台風9号の影響で、中央線は昨夜から不通になっていた。 週末なので山梨に帰るためにJR東日本の列車運行情報のを確認したら、午後になっても塩山-高尾間で"運転見合わせ"という明け方4時くらいに更新された情報が最新になっていた。 ところが、昼に実際に駅で聞いたら既に運行再開しているという、そのご午後3時近くになって、このページの内容が"遅延"に更新された。 どうやら、こういう時のサイトの運行情報というのは、いまひとつ即時性に問題があるようだということを知った。 しかし、これは、おそらくは緻密に連携している情報システムがあるにも関わらず、サイトに乗せる情報は、どこかで人が介在し、再入力したり再生しているせいだろう。 システム設計では、情報の生成−参照−消滅というスコープサイクルを整理することが大事なんだけど、どうも大規模かつ歴史あるシステムの場合には、複数の箇所で、同様な情報が生成されたり、再入力されたりという無駄と無理が多いのは、システムを作る組織や人(政治)な問題なのだろう。