LAX在住の台湾人の友人が商用の飛行機を利用した通信網構築のパテントを持っているのだけど、この技術のプロモーションビデオができた。 Broadband over Commercial Aviationというもので、早速Yutubeでビデオの出来を見てみろと連絡してきた。 こういう、ビデオとかも簡単に、多くの人が参照できる形で公開することが、本当に簡単になって便利だ。 彼のパテントは、最初に聞かされた時に、絶対そんなのパテントにならんと言ったのだけど、アメリカではちゃんとパテントとして認められて、いまはいろいろと事業化調査なんかをしている。 確かに、いまや上空にある民間航空機の密度は相当に高くて、これらを通信インフラの一部として利活用するというのは、衛星をあげるよりも安上がりではある。 アクティブアレイアンテナの技術とかも進歩しているので、技術的な実現性は相当に高い。 日本でも旧CRLなどが成層圏プラットホームといって、成層圏に飛行船を飛ばして通信プラットホームにしようというプロジェクトを行っていたけど、残念なから過去のものとなってしまったようだ。 イリジウムやコネクションボーイングなども、なかなかぱっとしなかった。 それでも、こういう大胆な構想っていうのは、人々を引きつける魅力があるし、夢がある。 彼とは、本当に古い友人で、尊敬する天才技術者の一人なので、このプロジェクトが形はどうあれ花咲いてほしいと願うものだ。