あいもかわらず、流行もの好きが多いようで、ホワイトスペースに関する勉強会とかの話が舞込んでくる。 しかし、何を勉強するんだろう。 ホワイトスペースが何かとか、それをどうしたいとかじゃなくて、ただ流行で最先端ぽいから、その研究会をやりましょうみたいな乗りで、どうも言葉を使ってみたいだけなものが多い。
過去15年くらい、日本にもたらされた電波ネタって、こういうのばかりだ。 たちの悪いのは、電波解放とか電波がキーワードなので、宣伝文句だけを鵜呑みにして、制度設計とか規制緩和を語る人達が沢山でてくることだ。
「スペクトラム拡散にすれば、他の電波利用と共存できる。」、「UWBにすれば、高速、広帯域で既存の周波数でも使える。」、「WiMAXになれば、光なみの通信が高速、非見通しでも大丈夫。」なんて言葉ばかりが一人歩きしたけど、どうなったの? と言いたい。
シャノンの法則を超えるなにかが発見された訳じゃあるまいし。
こんどは、ホワイトスペースがみとめられば、xxxだ。 みたいな話が踊りだす。 流行ものを追うだけのかじり知識での制度議論とかはやめてほしい。