今日のDTAのフォーラムは、国際連携ネタと不動産ネタのダブルヘッダー。前半の国際連携では、流石にOECDで活躍されたH先生の総合的な考察力はすごいなと脱帽。三年前に、トリノで開かれたG7の時に併催されたI7に出席した時にご一緒したご縁から、今回キーノートをお願いした。現在は、理研の理事を勤められているのだが、その関から今日のパネルリストには、もうひとり理研のM理事が参加。実は、M理事とは、彼が京大の時代にお会いしてたりする。
そんなフォーラムは、国際的なオープンサイエンスの話からコンタクトトレーシングのデータの扱いなどの議論で、最後は民主主義の再考とか信頼できる政府という話に帰結した。
実は、結構というかとても肝なのがこれなんだよね。よく、エストニアの話がこの界隈ではでるのだけど、やれサイズが小さいから云々とか語ってる技術屋視点の人は、こういう部分が見えてなかったりする。
今回のCOVIDは、ある意味戦後の焼け野原みたいな状態に戻るなら、まさに民主主義の再考みたいな、ガラポンのチャンスなんだろうなとも思うのだ。でも、きっと喉元過ぎれば....なんだろうな。
二つ目の不動産の話も、なかなかに興味深くて、不動産にもIDがないんだと気づかされた。いやー、IDなき社会は限界にきてるわ。