三日間のIEEE SASB(Standard Association Standard Board)の最終日は、各委員会の諮問を審査し最終的な意思決定をする最上位の意思決定会議が行われる。たとえば、新たな標準策定を行うには、PAR(Project Aurhorized Request) という文章が審議され承認される必要がある。この文章は、その要求をするSAの会員やWGなどがら提出され、昨日開催さたれNesCom(New Standard Committee)が審議する。NesCom自身は、PARを承認するのではなく、PARを承認すること、または却下することを、SBに対して上程するという立ち位置だ。
ちょうど、昨日のNesComで、Recommend to disapprove として、却下を上申された案件があっのだが、今日のSBでの議論で、結局は承認となった。下の委員会での決定が覆されることはかなり稀有らしいが、それでもこういうことが起こるのは、各委員会という会議体が独立しているからだ。
しかし、独立しているといっても、その参加メンバは、複数の委員会に出ている場合も多いのだが、それぞれがその委員会での立ち位置と視点で議論に参加しているのは、さすがだなぁと思う。
昼前に日本とミュンヘンでGDPR関係の専門的なサービスをしているEnobyteのC.E.O.と面談。情報銀行のコンセプトやGDPRとの関係などについて、少し意見交換。
午後の便でウィーンに移動し、夜はウィーンでシニュツェル。今回は、フライトの関係でトランジットで寄ったので、どこも見て歩けないけど、食事だけはお約束モノ。さすがに夜なので、ザッハトルテは諦めた。