今日もITRCの研究会を覗きながら、いくつかのテレカンで昼間の時間は埋められてしまった。
そして、夕方からは、DTAの技術基準関係の打ち合わせがあり、夕食のあとはWEFとデータに関する打ち合わせ、最後は深夜に802.11のClosing Plenary。
データに関する国際的な取り組みとか標準化の話で、今日も主権とかコントロールライトとかな話しがあったのだが、国内の打ち合わせでも利用許諾のようなライセンスの話しだった。
しかし、なにかの主権を主張するこということは、その権利を行使する形が見えないと噛み合わないよなと、つくづく感じる。たとえば、ソフトウェアなりの利用許諾をするというのは、裏返せば利用許諾をしないわけで、それはそのまま他者の利用を制限する権利ということだ。
この辺りの整理が出来てないチームと会話するのは、なかなかにハードルが高くて辛いものがある。
特に、データの場合は、対象となるデータセットとその利用条件というのは、常にバインディングされた状態で考えないとならないと思うのだが、まだそういう感覚を持ってる人が少ないのかな....と感じた一日だったわ。