個人契約しているPHSについて、WEBから登録してある住所変更をして随分経過しているのに、請求書が相変わらず古い住所に送付されてくる。 サポートに電話をして確認したところ、WEBの会員登録情報と契約情報の変更は別なので、契約情報の変更もする必要があるとのことだ。 別に異なるサービスや異なる会社との話ではないのに、これはとても不便だ。 某航空会社などでは、会員情報の登録変更をしようとしたときに、クレジットカードとの連携があったら、そちらの修正ページへとまず誘導し、そこでの修正手続きが終わると、自動的に会員情報の登録も修正されていた。 こういう情報の生成と一元管理については、やはりシステム設計の質で差がでるようだ。 社内の情報システムなどでもそうだけど、情報の生成と管理が重複している事は、かなりある。 まさに、温泉地の古い旅館のように屋上屋を重ねているわけで、こういうのはシステム上の脆弱性となる。 この辺りの感覚は、ソフトウェアエンジニアでなくても、物事の理解をすするうえで、重要なのだけど、日々の仕事の煩雑さが、綺麗なアーキテクチャよりも優先するのが現場なのだろう。