその委員会での立ち位置と視点で議論に参加しているのは、さすがだなぁと思う。
昼前に日本とミュンヘンでGDPR関係の専門的なサービスをしているEnobyteのC.E.O.と面談。情報銀行のコンセプトやGDPRとの関係などについて、少し意見交換。
午後の便でウィーンに移動し、夜はウィーンでシニュツェル。今回は、フライトの関係でトランジットで寄ったので、どこも見て歩けないけど、食事だけはお約束モノ。さすがに夜なので、ザッハトルテは諦めた。
朝、ホテルの近くのカフェで軽く朝食をとってから空港に移動。ウィーンのカフェは、テーブルにしっかり生花が一輪飾ってあるのが素敵だなと思う。
機内のエンテーテメントで、なぜか推しになっていた「第三の男」を鑑賞。第二次大戦後のウィーンって、連合国の四カ国による占領時代があったというのは、なんか今の街並みからピンとこない。
そんな機内で、食事のあとになんと奥歯が折れてしまった。治療して、銀環とセラミックで、オリジナルの歯のうえに作っていたのだか、そのオリジナルの部分が折れてしまった。既に、神経は抜いてあるので痛みはないのだが、なんとも困ったものだ。
幸い、日本に着くのは土曜日の早朝で、かかりつけの歯医者さんが営業しているので、帰国後まずは歯医者さんに行こう。
早朝の羽田に予定通りに帰国。一旦アパートに戻って、まんぺいヌードルの完成を確認してから、荷物を解いて久しぶりにバスタブに浸かる。今週は、ミュンヘンもウィーンも、バスタブ無しだったので、やっと一息ついた感じ。
その後かかりつけの歯医者さんに朝一の時間で訪問。長年面倒をみてもらっている院長先生が応急対応してくれた。局所レントゲンの結果、残念ながら歯根が割れてしまっていた。それでも、二つのうち片方は割れていないので、そちらを土台にして、辛うじて自分の歯を残すことが出来そうとのこと。
今時は、インプラントという選択肢もあるのだろうが、僕はどうも可能な限り自分の体を残したい派なので、この治療方針はありがたい。とりあえず、一時的に使う仮歯の型取りをして、今日の治療は終了。
このあと、墓参りをして実家にもちょっと顔を出してから山梨に。帰りがけにSunnyに寄り道して、Poo&Aliceの顔をみてから帰宅。夜は、久しぶにのんびりと居酒屋モード。
今朝は、気温が低く強風というコンディションで、Sunnyへ。調馬策でAlice嬢は、まぁ元気元気で跳ねまくり。それでも、左右しっかり回ったら、落ち着いたので、まずは長馬場で輪線運動。
その後、クラブメンバーさんが別な牝馬と、少しだけ外に行くというので部班でご一緒させてもらった。途中で前後変わったりしても、あまり動じずにしっかりと速歩を維持。
短い距離だったので、クラブに戻って、そのまま長馬場でさらに図形運動。そのあと、下馬して歩様検査の練習で引き馬。思ったよりしっかりとまっすぐに走ってくれた。
今日は、初めて心拍計をつけてみて、練習後の心拍の下りをみたのだけど、直ぐに40台まで下がっていた。まぁ、運動量も少ないし、発汗量も少ないので、こんなものなかなと。
二人でいる時は、もうちょっとドキドキしてもいいのになぁ...
本日の日経電子版に、10時間で本人特定、スマホ位置から出張・実家も筒抜けとい記事が掲載された。
この取材には、EveryPostというアプリや携帯端末(iPhone)を記者に貸与し協力をしてきたので、少し事実関係に限り補足しておこう。
EveryPostというアプリは、データの収集者からその利用目的や対価などの条件が示され、それを提供者が承認することでデータの送信が行われる。 例えば、一月に行われたデータ収集の時にデータ提供者に示された条件は、以下のようになっている。
<1月ロケーションデータ調査>
【概要】 1月1日(火)〜1月31日(木)におけるロケーションデータ調査にご協力ください。 データは、1時間に一度提供いただき、31日間すべてで提供いただくと、最大1,500円相当のポイントを獲得できます。 なお、収集データは個人の方が特定できない情報として第三者に無償で提供・提示することをご了承ください。
【利用目的】 個人の方が特定できない情報として、エブリセンスから第三者に収集データサンプルとして無償で提供するため。また、エブリセンスのホームページにある「SHOWCASE」にて、ライフログの可視化に使用するため。
【実施期間】 1月1日(火) 0:00〜1月31日(木) 18:00
【対象センサー】 [位置情報] [歩数] ※アプリのデバイス設定でそれぞれが[ON]になっているかご確認ください。
【審査対象項目】 [性別] [生年月日] [郵便番号]を公開している方を対象とします。 ※アプリのオーナーアカウントでそれぞれが[公開]になっているかご確認ください。
このケースでは、位置情報と歩数情報の他に、[性別] [生年月日] [郵便番号]が少なくとも附帯情報として公開されることを求めている。また、提供者は、これ以外にも、職業や都道府県、市町村、番地などの項目毎に公開するかどうかを、任意に設定している。 ただし、職業や性別には、"その他"とか"設定しない"という設定も用意されている。
基本的は、EveryPostの仕組みは、逐次個別同意なので、異なる収集者から異なる条件(オーダーと言う)でのオファがされ、それについて個別の承諾をする。この時にデータにつけられるID(Unique User ID) は、毎回のオーダー単位で異なるので、複数のオーダーを発行したからといって、そこに共通の項目が存在しないと、名寄せはそれ自体ではできない。また、データ提供者は、アプリからのデータを提供を禁止する時間を設定できるので、たとえば昼間だけ提供なども自由に制限できる。
このような条件に対して、自らデータ提供を承認された方から頂いたデータを、使用目的にあるように"エブリセンスのホームページにある「SHOWCASE」にて、ライフログの可視化"として開示したわけである。
要するに、位置情報・歩数・性別・生年月日・郵便番号がエブリセンスを通して収集され、可視化サイトにグラフィック表示してきた。
当然ながら、このデータには、個人を特定するメールアドレスや電話番号などはなく、個人特定に向けてこの記者が記事にあるような複数の情報を基にしたプロファイリングを行なったわけだ。 さらには、今回の取材に応じてくれた大学の先生は、その職業柄自らのコンタクトを公開されてる。また、この記事には書かれていないが記者さんはLinkedinによる検索をしたそうだ。大学教員といのは、一般の方よりも公開情報が多いので、特定し易いという面もこの結果を助けただろう。もっとも、鬼女板系だったら、10時間なんてかからないだろうなぁ...
よくいわれることだけど、複数の情報を重ねあわせれば、個人の特定というのは可能であり、そのなかでも位置情報というのは、とても強い性質をもつ。つまりは、ことほどさように位置情報というのは、相当に価値のあるものなのだ。だからこそ位置情報を同意なしに収集することは、そのまま価値の搾取といっても良いだろう。データは、価値のある財産であるならば、"知らぬ間にデータを取られていた"というのは、"知らぬ間に財産を取られていた"ということに他ならない。
だからこそ、データ提供者が積極的に自分の情報を納得のする相手に、納得のする条件で提供し、対価・便益を得ることが重要になってくる。 これは、自分のデータを明確に財として活用していく事なのだ。
ちなみに、過去1年近くこのようなデータ収集実験をしてきたけども、協力してくれた数百人の利用者からは、実験を停止するとポイント(対価)が稼げなくなるので、次はいつやるの?なんて質問を受けることが多く、個人情報関係での苦情はまったくなかった。とはいえ、EverySenseは、自らがデータの収集も保持もしないデータ取引市場運営事業者なので、このようなことができますよ実験は、一旦終了する。ただし、エブリセンスに参加するデータ収集者が、同様に様々な条件でデータの提供を求め、それらにデータ提供者が対応することを、エブリセンスが恣意的に制限することは当然しない。 むしろ、このようなデータの収集をデータ取引市場を介して行いたい人には、リファレンスアプリの提供や技術支援もしたいと思っている。
どうも、最近の某方面は、"アーキテクチャ"がバズワードのようだ。しかし、"アーキテクチャ"ってなーに? って聞いても、クリアな答えができない人も多い。それでも、とにもかくにも、"アーキテクチャ"という言葉を使う。
これって、もう単純に"アーキテクチャ"と一度言ってみたいだけなんじゃないのかと、突っ込みたくなる。
建築の設計の場合、外観イメージなどのパースがあって、実際の設計図は、基礎工事の図面、鉄筋の図面、配管図、配電図などなど、たくさんの設計図のセットがある。これと同じように、"アーキテクチャ"は、階層化された構造があると思うのだが、その辺りが掴みきれずに言葉だけ走り回ってる気がするのは、僕だけだろうか?
今日は、データ 流通推進協議会の春季合同委員会とフォーラム。朝9時の運用基準検討委員会から始まり、認定・監査委員会、利活用推進委員会、理事会と午前中は個別の会議。
午後からは、各委員会活動の報告のあと、ゲスト講演が四つに、パネルディスカッション。今日も、内閣府、総務省、経産省が揃い踏みで、なかなかに濃ゆい話をしてくれた。
今日は、朝から会場いっぱいの参加者が、最後まで減らないで、みんな参加してくれて、懇親会もそれなりに集まってくれた。
まだまだ、データ 社会の構築には時間がかかるけど、これだけ多種多様な参加者が集まると、間違いなく新しいネタが出てくる。
というわけで、データの熱量は、まだまだ高い。
数年前に仕事関係でお会いして、FaceBookでつながっている知り合いが、イギリスのアンティークなバタフライテーブルの引き取り手を募集していた。一・二度くらいしかお会いしていないので、図々しいかなと思ったけど、他にいなければぜひと思って連絡をさせていただいたら、心地よく譲っていただけることになった。
というわけで、今日の夜に引き取りに寄らせてもらい、無事に山梨に搬入。ゲートレッグテーブルという形式で、跳ね上げた天板の下に、足の部分が開いて支えるタイプ。
とても、しっかりした作りで、なによりも重さが違う。最近、某家具店の世襲交代で、家具業界がいいさか注目されたけど、たしかに良い家具というのは、相応な需要もあるし、やはり一生ものだなと思う。
アンティークグラスもあるので、今度はこれに合わせた椅子を探してみような。
今日は、Sunnyのエンデュランス練習会。プリンセスミルク、フォーモサという百戦錬磨な大ベテランと一緒に、アリスで7.5kmの見晴台コースへ。競技会ではないけど、スタート前に、検温と心拍の測定もする。検温は、初めてなのだけど、とくに何事もなく、37.7度、心拍も37の平常心。
出足で、ちょっと後ろが離れた時と、林道への入り口に、抵抗したけど、そこはベテラン勢のご指導と部班のおかげでクリア。無事に見晴台について、一休みした後にさて戻りますかと言う時に、なんと足をたたんで横になられてしまった。幸いにうまく下馬したので、まったく怪我とかはなかったけど、これはちよっとショック。馬場とかでも、寝転ぶ時は、地面の匂いを嗅いで前かきとかするので、わかるんだけど、この時は下は砂利で、その間にある草を食べてるのだと思ったら、いきなりって感じだった。
要するに乗り手に意識がなくて、馬なりに自由気ままなわけで、すいません私上に乗ってるんですが.,,..なわけだ。確かに、汗かくとすぐ寝転ぶのは知ってるけど、なにもここでしなくても.... 危うく、寝技に持ち込まれて、400kgもある体重で抑え込みなんてされてたらと思うと、ちょっとゾッとするわ。
無事に帰還して、心拍もすぐに47とかに落ちいて、歩様検査の練習もして終了。
午後は、他のメンバが練習。WingTempooも20kmを無事に完走。夜は総勢9人で、馬談義飲み会。
今日は、サニーフィールド主催のナチュラルホースマンシップの勉強会。今年も、HMHの持田さんが講師としてきてくださった。午前中は、座学での講義、午後からは馬場での個別指導。今年のテーマは、ハミ受けの話しを中心に、関連するさまざまな視点での講義。
午後の実技は、アリスでのグラウンドワークからスタート。持田さん曰くAliceは、いささか強いキャラとのこと。まぁ、逆にいえば、僕が弱いというか甘いのかもしれない。実際に、昨日は寝られたし...
しかし、なんで僕の周りにいる女子は、みんな強いんだろう...馬も人も。基本的に、可愛いい女の子大好きな僕は、可愛い女の子には弱いんだよね...馬も人も。
今日はがっつり夕方まで講習して、夜はサニーのオーナーと持田さんと3人で家飲み。それにしても、馬談義は尽きることがない。今日の講習のあれやこれやを、また一つずつ実践しながらコミ力アップを目指していこう。