アメリカでは街中を走るGoogleの計測自動車をよく見かけるけど、最近は日本でもたまに見るようになった。そして、今やEVと自動運転は花盛りで、Connected Car とかConnected Industries は、国を挙げての合言葉なわけだ。
しかし、ふと街中をみると、Unconnected Carがたくさん走ってるのが現状だ。各社が集めるデータは、まだまだ特定の車種、特定の企業、業種などに閉じた世界にいる。でも、目の前を走っているのは、近くのおじさんの運転する軽トラだっり、お兄さんの運転するスポーツカーだったりだ。
でっ、この人たちが走行データを提供てくれたら、あっという間に多種多様な走行データが集まる。しかも、できればそれがリアルタイムで集まり、準天頂衛星による高精度な位置情報や、加速度センサなどの高分解能のデータも収集できれば、いろんなアプリ開発にも役立つだろう。こういうことから、Open Telmaticsの実験をしてみようと思うわけです。
そんなわけで、この考えに賛同してくれたIBMさんとD&Mさんと一緒に、個人起点で自動車走行データの収集する仕組みを用意して、そのデータを活用したい人みんなでデータをシェアしましょうという話。
IoTデータ取引市場を活用した実証実験から、新しいビジネスモデルをというブログにIBMさんがその狙いを書いてくれています。
なので、興味のある方は【データ利用者募集】オープンテレマティクスプラットフォーム説明会開催にぜひお申込みくださいませ。
今日は、あの震災から8年だし、このバンクーバーでは2年前に大切な標準化の仲間の旅立ちを見送った日だしで、いろいろと思うところがあるのだが、こういうデータが少しでも悲しい出来事の再発を防いでくれればと願っている。