今日は、朝1番で運営会議にホテルから参加した後、永田町駅の近くのコーヒーショップに移動。そこで、2つのテレカンに参加していたのだが、中国の外相の来日に対する右翼の街宣活動が展開されていて、外の音がものすごく大きい。幸いに、AirPodsProにしていたので、ノイズキャンセラーがものすごくよく働いてくれていたみたいだ。もっとも途中で、片耳外したときにノイズキャンセルが外れると言うトラブルは多少あったけど。
この後12時から、自民党本部で知的財産戦略調査会のヒアリング。自民党本部での、お昼時間の打ち合わせは、カレーライスが定番だったんだけど、コロナの影響なのか今日はおにぎりが出てた。もっとも、残念ながら今日は質疑応答が楽しかったので、口にする事はなかったけど、こういうところも微妙にニューノーマルなんだなと思う。
ここでのテーマは、データの主権の話で、調査会長の林先生も含めて皆さん法学系なので、こちらの素人解説を適切に理解いただけたような気がする。データ流通をやりだしてから、圧倒的に法学系の人との会話が増えてるのだけど、つくづく一つずつの言葉の大事さを感じだ。
一件、立ち寄って拉致の開かない不毛な打ち合わせをしたあと、事務所でスーパーシティの技術提案な打ち合わせ。ここでも、” スーパーシティサービス”なる未定義な言葉が当たり前のように出てきたので、まずはその定義や前提のすり合わせから。
結局のところアーキのテクチャだろうがユースケースだろうが、用語の定義と前提条件の明確な合意なしの議論は意味がない。昔から、よく新しいプレゼン資料やドキュメントを書くときに、そこに新しいというかいままでにない名詞がないかを確認するのだけど、日本語の難しいのは阿吽というか暗黙の共通認識があることが前提になっていることが多い。
これに輪をかけて、ややこしいのはデータの話は、分野によって暗黙知や前提がまったく違うことだ。人と人のコミュニケーションもそうだけど、お互いの前提が違うと噛み合わないので、それをまずクリアするのが第一だ。ところが、ここがキャラで大きくかわる、とにもかくにもクリアしないと話を進められない人と、まぁそこはそこで追々にという感覚の人のバランスがなかなか難しいものだ。
今日は、夕方の東京発のかいじで山梨に戻ったのだけど、最近山梨に戻ると落ち着くなぁと感じるのは、心がどんどん田舎モードになってるのかもしれない。星空とか山影が滲み入るんだよなぁ…
全く、話しは違うけど、大規模なシステム改修がやっと終わった某銀行のネットバンキングシステムをはじめて使おうとしたらうまく使えない。会社では使ってるので、経理担当に聞いたら”IEじゃないとダメですよ”とのお言葉が。まじか….、とりあえずスマホでやったらSafariでも使えたけど、これはまさに前提条件に対する期待が違いすぎる。