ケーブルテレビ連盟の委員会で、公衆無線LANについての講演。 ケーブルテレビ業界は、通信業界の競争に巻き込まれるとともに、光TVやインターネット動画配信との競争もあって、いろいろと厳しい状況にある。
それでも、大きいところでは、数万の加入者を抱えているし、広域に展開する会社などは、数十万規模になる。
今日は、公衆無線LANの話だったけど、ケーブルテレビ業界は、数年前に地域Wi-MAXに46社も参入し、今日の会合に参加していた事業者のいくつかもWi-MAXを展開しているそうだ。 しかし、その規模は小さいし、はっきりいって全体としては、地域Wi-MAXは再編されるべきだろう。
折角、こういう業界団体があるんだから、うまく意思統一をして、地域Wi-MAXを返上して、あの周波数をUQかXGPに再割当させて、その移行費用を再割当先に負担させるとともに、MVNOの展開をすれば良いのではという、私的な意見も述べさせてもらった。 これは、電波政策としては、電波資源の再利用という意味で、オークションするかしないかで話題を集めているUHF帯と同じくらいインパクトのあることだ。