今日の昼は、自民党のデジタル社会推進特別委員会のヒアリングで、データ経済によるCOVID-19からの復興というタイトルでプレゼン。四月末から行っているDTAのフォーラムとは別に、今日はエブリセンスとしての提言。
とは言っても、まあ提案の根幹は変わらないきもするが、やはりもう少しポジションニングトークにはなる。結局のところデータが大事な事は、みんな再認識したし、まだまだいまの制度や社会の慣習には、レガシーな課題が山積していることもわかった。
では、どうするかと言えば、誰かがこれらの課題に対し、責任をもって取組み、かつそれが既存のステークホルダとぶつからないことが大事だ。そういう意味で、中立、公平なデータ流通の仲介や決済は、民間がやるとしても、公的性質が強くならざるを得ないという話しをさせてもらった。
ぼくは、中立・公平のためには、仲介者が行う事を限定することに拘りがあるけど、遅々として進まない現状をみると、もう一歩踏み込んだ機能提供がいのかもしれないと考え直している。しかし、そうなるのであれば、逆にガバナンスの面で、より中立性を明確にする必要があるだろうな。
いづれにしても、データというのもが第三者評価できるように財として扱えるようになれば、それは大きな新経済の創出になると信じている。