1998年頃に考案した、ダイナミックTDMAというアルゴリズムは、アマチュア無線のような自律分散型の無線局間で、衝突回避をしながら、多重化するというアルゴリズムだった。 当時、特許も取得して、実装も行い、一部は製品化もした。 この時、アマチュア無線のコミュニティであるPRUGの技術発表会で発表するために書いたペーパーが、大学の研究論文で参照されたのを知ったのは、ずいぶんあとのことだ。 最近、議論している研究ネタで、この時の資料を探す必要が生じ、久しぶりに関連情報も探ってみた。 メッシュネットワークやアドホックネットワークの分野は、ここ数年活発だったのだけど、その分野では類似の研究(TDMA系)が相変わらず研究ネタになっているようだ。 ということで、来週は久しぶりにこれ系の学会DICOMOにも参加するので、すこし若い人の発表も聞いてこよう。