とある業界団体にて講演を頼まれて、無線LAN関係の話をする。 この団体は、レガシーな団体で参加企業というのは、もうインターネット時代とは全く違う、古い文化の権化。 問題は、会員企業がサービス展開をするには、技術力や監督官庁との調整などがいるために、歴史的にベンダーがしっかりと食い込んでいることだ。
しかし、こういうベンダーの人達って、本当に自分達の提案しているものが顧客の利に沿っていると自信をもっているのか甚だ疑問に思う部分が多々有る。 顧客が技術や制度に明るくないことを良いことに、重厚長大な製品やシステムや役務を提案しているとしか思えない部分があって、そういうのをみるとこの人達はメーカーとして矜持がないのではと悲しくなる。
今日も、前回会合の議事録の資料を見ていたら...時代にまったく合わない内輪理論に輪をかける提案発言が記載されていて唖然としてしまった。
あまり、正直すぎるのは商売下手なんだろうが、技術屋がシロアリ商法的な事をするのは、端で見ていても虚しいばかりだ。