今朝は、AIホスピタルのPdとともに、デジタル改革担当大臣と意見交換。私たちの生活において、健康・医療は、デジタル社会かどうかではなく、とても大きな関心ごとだし、重要な社会的な課題をたくさん抱えている。
キャンサーサバイバーとして、三年前に癌の診断を受けてから、僕は患者の立場でそれまでの人生での累計とは、全く比較にならないほどに医療機関にお世話になっている。その上、先々月には、骨折で人生初の手術まで経験し、いまはリハピリまで通っている。
そんなプライベートな事情のうえに、偶然とはいえSIPのAIホスピタルでのSubPDという仕事に従事していて、本当に医療の現場のアナログ的な部分、ディジタルで変えられること、変えて欲しいことをたくさん見ているし、感じている。
そして、このプロジェクトで師事している中村先生の真摯でブレのない患者や医療に対する思いは、本当に横でみていて頼もしい限りだ。
一方で、これたまデジタル庁創設とデジタル社会の実現に邁進している平井大臣の姿勢も同じで、真っ直ぐなのが頼もしいなぁ...と、二人の意見交換を聴きながら感じ入ってしまった。
やはり、デジタル社会の鍵は、データ主権のあり方で、医療データのポータビリティも不可侵な聖域ではないということを、そろそろみんなが言い出してほしいとこだ。