先月沖縄で開催されたIEEE802Wireless Interimの際に、地元主催のレセプションのセレモニーで、泡盛の仕次式を行なった。 泡盛は、素焼きの甕で保存されるのだが、これは空気を通すので徐々に蒸発していく。 そこで、毎年新しく醸造したものを順次注ぎ足していくことを仕次というそうだ。 いろいろなお祝いの時に、古酒をあけるとともに仕次をするようだ。 今回のセレモニーで甕に入れたのは、2010年醸造の泡盛で、古酒にするには、少なくとも三年は仕次しながら熟成させる必要がある。
今回は、沖縄側の人達がこのセレモニーを段取りしたのだけど、日本人としてこの式に僕が選任された関係から、この泡盛を記念に授かって、先日山梨の家に届いた。
折角なので、これからこれを仕次していけば、丁度僕の進めているIEEE802.11aiの標準化がパブリッシュされるタイミングで良い古酒ができることになるので、それまで大事に育てることにする。 それにしても、9000ml = 五升って、でかいぞ。