今日のDTAのWebデータ流通推進フォーラムは、COVID-19で変わる教員というテーマ。今回の一連の学校の休校や外出自粛で、今更ながらにリモート授業が注目されているのだが、インターネットのアクセス網の脆弱性の課題が再燃している。
僕は、平成10年の四国での無線を使った学校の接続からながいこと地域情報化に関わってきた。某県なんて、幼稚園から小中学校まで全て常時接続を20年前に実現したし、その後のADSLの出現とFTTHで、ブロードバンド普及率も本当に進んだ.....と思っていたのに。
ここに来て、家庭にお父さんも、お母さんもテレワークでいて、子供たちは学校の遠隔授業となったら、あれ回線遅くて使えないじゃん問題が出てきたらしい。
たしかに、集合住宅とかだと、実は共有回線が遅かったりというのは、十分にありうる話だ。テレワークのように画像も音声も低遅延となると、こういう問題はかなり影響がある。
いやー、僕らは地域情報化とかいいながら、なにをやってきたんだろうと、いささか自己嫌悪に陥るはなしだったわ。
午後はITRCの運営委員会がZoomで行われて、夜の懇親会もZoom。ここで、ちょっと話題になったのが、Zoomのアカウント管理者がモニターできる参加者の情報というのが、なかなかに痺れるくらいの情報量とのこと。これ、あまり騒がれてないけど、なんか気持ち悪い。
というわけで、まぁ足回り回線は、まだまだ足らないらしい...